夏の風物詩。ザ・ノース・フェイスのTシャツ15選と今季流コーデ術
夏になると欠かせないTシャツ。選択肢が多いなか、人気ブランドの1つとして定着しているのが『ザ・ノース・フェイス』です。おすすめ品からコーデ例まで徹底的にご紹介!ロゴに力あり。大人を魅了してやまない『ザ・ノース・フェイス』のTシャツ
ハイレベルなデザイン&機能で圧倒的な支持を集めるアウトドアブランド『ザ・ノース・フェイス』。なかでも特に、ブランドロゴを象徴的に用いたデザインがトレードマークになっています。背中側の右肩部分にロゴを配置するなど、ちょっとヒネりのあるレイアウトを得意としていて、さらにグラフィックなどをブレンドした独創的なアレンジも冴えています。ただし全体としてはシンプルに見えるバランスに仕上げられているので、大人にぴったり。1枚で勝負することの多いTシャツこそ、さりげなく個性を演出できる『ザ・ノース・フェイス』が頼りになります!
大人が着こなしやすい『ザ・ノース・フェイス』のTシャツおすすめ15選
早速、おすすめのTシャツをピックアップ。ここでは紹介しきれないほど大充実のアイテムラインアップから、大人が普段使いに取り入れやすいデザインのTシャツを厳選しました。ボディは、暑い日にぴったりのショートスリーブを中心にセレクト。この夏に大活躍する1枚を見つけてください!
アイテム1
デイリーロゴティー
コットン100%のスタンダードなTシャツ。『ザ・ノース・フェイス』を象徴する「ハーフドーム」のアイコンを身頃の前後に配置しています。左胸だけでなく右後ろ肩にもレイアウトすることで、バックスタイルにも個性をプラスしているのがお見事。全体としてはシンプルで幅広いコーディネートに対応します。
アイテム2
スモールボックスロゴティー
小さなボックスロゴを左胸のみにレイアウトしたごくシンプルな1枚。速乾性を備えるポリエステルにコットンをブレンドしたニット生地を使っているため、快適な着心地に仕上がっています。静電気の発生を抑制する静電ケア設計も採用。白、黒、グレーにネイビーを加えた4色を展開しています。
アイテム3
ファインアルパインティー
やや大きめなハーフドームのアイコンと“FINE ALPINE EQUIPMENT”の文字を中央にセット。インナーとして使っても存在を主張しやすいデザインです。バックサイドは右肩のハーフドームと左裾のタグがさりげないアクセントに。黒と白が入れ替わったカラバリもラインアップされています。
アイテム4
バックスクエアロゴティー
バックプリントがアクセント。大きなボックスロゴの下には、『ザ・ノース・フェイス』のタグラインである“NEVER STOP EXPLORING(探検をやめてはいけない)”の文字を配置しています。左胸にはハーフドームをレイアウト。素材はコットンで、ナチュラルな着心地です。
アイテム5
カラードスクエアロゴティー
こちらはフロント側に大きなボックスロゴを配置。爽やかなグリーンのほかに、オレンジ、イエロー、ブルー、ブラックも展開しています。バックの右肩部分にレイアウトされた同色のロゴもポイント。素材はポリエステル73%×コットン27%で速乾性に優れています。リサイクルポリエステルを使用し、環境にも配慮。
アイテム6
カリフォルニアロゴティー
レトロな色使いが特徴的なTシャツ。『ザ・ノース・フェイス』が創業した1966年当時のムードをイメージし、ボックス内に“Berkeley, California 1966”の文字が入っています。カラーのバリエーションは4色。グリーン(抹茶)×ラベンダー、インディゴブルー×パープル、ヴィンテージホワイト×サックスブルー、ダークオリーブ×イエローが選べます。
アイテム7
バンダナスクエアロゴティー
アイキャッチとなっているバックプリントのモチーフはバンダナ。スクエア型のグラフィックに落とし込むことで、スタイリッシュにまとめられています。ブラック×ホワイトはシックな印象ですが、ネイビー×イエロー、ホワイト×レッド、グレー×グレーはヴィンテージ感が漂うカラーリング。速乾性と静電気ケア機能を備えるポリエステル×コットンの生地を使用しています。
アイテム8
スクエアカモフラージュティー
こちらはボックスロゴの背景にカモフラージュ柄を採用。迷彩部分のカラーは変わりませんが、ボディは6色から選ぶことができます。素材はペットボトルを原料とするリサイクルポリエステル100%で、汗をかいてもすぐに乾く仕様。コットンライクなやさしい風合いで、静電気の発生も低減してくれます。
アイテム9
カラコラムグラフィックティー
カラコルム山脈にそびえる世界2位の高峰、K2のシルエットをロゴに組み合わせたグラフィックがおしゃれ。その色使いを拡大したブルー、レッド、ブラックのボディも選べるラインアップとなっています。素材は環境問題を意識していて、オーガニックコットンにリサイクルポリエステルを混紡。サラッとした生地感が爽快です。
アイテム10
ウォーターカラーティー
自然に囲まれた心地良いシーンを描いた水彩画をプリント。図柄は3パターンあり、アメリカのヨセミテ国立公園内にある花崗岩ドームのハーフドーム(背面プリント)のほか、キャンプのシーン+“Tent is Your Sky”のメッセージ、トレッキングのシーン+“Pack is Your Pillow”のメッセージ(ともに前面プリント)、というバリエーションを展開しています。見た目はナチュラルなムードですが、素材はリサイクルポリエステル100%で、速乾性が抜群。
アイテム11
エルキャピタンティー
象徴的なハーフドームと同じく、アメリカのヨセミテ国立公園内にある花崗岩の一枚岩「エルキャピタン」を写したフォトプリントを背面にレイアウト。ポップなカラーのブランドネームを組み合わせ、ストリート調のグラフィックに仕上げています。ポリエステル100%の薄手な生地を使っているので、サラッとした着心地です。
アイテム12
ステッカーハーフドームティー
ハーフドームのロゴをステッカー風に散りばめたグラフィックがメイン。左胸にもワンポイントとしてロゴをセットし、前からも後ろからもすぐに『ザ・ノース・フェイス』とわかる1枚に仕上げられています。ブラック×ホワイトに加え、オレンジ×グリーン、ホワイト×オレンジ、ライトグリーン×イエローもラインアップ。
アイテム13
コントアトリップティー
サイケデリックなグラフィックは、1970年代のテイストを引用。ブランドのコンセプト“NEVER STOP EXPLORING(探検は止めてはいけない)”をレトロなフォントでさりげなく組み込んでいます。カラバリはホワイト、ブラック、ミックスグレー、ヴィンテージインディゴブルーの4種類。ボディはポリエステル100%で、実用性も高レベルです。
アイテム14
『ザ・ノース・フェイス パープルレーベル』ハイバルキー ハーフスリーブ ポケットティー
周囲と差をつけたい場合は、日常的なアウトドアウェアを提案する『ナナミカ』とのコラボラインである『ザ・ノース・フェイス パープルレーベル』も狙い目。このポケットTシャツは、肉厚で硬さのあるコットン×アクリルの度詰め天竺生地を用いています。裾にリブを配置したスウェット風の仕様が独特。明るめのニュアンスカラーが絶妙です。ポケット上のロゴ刺繍が小ぶりで控えめなのもポイントです。
アイテム15
『ザ・ノース・フェイス パープルレーベル』別注ハーフスリーブティー
コラボレーベルに『ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ』が別注して誕生したエクスクルーシブなアイテム。ナチュラルでスモーキーな色味とロゴ使いをアレンジしています。ベースはスウェット風のTシャツですが、速乾性の高いナイロン100%の生地を使用。大きめのシルエットを生かし、リラックス感のあるコーディネートにまとめるのがおすすめです。
『ザ・ノース・フェイス』のTシャツを生かした、おしゃれなお手本コーデ6選
最後は、『ザ・ノース・フェイス』のTシャツを活用したコーディネートの好例をご紹介。一見シンプルですが、きちんとロゴを効かせた大人なスタイリングをピックアップしたので、以下を参考にしつつ自分らしく着こなしてみてください!
▼その1:シンプルなモノトーンスタイルでロゴを効かせた好例
Tシャツがメインのコーディネートはカジュアルに映りがちですが、全身をモノトーンでまとめると簡単に落ち着いたムードを演出できます。『ザ・ノース・フェイス』のロゴをコーディネート全体のアクセントとして効かせ、スポーティなムードも加味しましょう!
コーデ1
白ベースのTシャツを起点にするのが基本
白いボディに横長のボックスロゴが映えるTシャツをセレクト。ロゴ、ペインターパンツ、スニーカーをブラックで統一することでシックなムードの演出に成功しています。上下ともジャストより気持ち大きめなサイズ感を選び、今どきなリラックス感を適度に醸しているのもポイント。
コーデ2
タックインとスラックスで品格アップ!
左胸のボックスロゴがアイキャッチになっているTシャツがメイン。イージースラックスにTシャツをタックインすることで、上品なムードを演出しています。パンツ以外はブラックで揃え、クールに引き締めているのも巧妙です。ただし、ベースはTシャツとワイドパンツの組み合わせなので、カジュアルな印象も適度にキープしています。
▼その2:グラフィックを主張しつつストリート調に着こなした好例
『ザ・ノース・フェイス』のTシャツコレクションは、ロゴを生かしつつグラフィックをMIXしたデザインも少なくありません。派手すぎないバランスで、大人も着こなしやすいのがポイント。合わせるアイテムはシンプルなデザインでまとめ、Tシャツのグラフィックを引き立てるのが大前提です。
コーデ3
プリントTをダークなパンツで引き締めるのが原則
Tシャツのプリントは、ヨセミテの山脈を写実的に描きつつビビッドなカラーでアレンジしたグラフィック。そのストリートライクな印象を生かしたコーディネートです。何といってもキャップやスニーカーでストリート感を上乗せしているのがポイント。その一方、チノパンツをはじめTシャツ以外のアイテムは黒をメインに据えて落ち着いたムードもキープしています。
コーデ4
アクセントカラーのバックプリントを思い切り主張!
ロゴをアレンジした大きめのバックプリントも『ザ・ノース・フェイス』が得意とするデザイン。このTシャツは、バンダナ柄やアクセントカラーが個性を主張しています。そこにワイドパンツ、バケットハット、スポーツサンダルを合わせ、ストリート調のコーディネートに。注目のカーキをキーカラーにして旬度も高めています。
▼その3:Tシャツをインナーとして使いつつロゴも効かせた好例
Tシャツは、インナーとして使えるのも大きなメリット。夏場はもちろん、季節が変わってもオールシーズンで重宝します。そこで、『ザ・ノース・フェイス』のTシャツをインナーとして活用した好例をご紹介。ロゴをどうやってバランス良く見せるかがポイントです。
コーデ5
フロント中央のロゴをさりげなく覗かせるのが初級編
プリントがフロントの中央にレイアウトされているTシャツは、インナー使いでも活躍。アウターのフロントを開けることで、Tシャツのプリントが覗くからです。このお手本もまさにそんな着こなし。薄手のジャケットの間からTシャツのロゴが覗き、好バランスなアクセントになっています。ショートパンツのラフ感をレザーシューズで緩和して大人っぽく仕上げているのも見事!
コーデ6
ラフな着こなしで左胸のロゴをチラ見せするのは上級テク
サイズアップしたTシャツに、ビッグシルエットのジージャン&シェフパンツを合わせたストリート調のスタイルがベースです。ポイントは、アウターを“抜き襟”で浅くはおった着こなし。フロントが大きく開き、リラックス感が高まっています。それと同時に、Tシャツの見える範囲が広がり、左胸のロゴまで露出。リラックス感あふれるコーディネートのワンポイントとして効いています。
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60以上のメディアで執筆。「着こなし工学」提唱者
平 格彦
出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。