大人に刺さるデザイン性と機能性。リーボックのランニングシューズで走ろう
名作「インスタポンプフューリー」をはじめ、『リーボック』には魅力的なランニングシューズが多数存在する。その魅力を掘り下げつつ、今おすすめのラインアップをご紹介。テッキーなデザイン性で洒落感アップ。『リーボック』のランニングシューズ
世界中で愛されるフィットネスライフスタイルブランド『リーボック』。永世定番である「インスタポンプフューリー」も、実はランニングシューズとして生まれたというのはご存じだろうか。それが今ではファッションアイテムとして厚い支持を受けるなど、斬新なデザイン性と実用的な機能性を併せ持つ唯一無二のシューズ作りで確固たる地位を築き続けている。さらに、機能的なデザインアプローチ(=テッキーさ)が街履きとしても大きく貢献。今のスポーティな足元形成に欠かせないブランドの1つとなっているのだ。
もちろん、テッキーであるのは見た目だけを重視した結果ではない。ご存じ、ひもを使わないフィットシステム“ザ ポンプ テクノロジー”や、うねらせることで衝撃を分散させるアウトソール“ジグ”など、その革新的なルックスがつい注目されがちではあるが、それらはいずれも人体構造や各部位の動きなどが綿密に考えられたうえで開発されている。そのため、ランニングをはじめトレイルやトレーニングなど、あらゆるアクティブシーンで『リーボック』はプロ・アマを問わず多くのファンを獲得しているのだ。
『リーボック』のランニングシューズを狙うなら、まずこの2モデルからチェック
“革新的な機能”と“テクニカルで独創的なルックス”の融合で我々を魅了する『リーボック』のランニングシューズ。その魅力を存分に堪能できるモデルといえば、「インスタポンプフューリー」と「ジグ キネティカ2」だ。新旧の革新的な機能システムを搭載する唯一無二の外観を持った2モデルからは、ブランドのアイデンティティを強く感じられるはず。また、履き心地の良さやファッションとの親和性の高さから、デイリーでも履けるランシューとしておすすめしたい2足だ。
モデル1
インスタポンプフューリー
1994年にランニングシューズとして発売され、その圧倒的に“奇抜”なデザインにより一気にスニーカーシーンの定番へと駆け上った『リーボック』の代名詞的モデルが「インスタポンプフューリー」。なかでもファーストカラーとして登場したブラック・イエロー・レッドの通称“CITRON”はなかなか手に入ることはなく、復刻版でもプレミアがつくほど人気の1足。発売からもうすぐ30年を迎える歴史あるモデルは、現在もデザインや機能を一新した後継モデルが発売され、足跡を残し続けている。
「インスタポンプフューリー」最大の特徴が“ザ ポンプ テクノロジー”。アッパーに搭載されたボタンを押すことで内部に空気を注入でき、それによりシューレース不要で足にフィットさせる仕組みで、今もなお斬新かつ未来的な機能だといえよう。また、レース付きのスニーカーに比べて構成要素が少ない分、軽量でクッション性にも長けていて履き心地は抜群。さらには各パーツで色や柄を変化できるため、バリエーションが果てしなく多いのも面白いポイントだ。
“CITRON”のようにインパクトのあるド派手なカラーリングであればシンプルなコーディネートのハズしとして採用するのが大前提。他アイテムまでも色や柄を駆使してしまうとどうしてもそれぞれが喧嘩してしまうため扱うのが途端に難しくなってしまう。春夏シーズンであれば、トレンドを意識したボリューミーなTシャツとショートパンツの合わせ、そこへ気の利いた小物とともに「インスタポンプフューリー」を加えるくらいが大人の遊び心としてちょうどいい塩梅にまとまるはずだ。
モデル2
ジグ キネティカ2
2009年にランニングシューズとして登場した「ジグ」は高い推進力とクッショニングを生むアウトソールのジグザグ形状が最大の特徴。その高すぎるパフォーマンス力は、ドーピングシューズとしてとあるマラソン大会で着用が禁止になったという逸話があるほど。そんな高い機能性を持つアウトソールシステムを見た目、パフォーマンスともに継承しつつ、よりシンプルで都会的なルックスに進化させたモデルがこの「ジグ キネティカ2」だ。
「ジグ」が文字通りジグザグ状のソールだったのに対し、本モデルのソールは切れ込みを入れることで高い推進力を実現している。前作の「ジグ キネティカ」自体、「ジグ」の本格性能にファッション性を兼ね備えたモデルとしてローンチされていることから、その後継である「ジグ キネティカ2」はデザイン性にもかなりのこだわりが込められていることが窺える。流線的なサイドパネルや近未来的なアッパーデザインなど、どれをとっても革新さを意識せざるを得ない。
夜道でのランを想定した発光パネルや原色ソールなど本格的な仕様もラインアップされているが、街履きならばワントーンモデルをレコメンドしたい。ワントーンとはいえ単一的な1色というわけではなく、素材やパーツによってトーンが微妙に異なるため、奥行きのあるグラデーションが生まれている。その色味を最大限生かすためにも、あえてコーディネートも同系色でまとめるのがおすすめだ。
こちらも見逃すことなかれ。『リーボック』のランニングシューズ厳選10足
『リーボック』らしさを感じたいならば、上記の2モデルがはじめの一歩として最適。……ではあるものの、例えば2足目を選びたい、またはもっと用途を限ってセレクトしたい、という場合には以下の10足はいかがだろう? 機能性・デザイン性・コスパなど、それぞれに優秀ポイントが異なるモデルを厳選したので、理想のランニングシューズに出会うべくぜひ参考にしてみてほしい。
アイテム1
ジグ パルス4
前述のハイパフォーマンスアウトソール“ジグ”を、原初モデルの「ジグ テック」そのままの形状でアップデートさせたモデル。強くうねった形状のアウトソールが衝撃吸収と高い推進力を誇る。本格的なランニングはもちろんのこと、このユニークな形状をファッションとして楽しみたい人にもおすすめ。
アイテム2
ジグ 3D ストーム ハイドロ
同じくジグテクノロジーを採用したモデル。「ジグ キネティカ2」同様の切れ込みが入ったソールと反発力に優れたクッショニングにより、軽やかな足取りをサポートしてくれる1足だ。また、ジップによるクロージャーシステムや複数の素材をMIXしたレイヤアッパーにより近未来的なデザイン性が強く打ち出されている。
アイテム3
フロートライド グロー
昨今のスニーカー業界の1つのキーワードとして挙げられる”エシカル”。本モデルはトウゴマから作られたエナジーフォームを採用したことで、環境に配慮した現代的な1足となっている。環境問題だけでなく、もちろん機能性にも抜かりなし。275gの軽量性、サポートフレアヒール構造によるアキレス腱への圧迫低減など、ランニングシーンのお供としても磐石だ。
アイテム4
ドリフティウム3
『リーボック』の有する経験と技術により、デイリーに履けるランニングシューズとして高いコスパを誇るのがこちら。通気性に優れたメッシュパンプに、サイドストライプとサポート力のある半透明のケージを組み合わせることで、足をしっかり固定して履き心地を向上。さらに軽量のミッドソールが一歩一歩を快適なものにしてくれる。日常的な運動シーンに不足なく、アンダー6,000円というやさしい価格帯が実に魅力的。
アイテム5
エナジーラックス3.0
屈曲性に優れたソフトなテキスタイルをアッパーに採用。足馴染みが良く、ランニングやウォーキングなど日常的なエクササイズに最適な仕上がりとなっている。また、インソールには柔らかな足当たりのメモリーテックを採用したことで履き心地が快適に。軽く使い勝手が良いことと、アンダー1万円の安価帯ということもあり、ジムや体育館などの室内履きとしても有効だ。
アイテム6
リクウィフェクト スプリング
オーソドックスなランニングスタイルを貫く1足。経時的に劣化しないリクウィフェクト注入ヒールクッショニングを搭載することで快適な履き心地を実現し、いつでも安定したランニングを楽しむことが可能。また耐久性とグリップ力を高めるフルラバーアウトソールに加え、ソフトなメッシュアッパーが通気性を高め、足をクールに保ってくれる。汗ばむ季節のランニングシーンにうってつけのフットウェアだ。
アイテム7
プレミア ロード モダン
『リーボック』のランニングアーカイブから着想を得たシューズ。ワンピース構造の成型アッパーにレイヤード感のあるメッシュインサートをあしらい、幾何学的なデザインへと昇華させている。いわゆる“レトラン(レトロランニング)”にあたる部類だが、見た目としても新鮮で、デザインはファッションアプローチが可能なほど洗練されている。
アイテム8
サブライト レジェンド2
アクティブなライフスタイルのお供として作られた「サブライト レジェンド2」。極めて軽量なアッパーを搭載し、厚底ヒールとメモリーテックインソールを備えることで、履いた瞬間にため息が出るほどの心地良さが実感できるはずだ。またフューエルフォームミッドソールが優れたクッショニングと反発力を発揮し、一日中快適な履き心地を継続してくれる。
アイテム9
エンドレス ロード2.0
「エンドレスロード」と冠された名前の通り、目の前に続く長い道を踏破すべく設計されたランニングシューズ。通気性の高いメッシュアッパーとサポート力のあるオーバーレイを装備することで、ランナーの果敢な挑戦を支えてくれる。軽量で高いクッショニングを持つことで、スタートからフィニッシュまで快適な足運びを実現。
アイテム10
DMX トレイル シャドウ
ランニングシューズの中でもより険しい山道を踏破するために作られたトレイル仕様の1足。耐久性のあるアッパーに深めのトレッドパターン、そしてラバーコーティングしたマッドガードが正統派のアウトドアスタイルを表現している。シティランのようなシャープでモダンなイメージではなく、どこか武骨でボリューミーな出で立ちはトレイルランナーでなくても惹きつけられるに違いない。
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