Gショックの電波ソーラーモデルを探すなら。押さえたいおすすめと注意事項
自動的に時刻のズレを修正し、太陽光などを動力源に変える電波ソーラー機能。その長所などに触れながら、『Gショック』の搭載機からおすすめモデルをご紹介しよう。メリットとデメリットは? 電波ソーラー時計の特徴を知る
電波ソーラー腕時計とは、標準電波を受信し自動的に時刻を修正する機能と、ソーラー発電機能を備えたもの。一般的に腕時計は、おおよそ1か月に±15秒の誤差が生じるといわれている。その誤差を自動的に修正してくれるというわけだ。また、文字盤にソーラーパネルが仕込まれており、光を動力源に変え内部の充電池に蓄えられる。そのため、たとえ光を得られない暗闇の中でも動き続けることができるのだ。
便利ではあるものの注意すべき点もある。例えば、電波を受信することでズレを修正するが、裏を返せば電波が届かない、ないしは届きづらいところでは機能がノッキングしてしまう。また、世界標準電波に対応していないと、渡航した際に機能が発動しないことも。
電波ソーラー搭載によって『Gショック』はこう変わった
『Gショック』が掲げる理想は、堅牢性に先進のテクノロジーを搭載することで生み出される機能性と操作性を加えたオールマイティタフという概念。象徴的な要素が、標準&GPS電波受信機能でありソーラー充電機能だ。世界のどこでも最短7秒で時刻を修正し、独自のソーラーシステムにより太陽光だけでなく蛍光灯などの光も動力に変換。絶対的時刻精度への自信と半永久的な動力の確保により、あらゆる大人たちにうれしい1本となっているのだ。
『Gショック』の電波ソーラー搭載モデルなら、これ。ライターが推す10モデル
無類のタフネスさこそ『Gショック』の真骨頂。これに異論の余地はない。ただ、そこで進化の歩みを止めないところに『Gショック』たる所以がある。電波ソーラーはその1つ。数ある名作の中でも、独自のテクノロジーが落とし込まれた10本をご覧あれ。
アイテム1
GMW-B5000D-1JF
初代としても知られる「DW-5000C」の系譜で、“モジュールの進化”をうたいフルメタル化を実現した35周年記念作。新たな耐衝撃構造の導入、最新エンジンの搭載、マルチバンド6の採用など、オリジンの意志を継承しながら見た目だけでなく内部もアップデートさせている。
アイテム2
GST-W330AC-3AJF
タフネスのさらに先を体現したモデルこそ異素材の融合を試みた「Gスチール」シリーズ。こちらはミッドサイズの「GST-W330」をベースに、ステンレス素材のベゼルに鋳造によるローレット加工を施したなんとも男らしい1本。カーキのコーデュラ ファブリックとのコンビがミリタリー感を煽る。
アイテム3
GWX-5700CS-7JF
『Gショック』のスポーツラインとして、エクストリームスポーツの世界的プレーヤーたちから信頼を一身に集める「G-ライド」シリーズ。薄型の「GWX-5700」が大元なだけに装着性は抜群。電波ソーラーや世界中のサーフスポットの潮汐データをプリセットしたタイドグラフなど、機能面も抜かりなし。
アイテム4
GXW-56-1BJF
あらゆる方向からの衝撃に耐え抜くことをテーマにした「GX」シリーズは、まさに堅牢さを強みとしてきた『Gショック』を象徴するようである。2層ウレタンベゼルとインナープロテクターによる新耐衝撃構造は無類の強さを発揮し、ケースサイズは『Gショック』史上最大。
アイテム5
GBD-H1000-7A9JR
スポーツシーンやワークアウト時の最高のパートナーなりうる「G-スクワッド」シリーズ。心拍計測が可能な光学式センサー、歩数計測ができる加速度センサーなどを搭載し、専用アプリとの連携でトレーニングを管理・分析できる。スケルトン樹脂によるクリアケースも爽快。
アイテム6
MTG-B2000BD-1A4JF
異素材の融合と最先端のイノベーションが落とし込まれた『Gショック』の最上位機「MT-G」。その最新は、新開発のデュアルコアガード構造による頑丈さは言うに及ばず、メタル特有の質感をそのままに実現させた軽量さに驚かされる。各所に挿した好配色も出色。
アイテム7
AWM-500D-1A8JF
数多あるモデルの中でも名作の1つに数えられる『Gショック』初のアナログ式「AWM-500」シリーズ。そのDNAを引き継ぎ初のデジタル×アナログモデル「AW-500」をベースにフルメタル化。ベゼル各面にミラーとヘアライン仕上げを施し、いっそう端正な顔立ちに作られている。
アイテム8
GWN-Q1000NV-2AJF
丈夫さに加え特殊機能も搭載した「マスターオブG」シリーズは、過酷な環境に挑む男たちにふさわしい。中でもガルフマスターは海上での作業に特化した1本で、こちらは海の男を表すマリンカラー。制服の胸元に輝く階級章をイメージしたゴールドの装飾も豪華だ。
アイテム9
GWG-1000WLP-1AJF
90年代よりコラボを通してあらゆる環境保護団体をサポートしてきた『Gショック』。こちらもその一環で、アフリカの野生動物保護や人々の生活改善を目指すWILDLIFE PROMISINGとのコラボ作である。ベースは陸地のタフな環境をものともしない、防塵、防泥に優れるマッドマスター。
アイテム10
AWG-M100SBC-1AJF
扱いやすいコンパクトサイズにデジタルとアナログの融合が特徴的な「AWG-M100」シリーズは、実用性の高いモデルとして人気。こちらはクールなビジュアルにこだわりオール黒で表現。さらに、メタルコアバンドの採用によりさらに着用感を増している。
電波ソーラー搭載の『Gショック』だからといって“半永久的に使える”ワケではない
『Gショック』では、わずかな光でも発電する独自のソーラーパネルを採用。大容量の二次電池と組み合わせることで各種機能の駆動の安定化を図っている。しかも、一般的なソーラー電池の認識とも相まって、誰もが半永久的に使用できると思いがちだ。しかし、二次電池はいわば消耗品。劣化もするため使用には限りがある。一般的には5年以上使用した場合、その症状が徐々に表れるとも。使用する際は、ぜひとも頭に入れておきたいところだ。
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菊地 亮
地方の出版社にて編集を経験した後、独立。フリーのエディター・ライターとしてメンズファッションを中心に、スポーツ、グルメ、音楽など幅広い分野で活動。現在は、生まれ故郷である岩手県、そして東北の魅力を発信すべく東奔西走中。