ランニングシューズのおすすめ15選。ニーズ別に最新の人気モデルをピックアップ
常に進化を続けるランニングシューズだけに、難しいのが自身のレベルやニーズに合わせたシューズ選び。そこで現在販売中のモデルから、おすすめの15足をリストアップ!「自分がどれだけ走れるか」と、「どんな“走り”のために買うか」を把握して選ぶべし
日々の運動不足解消に。はたまた、アスリートとして来たるレースに向けて……など、ランニングシューズを求める理由は人それぞれ。いずれにしても重要となるのが、自分自身の走力と目的を加味してセレクトすること。
そこで本記事ではレベルやニーズを5タイプに分けて、各タイプのおすすめランニングシューズをご紹介しよう。新たな相棒となる1足を、ここで見つけ出してもらいたい。
▼タイプ1:街履きもできて、そのままジムトレーニングで走りたい人のおすすめランニングシューズ
街履きもできて、ジムでトレーニングをする際にも使えるシューズが欲しいという人が着目すべきは“街でも履けるルックス”かどうか。ランニングシューズ特有の派手さを抑えれば、普段の着こなしにも自然と馴染んでくれる。もちろん、不慣れなランニングによる怪我の防止や足の筋力をサポートしてくれるクッション性や軽量性など“ちょうど良い機能性”を備えているというのも大事なポイント。この2点が両立されていれば合格だ。
アイテム1
『アンダーアーマー』UAホバー ファントム RN
大型のフォームフレームによる優れた安定感と高反発が推進力を生み出し、力強い蹴り出しを実現する1足。アッパーは足首の擦れやストレスを軽減するニット素材を採用。全体をしっかり包み込むと同時に、アスレジャーな雰囲気を生み出すポイントともなっている。
アイテム2
『ザ・ノース・フェイス』ウルトラ ベロシティ 2
レース向けモデルの技術を応用し、シームレスメッシュアッパーで足全体を包み込む優れたフィット感を実現。アウトソールは、室内使用でも床にラバー跡が付きにくいノンマーキングラバーとビブラムの組み合わせ。これにより、ジムでも気兼ねなく履いて楽しめる。
アイテム3
『オン』クラウド X
脱ぎ履きしやすい履き口の構造や、エンジニアードメッシュの採用により、これまでにない軽量性とフィット感を獲得。また足元にアクセントを添えるソールは、あらゆる方向への激しい動きに対応すべく設計されており、着用者のパフォーマンスを最大限に引き出してくれる。
▼タイプ2:「まだ10kmも不安」な初心者のあなたには、クッション性が高いランニングシューズを
走るという行為は常習化するも、まだまだ10kmを走りきれるかどうか不安な初心者には、クッション性に重点を置くのがおすすめ。なぜなら、走り慣れていないと自身に合った走り方がわからず、オーバーペースで無理をした挙句、故障につながることも多いから。そこで基本となるのがソールの柔らかさ。着地時の衝撃を吸収することで足への負荷を軽減するとともに、疲労感も和らげてくれる。
アイテム1
『アディダス』アディゼロ プロ
エアメッシュアッパーによる優れた透湿性が特徴となったロングセラーシリーズ。クッション性と反発性を兼ね備えたブーストミッドソールと、高い推進力を発揮するカービテックスカーボンプレートが快適な走行性をサポート。
アイテム2
『リーボック』ジグ キネティカ 2
近未来的なデザインの本モデルは、ポップなネオンカラーが個性を主張。また、フロートライドフュールを搭載したジグザグ形のソールが足を踏み込むたびに伸縮することで着地時の衝撃を緩和し、前へと足を運ぶ手助けとなってくれる。
アイテム3
『ナイキ』ジョイライド ラン フライニット
その名の通り、走ることを“楽しむ”ためのシューズとして誕生。足裏の小さなフォームビーズが足にフィットし、長距離を走っても抜群のクッショニングをキープ。足への負担を軽減させるデザインで、履いて走るほどにフィットしていく独特の着用感はやみつきになるはず。
▼タイプ3:「走るのが苦じゃなくなってきた」あなたには、クッション+スピード向上も加味したシューズを
だんだんと走るのが楽しくなってきた中級者にとって、次なるステップとなるのが走行タイムを縮めるのに必須なスピードアップ。もちろんクッショニングの重要性は変わらずだが、そのうえで反発性など、走行時の推進力を生み出すフットベッド部分のテクノロジーにも着目したい。ここではレースにおいても着用される3つのモデルをピックアップ。
アイテム1
『ニューバランス』フューエル セル レベル M
高反発性を維持しながら軽量化を実現した新開発のクッション材、フューエル セルを前足部へと搭載し、蹴り出した際に弾むような推進力を提供する。さらにはアッパーに新技術トレースファイバーも用いられ、レースからトレーニングまでを心地良く支える一助に。
アイテム2
『アシックス』ノヴァブラスト
ボリューム感が特徴的なソールには、新開発のミッドソール材であるフライトフォームブラストを採用。さらにアウターソール中央部を凹ませたトランポリン構造の効果も加わることによって、着地時に柔らかく沈み込んで跳ね返る、優れた反発性を発揮してくれる。
アイテム3
『サッカニー』キンバラ11
数々の業界賞を受賞してきた『サッカニー』を代表する人気シリーズの最新作。新たなクッショニングシステムとして開発されたパワーランを搭載し、弾むような推進力と軽量性を備えながらもナチュラルなライド感で、世界中のランナーたちから支持されている。
▼タイプ4:いざ、サブフォー。中級者から上級者へと進むあなたにはこんなランニングシューズを
サブフォーとは、フルマラソンを4時間以内で走りきること。日々の練習を積み重ねれば達成できるので、中級者から上級者へとステップアップするランナーにとっても目指しやすい目標タイムだ。ここで選ぶ際のポイントは前述の「タイプ3」よりも、さらにスピードを重視。走り慣れてきた人にこそ、走力を引き出し、軽さや反発性を備えたバランス型モデルを推奨する。
アイテム1
『アシックス』ゲル DSトレーナー25
部位によって編み方を変えたニットアッパーが、優れたフィット感とサポート性を発揮する1足。さらにデュオマックスとシューズのねじれを軽減するトラスティックのW効果で、安定した接地感をもたらし、ソールに内蔵されたプレートがスピーディな走りを生む。
アイテム2
『ナイキ』エア ズーム ペガサス37
今春リリースされた、人気のペガサスシリーズ最新作。本モデルから同社でも定評のあるリアクトミッドソールとズームエアを両方搭載されたことで、反発力を最大限に強化しながらも柔らかさと安定感が同居。弾むような履き心地がしっかりと感じられるはずだ。
アイテム3
『ミズノ』ウエーブエアロ18
陸上スパイクから着想を得た樹脂素材のウェーブデュエルプレートをさらに改良し、適度な屈曲性と高い反発性を獲得。前作を超えるフィット感と接地感が味わえる。サブフォーを達成し、次の目標を目指すランナーのファースト・レースシューズにもうってつけ。
▼タイプ5:「走るのは、野山だけ」。そんなアクティブ派にはトレイルランニングシューズがおすすめ
最後は、昨今人気となっているトレランモデルもチェック。ジムやロードとは異なり、舗装されていない不整地を走るレイルランニングでは、ソールのグリップ力や足の保護機能、サポート機能、さらに安定性といった複合的要素を備えたモデルを選ぶことが重要となる。あとは距離や目的、コースのタイプに合わせて自分に合った1足を見つけ出せば良い。
アイテム1
『ニューバランス』フレッシュフォーム トレイル ローブ
抜群のフィット性と素早い着脱性を実現するヒールフォルム、クッション性を高めたフレッシュフォームソールが特徴の「ローブ」がトレイル仕様に。ノーソープリント圧着で補強されたアッパーとラギッドなアウトソールのコンビで、不整地でも快適なランを実現。
アイテム2
『ホカ オネオネ』スピードゴート4
通気性と耐久性の両方に優れたメッシュアッパーは、フィット感も上々。3Dプリントのオーバーレイで中足部をサポートすることで安定感を引き上げ、刷新されたアウトソールがワンランク上のグリップ力を実現。テクニカルな路面でこそ、その真価が発揮される。
アイテム3
『ザ・ノース・フェイス』ウルトラ トラクション
ミドルからロングレンジまでをカバーする本格的トレイルモデル。インナーブーティ構造に加え、反発力と安定性に優れたファストフォームをミッドソールに内蔵。生体力学に基づき開発されたEXTSアウトソールも相まって、どんなに荒れた路面だって問題なし。
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紙のメンズファッション誌、ファッションWEBメディアを中心に、ファッションやアイドル、ホビーなどの記事を執筆するライター/leather bag。プライベートにおいては漫画、アニメ、特撮、オカルト、ストリート&駄カルチャー全般を愛するアラフォー39歳。