香水ブランド12選。男性につけてほしいおすすめをピックアップ
香水はいい香りを漂わせるだけでなく、印象付けにも効果的。だからこそ、自分が演出したい雰囲気に合わせて、香水を選ぶことが重要なんです。おすすめの香水を紹介します!香水は効果アリ! 女性は男性のほのかな香りに心ときめくもの
嗅覚は五感の中で唯一、記憶や感情を司る脳へダイレクトに働きかけます。だから、香水をただ良い香り付けだけに使うのはもったいない! 相手への印象付けにも効果的なので、爽やかなイメージや知的なイメージなど、自分が見せたいイメージに合わせて香りを選ぶことが重要です。
香りの印象別、男性におすすめしたい香水を女性ライターが厳選
ただいい香りをまとうだけでも印象アップはできますが、香りの種類によって印象を操作することも可能です。なりたい印象に合わせて香りを選べば、より理想の自分に近づけるはずです!
おすすめの香り1:誰からも好かれる爽やかな印象を与えたいなら、シトラス系の香り
男女、年齢問わず、多くの人が好む香りを求めるなら、フレッシュなシトラス系が間違いなし! レモン、グレープフルーツ、ライム、ゆずなどは、私たちが子供の頃から身近にあった存在。なので、誰からも好まれやすい傾向にあります。清涼感があり爽やかな印象を振りまき、季節問わず1年中使えるのもポイントです。香水初心者にもおすすめしたい香りの1つ。
ブランド1
『ジョルジオ アルマーニ ビューティー』アルマーニ コード コローニア
知的でエレガントな男性を演出するコローニアのノートはシトラス・アロマティック。カジュアルな香りで、爽やかな印象を後押ししてくれます。親しみやすさもアップするので、初対面の人が多い飲み会などで使うのもおすすめ。柑橘系の爽やかさに甘みを加えたベルガモットやマンダリンの香りから始まり、桜のような甘く奥深いトンカビーンやムスクのラストへ移り変わります。
ブランド2
『ディオール』オー ソバージュ
『ディオール』初の男性用香水として1966年に登場して以来、人気が衰えることのない名作。さっぱりとした柑橘系のノートとは一転、ラストでは男性的なウッディ系のベチバーの香りが漂います。爽やかさに満ちたシトラスシプレーの香りではありますが、とても深い香り。落ち着いた雰囲気も演出してくれます。
ブランド3
『ジョー マローン ロンドン』ライム バジル&マンダリン コロン
同ブランドの代表作ともいわれる、万人受けする香水がこちら。フレッシュライムに、バジルと香り高いホワイトタイムが加わった爽やかさが高評です。甘みと苦味がジャストバランスで、ワンプッシュだけでもすっきりします。シーンを選ばないので、ファースト香水にも◎。コロンで香りが飛びやすいので、香らせたい直前につけてみてください。
おすすめの香り2:大人っぽく落ち着いた雰囲気を醸し出すなら、ウッディ系の香り
樹木の皮、葉、枝などから抽出されるウッディ系の香りは、森林をイメージさせ、相手をリラックスさせてくれます。なかでもサイプレスやサンダルウッドは、落ち着いた雰囲気を演出するので、身にまとうと自然と大人っぽくも見せられます。また鎮静作用もあるので、自身がイライラしているときなど、心を落ち着かせるためにつけるのもおすすめです。
ブランド1
『ブルガリ』プールオム ソワール オードトワレ
アロマ感のあるウッディ系で安らぎを感じる香りですが、ラストではアンバーやムスクが漂いロマンテックな雰囲気も演出してくれます。プールオムコレクションの中で最もセンシュアルでエレガント。カリスマ性のある男性イメージに仕上げます。とくに落ち着いた雰囲気が漂いますので、朝というよりも夕方以降での使用がおすすめです。
ブランド2
『メゾンマルジェラ』レプリカ ジャズ クラブ オードトワレ
ブルックリンのプライベートジャズクラブでシガーを片手にゆったりとした雰囲気を楽しむイメージからインスパイアされた「ジャズクラブ」。甘さも感じさせながら落ち着きのあるウッディな香りがブレンドされた香りは大人の日常にうってつけでしょう。
ブランド3
『ジバンシイ』ジェントルマン オンリー
ウッディ・ネオアロマティックが香調のジェントルマン オンリー。エレガンスをたたえた現代の紳士のための香りで、その名のとおりスマートに振る舞える男性をイメージさせます。幕開けはスパイシーな香り。そして、次第に主張のある男性らしさを演出するウッディの香りへ移り変わります。最後はインセンスなどが官能的な魅力を放ち、圧倒的な存在感を放ちます。
おすすめの香り3:男の色気をさりげなく演出するなら、オリエンタル系の香り
ムスクやアンバーなど、動物性の香料を主としているオリエンタル系の香り。独特な甘みを持ちつつ、スパイシーさもあるのが特徴です。セクシーなイメージを伴う香りなので、彼女とのムード作りにも最適。ただし、重さのある香りなのでつけるときは量を少なめにするのが鉄則です。食事デートでは、手元ではなくひざ裏や足首など下半身につけるなど配慮を。しっとりデートを楽しみたい大人にふさわしい香りです。
ブランド1
『ドルチェ&ガッバーナ』ザ・ワン フォーメン オードパルファム
グレープフルーツの爽やかな香りにコリアンダーやバジルのスパイシーな香りを加えたトップ。徐々にジンジャーやカルダモンの香りが漂い始めます。情熱的な男らしさを引き出していくので、プロポーズなどここぞというときに使っても◎。カリスマ性の高い魅力的な男性を演出してくれます。
ブランド2
『トム フォード ビューティー』ノワール デ ノワール オードパルファム
中国の陰陽思想を取り入れた変わり種の香水です。リッチで女性らしいローズなどのフローラルの香りにブラックトリュフやウードウッド、オークモスなど土を彷彿とさせる男性的な香りをブレンドしています。ユニセックスの香りになるので、香りの好みがわからない女性と出会うときにもベター。温かみのある男性の雰囲気に、女性は惹かれるはず。
ブランド3
『ペンハリガン』エンディミオン コロン
主張しすぎないとてもソフトなオリエンタル・スパイシーの香りが魅力。ラベンダーやセージの香りに包まれたシャープな香りが開き、ほのかな甘さを添えるコーヒーアブソリュートの香りへ。ラストはスパイス、レザー、インセンスなどの官能的なオリエンタルに変化。ソフトながらも力強い男らしさを演出するやさしい香りで、センシュアルな気分へと導きます。
おすすめの香り4:上品で華やか! エレガントな男性に見せる、フゼア系の香り
フォーマルな場にふさわしいとされるフゼア系の香り。植物のシダの香りをイメージしたラベンダー、ベルガモット、クマリンを基調としていて渋めの雰囲気が特徴です。クールで落ち着きを演出したい、知的な印象を与えたい、そんな人に最適です。仕事ができるイメージ訴求にも有効!
ブランド1
『シャネル』エゴイストプラチナム
社交場で映える華やかで個性的な香りで、香調はフゼア グリーン。ラベンダーとローズマリーのフローラルハーブから始まり、ミドルではクラリセージとゼラニウムで品格のある男性を演出します。ラストはアンバーなのでやさしい雰囲気も。軽やかなきらめきも持ち合わせたクールな雰囲気を目指したい人におすすめの香水です。
ブランド2
『カルバン・クライン』シーケービー
男性のみならず、女性にも人気の高いユニセックスタイプ。90年代の代表である本作は軽やかな香りなので、暖かい季節にぴったりです。ベルガモットのシトラスの香りから始まり、ミドルではマグノリアやピーチなどのフローラルの香りをやさしく漂わせます。華美になりすぎない落ち着いた香りなので、大人の男性にも好適。オフの日の香水として使ってほしいアイテムです。
ブランド3
『アランドロン』サムライ47
幕開けは柑橘系でとてもフレッシュ。そこから徐々にラベンダー、ホワイトエッセンスなどの香りが漂い爽やかさはMAXに。最初は爽やか一辺倒ですがラストは一変。ヒノキやサンダルウッドなどの木々の香りで、一気に落ち着いた大人イメージへと変わります。赤穂浪士47人がテーマの本作は、47種もの香料を世界中から集めた稀有な香水。なかでも日本的な香料が多いため、日本人の心を落ち着かせてくれます。
大学時代より女性ファッション誌にてキャリアをスタートし、ライター歴はや18年。現在は、女性誌・男性誌のエディター/ライターと並行し、育児に奮闘中。