ナイキのスニーカー20選。新作と人気作からおすすめを厳選
老若男女を問わず、多くのフォロワーを獲得し続けている『ナイキ』のスニーカー。最新モデルから定番まで、いま入手できるラインアップから20モデルを厳選して紹介します。『ナイキ』のスニーカーを愛する大人たちへ。最新作はチェック済み?
先進的なテクノロジー&デザインで、幅広い世代を魅了し続ける『ナイキ』のスニーカー。特に、名作揃いの'90年代~'00年代に青春期を過ごしたというhandbag世代には、ファンも多いことでしょう。そんな皆さんにおすすめしたいモデルを、豊富なラインアップから厳選しました。まずは誰しもが気になる最新作。過去のアーカイブを蘇らせた復刻モデルから、最先端の履き心地を体感できるハイテクモデルまで、いま押さえておくべき10モデルがこちらです。
アイテム1
ナイキ エア マックス ズーム950
誕生から25年を経て、定番モデルの1つとなった「エアマックス 95」にトリビュートをささげる本作。印象的なグラデーションパネルを、ボーダー状のTPUを圧着することで表現し、アッパーも軽量なメッシュ素材へと一新。またソールユニットには2つの“ズーム エア ポッド”と“270°マックスエア”が搭載された、最強のアップデートモデルといえる。
アイテム2
ナイキ スペース ヒッピー 04
工場から出た廃棄素材を蘇らせ、循環性を重視した大胆なデザインに仕上げた実験的なフットウェアコレクション。その中でも最軽量かつ、二酸化炭素排出量も最少に抑えることに成功したのが本モデルだ。リサイクル素材がもたらす表情豊かなアッパーと柔らかなクレーターフォームミッドソールの出会いが、快適な履き心地とユニークな佇まいを生み出した。
アイテム3
ナイキ ブレーザー ロー '77 ヴィンテージ
昨年から人気継続中のレトロモデルだが、その新たな注目株となっているのが『ナイキ ブレーザー』だ。柔らかなレザーアッパーには、上質のスエード素材による補強パーツと大ぶりなスウッシュが主張。日焼けしたようなセイルカラーのソールも、ヴィンテージの名に恥じない雰囲気を演出している。これからさらに勢力拡大が予想されるので、買うならば今。
アイテム4
ナイキ エア プレスト
2000年に発売された「エア プレスト」。医療業界で使われる“スペーサーメッシュ”で構築されたストレッチの効いたアッパー、S、M、LというTシャツ感覚のサイズ展開でも話題に。オリジナルでは12色のカラーバリエに、ニックネームと架空のキャラを設けていたが、今作はそれらのアイコンをアッパー全体に散りばめることで、20周年を祝う1足に。
アイテム5
ナイキ エア フォース1 '07 LV8
同社が誇るバッシュの王道「エア フォース1」のアッパーに、『3M』社の高輝度リフレクティブ素材“スコッチライト”を配置。その圧倒的な反射力とタフなルックスが男心を刺激する。ちょっとギア感が強すぎるという人には、スウッシュのみにリフレクターを配したシンプルなタイプもご用意。欲しいのは定番、だけれど他と差はつけたいという人にぜひ。
アイテム6
ナイキ ペガサス トレイル2 ゴアテックス
アッパーには最新の“ゴアテックス インビジブル フィット”テクノロジーを採用。フィット感や履き心地を損なうことなく、優れた防水・撥水性を発揮。さらに軽量かつ柔軟性と速乾性にも優れているため、濡れた路面を走っても内側は常にドライ。アウトドアフィールドはもちろんのこと、オールブラックのクールな佇まいは、ストリートでも力強い存在感を放つ。
アイテム7
ブルイン リアクト
1972年に誕生したバッシュ「ブルーイン」。ナイキSBラインで人気を誇っていた同モデルのスケート仕様に、弾むような反発力に優れた“ナイキ リアクト”フォーム搭載の新型がリリースされた。耐久性の高いオートクレーブ成型のアウトソールがもたらすボリューム感と、爽やかなカラーリングによるミスマッチの妙。これからのシーズンに活躍間違いなし。
アイテム8
ナイキ エア ズーム タイプ
1日6時間以上履いても快適さをキープできることを目指し、ストリートで通用するスタイルと高速ランニングモデルに用いられる技術をマッシュアップ。前足部に“ズーム エア ポッド”、中足部には安定性のあるTPUプレートを設置。ヒール部分に配した多層構造のフォームと、随所にあしらわれた大胆なステッチがプロトタイプ然としたムードを演出する。
アイテム9
ナイキ エアマックス インフィニティWNTR
アウトドアをイメージした近未来的フォルムに、網目構造、TPUアクセント、リフレクティブ素材といった、特徴的なディテール群をこれでもかと詰め込んだ1足。複雑で構造的なパーツレイアウトやダークカラーに映えるオレンジのアクセントカラーが、シンプルな着こなしの足元にも、最旬のストリートテイストを呼び込む。インパクト重視派におすすめ。
アイテム10
ナイキ エア レイド
1992年に誕生し、ストリートバスケ人気をけん引した「エア レイド」は、今もファンの多い隠れた名作。この復刻版でも、アスファルトでのプレイに対応すべく、耐久性に特化したソール、サポートを高めるために足首のテーピングの巻き方から着想を得た“クロスストラップ”などの特徴的なディテールを再現。90 ’sスタイルに注目が集まる今こそ履きたい。
『ナイキ』のスニーカーを語るならマストで押さえておきたい、定番中の定番5選
数多ある名作の中にあって、いつの時代にも愛され続けているからこそ獲得できる“定番”の称号。ここでは半世紀以上に及ぶ『ナイキ』の歴史に、偉大なる足跡を残してきた5つの定番モデルを取り上げます。
アイテム11
エア マックス 90
歴代「エア マックス」シリーズの中でも、特に名品との呼び名が高いのが3代目にあたる本モデルです。ヒールのビジブルエアが大型化され、今では当たり前のプラスチックパーツもこのモデルで初採用。さらに複合素材で構築されたアッパーなど、のちのハイテクスニーカーの先駆け的存在として知られています。今年で誕生30周年を迎えましたが、その人気は今も変わらず。中でも最近は、スタイル不問のワントーンカラーが人気の模様。
アイテム12
クラシック コルテッツ レザー
「エア マックス」シリーズの登場まで、『ナイキ』を代表するランニングモデルといえばコレでした。1972年に創設者であるビル・バウワーマン氏の手により、トラック競技用シューズとして誕生。硬さの異なるスポンジラバーをサンドして作られたミッドソールの構造により、当時では画期的だったクッション性と軽量性を見事に実現。このコロンと丸みを帯びたフォルムが、男性だけでなく女性からの支持を集めている理由です。
アイテム13
エア フォース 1 '07 クラフト
アメリカ大統領専用機の別名をモデル名に冠した、『ナイキ』が誇る永久定番。1982年にナイキ エアを初搭載したバスケットボールシューズとして登場以来、コートの中だけでなくストリートでも人気を拡大。特に真っ白なローカットモデルは、ヒップホップカルチャーを象徴するアイテムの1つとして広く認知されています。今回ご紹介するこちらのように、ディテールに現代的な解釈を加えたアップデートモデルも人気です。
アイテム14
エア マックス 95 エッセンシャル
『ナイキ』のみならず、スニーカーの歴史に大きな足跡を残した「エア マックス 95」。それまではヒール部のみだったビジブルエアを前足部にも新設し、人体構造からヒントを得たという大胆なデザインラインは今見てもインパクト抜群。'90年代のハイテクスニーカーブームをけん引し、そのあまりの人気ぶりは社会現象まで引き起こしました。新色が毎シーズン登場し、人気コラボにはいまだプレミアがつくことも。
アイテム15
エア ジョーダン1 ミッド
マイケル・ジョーダン氏のシグネチャーモデル第1弾として、1985年にデビュー。当時、日本では不人気でワゴンセール扱いだったそうですが、今では『ディオール』とコラボするなど、キング・オブ・スニーカーとして圧倒的人気を誇っています。ちなみに豊富なバリエーションの中でも、1番人気はオリジナルと同じ仕様のOGモデル。最近は、このミッドカットモデルの注目度も急上昇中です。
まだまだ知りたい大人へ。ライターがいま気になる『ナイキ』の推しスニーカーも紹介
最後はオマケとして、筆者が最近気になっているモデルもご覧ください。テーマを特に設けず、着用するフィールドもストリートから遠く宇宙の彼方まで……。いずれもひとクセあるモデルなので、“なかなか他人と被ることがなさそう”という点ではおすすめです。
アイテム16
ナイキ エスビー シェーン
まずは、上でも登場したナイキのスケートボードラインからピックアップ。プロスケーターのシェーン・オニール氏のシグネチャーモデルは、何にでも合わせられるシンプルさが最大の魅力。トゥ部分にはさりげなくベンチレーションホールを配し、シューレースも気分次第で2種類の通し方が楽しめます。もちろんソールにはズームエアユニットも内蔵され、高反発のクッション性を発揮。タウンユースには、このちょうど良さがうってつけ。
アイテム17
エア フォース 1 ハイ '07
続いては、定番としてご紹介した「エア フォース 1」のハイカット仕様。こちらはアッパーにタンブル加工を施したフルグレインレザーを使用しているため、大人の足元にふさわしい高級感が味わえます。さらに同モデルの特徴である肉厚のソールは、細身のボトムスとも相性良し。もちろん、'90年代に流行ったテーパードの利いたバギージーンズに合わせたってアリ。その際にはシューズのベルトをゆるめて、裾を引っ掛けるように履きたいですね。
アイテム18
ダンク ロー エスビー “ジェイ パック シャドウ”
またもSBラインから。こちらはノンエアバッシュの金字塔である「ダンク」のローカットに、ズームエアを搭載して、シュータンやライニングもクッション性を向上させたスケボー仕様。しかもカラーリングは名作「エア ジョーダン 1」の中でも、屈指の人気を誇る通称“シャドウ”からサンプリング。数か月前にリリースされましたが、国内未発売モデルなので入手困難。入手できたら、ぜひ夏らしくショーツで合わせたいなと。
アイテム19
エムエックス 720-818
「エア マックス」史上最大高のエアユニットが搭載された「エア マックス720」と、『シュプリーム』とのコラボでも話題になった「エア マックス 98」が合体! 両モデルの数字を足して818というモデル名に隠された遊び心も好きなんですよね。なにより、宇宙服からインスピレーションを受けたというキルティング素材のシルバーアッパーがインパクト絶大。やはり宇宙は男のロマンです。「どんな着こなしと合わせるべきか?」なんて考えるのもまた楽しいんですよ。
アイテム20
リアクト イアンガ
『ナイキ』の創設者であるビル・バウワーマン氏にオマージュをささげた1足。その特徴的なデザインは、彼が第二次世界大戦中、少佐としてアメリカ軍の第10山岳師団に所属していたことに由来します。本モデルは、快適すぎる履き心地で魅了するリアクトシリーズをベースとしつつ、ミリタリーブーツとランニングシューズの要素を1つにまとめあげた意欲作。アウトドアウェアを軸としたテック系ファッションとも馴染むはずです。
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紙のメンズファッション誌、ファッションWEBメディアを中心に、ファッションやアイドル、ホビーなどの記事を執筆するライター/leather bag。プライベートにおいては漫画、アニメ、特撮、オカルト、ストリート&駄カルチャー全般を愛するアラフォー39歳。