日常の良き相棒に。フルーツオブザルームの逸品たち
アメリカ発の老舗ブランド『フルーツオブザルーム』。象徴であるTシャツは米国人の日常に古くから寄り添ってきました。その魅力とおすすめアイテムをご紹介!米国の老舗ブランド『フルーツオブザルーム』
ベーシックアパレル&アンダーウェアを手掛ける『フルーツオブザルーム』は、1871年に産声を上げた歴史あるアメリカンブランド。ケンタッキー州を本拠としています。米国のアンダーウェア、プリント用Tシャツ市場において揺るぎない地位を確立しており、同ブランドの“果実ロゴ”を知らないアメリカ人はいないと言われるほど。『ヘインズ』と並ぶパックTシャツの定番ブランドとしても有名です。
ブランドの代名詞はTシャツ。その魅力とは?
『フルーツオブザルーム』を象徴するアイテムといえば、やはりパックTをはじめとするTシャツです。その魅力をここで解説していきましょう。まず、真っ先に挙げられるのがマテリアル。同ブランドのTシャツは、上質な米国産コットンを惜しみなく使って製作されています。強さとしなやかさを兼ね備えたハイクオリティな綿が、コンフォートな肌触りを約束してくれます。しかも、着込むほどに味が深まるというメリットもあるので、育て甲斐もあります。
さらに、ボディの仕立てにも強いこだわりが。一般的なTシャツは2枚の生地を縫い合わせて作られるため、サイド部分にシームがあります。しかし、同ブランドは筒状の1枚生地を使った丸胴ボディのため、サイドに縫い線がありません。その分、肌に対するチクつきがなく、着心地に秀でます。この丸胴ボディはヴィンテージTシャツによく見られる仕様で、生産に手間が掛かるのが特徴です。
冬・春・秋の3シーズンはパーカーも狙い目
主力アイテムであるTシャツ以外でも、同ブランドにはおすすめのアイテムが豊富に揃っています。冬のインナーとして、春・秋はメインアウターとして重宝するパーカーもその1種。オンス違いやカラバリも数多くラインアップされているので、ぜひチェックを。
活躍必至! 『フルーツオブザルーム』のアイテム10選
Tシャツやパーカーを中心に、着心地が良く日常シーンで大活躍してくれるアイテムを以下でもピックアップ。人気ブランドとのコラボレーションモデルも多くリリースしているので、そちらも見逃せません!
アイテム1
Tシャツ
ベーシックな無地Tシャツでありながら、トレンド感のあるややオーバーサイズなシルエットがしゃれた雰囲気を醸し出す1着。2本針縫製で仕上げられたネックはヨレにくく、袖と裾もダブルステッチになっているので耐久性が高いのもポイントです。
アイテム2
VネックTシャツ
首元を軽やかに見せてくれる、やや深めのVネックがポイント。もちろん、クルーネックタイプと同様に米国産コットン&丸胴ボディが採用されています。肌が透けない、程良い肉感も『フルーツオブザルーム』ならでは! 何枚か色違いで持っておくのもおすすめです。
アイテム3
色違いクルーネックパックTシャツ
『フルーツオブザルーム』が十八番としている、USコットン製のパックT。2枚セットで色違いが入っているのがうれしいところ。ホワイト×イエローやホワイト×ブルーなど、好きな色を選びながら定番の白も手に入るのでコーディネートの幅が広がりますね。今の時期は主役として、秋冬にはインナーとして。通年で使えるので持っておいて損はありません。
アイテム4
『トーキョーティーシャツドットエスティー』別注 アクティブポケットTシャツ
上記アイテムと同様の2色パックですが、こちらは着こなしに変化をつけられるポケT仕様。ホワイト×ナチュラルなどのベーシックな組み合わせの他に、レッドやイエローなどのビビッドカラーもラインアップ。
アイテム5
『チャオパニック』別注ポケットワッペン半袖ビッグTシャツ
リラックス感が特徴のビッグシルエットTシャツですが、胸ポケットにブランドロゴのワッペンをつけることでかわいらしさをプラスしています。シンプルなのでカジュアルスタイルだけでなく、スラックスやレザーシューズなどの大人度高めのアイテムとも好相性な1枚です。
アイテム6
『ナノ・ユニバース』別注 meiji果汁グミTシャツ
『フルーツオブザルーム』と『ナノ・ユニバース』、そして『meiji』がトリプルコラボを果たしたこちらの1枚。フロントには左胸にシンプルな「果汁グミ」のロゴを配置しつつ、バックには「果汁グミ」のパッケージを大胆にプリント。着るだけで簡単に大人の着こなしに遊び心を追加できます。
アイテム7
ワッフルTシャツ
表情豊かなワッフル素材を採用したポケットTシャツ。表面の凹凸はデザイン性を高めるだけでなく、肌に接する面積を減らし着心地を良くする効果も。オールシチュエーションを見据えて、写真のようなモノトーンのものを選んでみるのもおすすめです。
アイテム8
フルジップ スウェットパーカー
肌寒いときにさっと羽織れてレイヤードもしやすい、裏起毛のジップパーカー。プレーンなデザインなので合わせるものを選ばず、さまざまなスタイルに活用できます。首元のタグがプリント仕様なので、チクチクと不快な思いをしない点も高ポイントです。
アイテム9
ルームウェア
着心地の良いパイル素材を使用した、Tシャツ・ショーツ・巾着ポーチの3点セット。こちらは『ジャーナル スタンダード レリューム』の別注品で、ポイントとして通常のカラーワッペンではなく筆記体のフルーツロゴをTシャツとショーツに刺繍。また、袋がついているので持ち運びしやすく、旅のお供にもぴったり。
アイテム10
ロゴ EMB ローキャップ
肌に馴染みやすい淡いレッドで適度に華やかさを加えられるローキャップ。フロントパネルには『フルーツオブザルーム』の“果実ロゴ"の刺繍があしらわれており、絶妙なアクセントに。
handbagでの執筆本数NO.1ライター
山崎 サトシ
アフロ歴15年のファッションライターで、趣味はヴィンテージモノの収集とソーシャルゲーム。メンズファッション誌を中心として、WEBマガジンやブランドカタログでも執筆する。得意ジャンルはアメカジで、特にデニム・スタジャン・インディアンジュエリーが大好物!