老舗ウォッチメーカーが体現する、働く男の“紳士像”
ことビジネスシーンにおいて、腕時計は単なる計器ではなく着用者の特徴を代弁するような役割を担う。第一印象がカギを握る場では、周りの目を気にしながらも自分好みの1本を身に着けたい。派手すぎず、かといって無難すぎてもつまらない。そんなジレンマと戦う大人は多いはずだ。そこで選択肢に入れたいのが2020年1月に発売となった『ティソ』の新作。1853年の創業以来オーセンティックなデザインとモダンなアイデアで紳士を満足させてきた、老舗ウォッチメーカーらしい隙のない作りが光る。
今作「ティソ ジェントルマン オートマティック」は、現代的な腕時計が定着し始めた60年代に実在したモデルをルーツとする。ゆえに見た目はクラシックかつエレガント。シンプルなラグやベゼル、面取りと磨きで美しく仕上げたバーインデックスといった奇をてらわないデザインは、大人の腕元を嫌味なく彩ってくれるはずだ。針にはスーパールミノバが塗布され、暗所での視認性も問題なし。さらに、ムーブメントは『ティソ』自慢の「パワーマティック 80 シリシウム」を搭載し、80時間のロングパワーリザーブと高い耐磁性能を両立した。端正でマジメな顔つき、そしてパワフルかつ正確な仕事ぶり。まさに無敵のビジネスパーソンを絵に描いたような腕時計ではないだろうか。
また、ストラップが2種類用意されている点も実に心にくい。ポリッシュとサテンの磨き分けが光るSSブレスレットか、ホワイトステッチがアクセントに効いたカーフレザーストラップか。シンプルで腕馴染みの良い2つの選択肢の中から、より自分のライフスタイルに沿ったモデルを選びたい。しかも今なら、オリジナルのNATOストラップがもらえるキャンペーンも実施中。バイカラーで仕上げられたカジュアルなストラップは、その適度な遊び心により、今作をオンだけでなくオフシーンにおいても頼れる存在に仕上げてくれる。品行方正なルックスと高い信頼性だけでなく、オケージョンに応じた気配りまで見せる『ティソ』の新作には、いい大人が学ぶべきポイントがたくさん潜んでいるのだ。
Text_Naoki Masuyama
Text_Naoki Masuyama
DATA
ティソ03-6254-7361https://www.tissotwatches.com
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