レトロ感が今っぽい。コロンビアのフリース、狙い目はこの15モデル
軽くて温かい『コロンビア』のフリースが人気です。90年代を感じさせるレトロなデザインは、コーディネートの味付けに最適。アウター&トップスのおすすめをご紹介します。人気上昇中。『コロンビア』のフリースアイテムから目が離せない
ここにきてフリースアイテムの人気が再燃していますが、その流れに乗って『コロンビア』のフリースが注目度を高めています。登山の際にも使用できるようなアウトドアブランドならではの保温性はタウンユースでも十分すぎるほど役に立ってくれますし、アウター類でもほとんどのアイテムが1万~2万円程度というコストパフォーマンスの高さも大きな魅力です。そして何より、レトロなムード漂うデザインが今の気分にぴったり。コーディネートに取り入れれば、すぐに今っぽさと温かさをプラスできます。
『コロンビア』のフリースはバリエーション多彩で選択肢が豊富!
デザインが豊富に揃っている点も『コロンビア』のフリースが支持されている大きな理由です。シンプルなタイプもラインアップされていますが、フリースアイテムの多くは90年代テイストのレトロなデザイン。色柄はもちろん、アイテムの型数も多いので好みのタイプがきっと見つかるはずです。実際に90年代に生産されていた『コロンビア』のアイテムは古着やデッドストックとして非常に人気ですが、状態もデザインもサイズ感も納得できるアイテムにはそう出会えるものではありません。ところが新品なら納得できる状態のものを入手可能。注目度が高まっているのも納得です。
今すぐ買える。『コロンビア』のおすすめフリースアイテム15選
ここからは、『コロンビア』がリリースしているフリースアイテムをご紹介。4つのカテゴリに分けて、フリース製のアウター&トップスのラインアップを一挙に披露します。お気に入りのアイテムを見つけて、コーディネートに新鮮味と保温性を上乗せしてください!
▼PART1:これが基本形。フルジップタイプのフリースジャケット
フリースジャケットの基本形といえるのが、毛足短めのフリースを使用したジップアップタイプ。季節によってアウターとしてもインナーとしても着用できるオールマイティさが持ち味です。まずはそんなザ・定番をご紹介。
アイテム1
マンズフィールドIIフルジップトップ
支持され続けてきたロングセラーのフリースジャケットの進化形。4WAYストレッチのマイクロフリース素材を起用したことで一層動きやすくなり、着心地も高まっています。吸水速乾やUVカットといった効果も備え、あらゆるシーンで便利な1着です。デザインはカラーブロックが特徴的で、ブルー×ネイビー、カーキ×ブラック、ブラック×イエロー、ブラック×ブラックが揃います。
アイテム2
バックアイスプリングスジャケット
別売りの対応アウターと連結できる「インターチェンジシステム」を採用したフリースジャケット。シンプルなデザインなので単体でも着回しやすいのが大きな魅力です。写真のブラックとヘザーグレーは比較的シンプルな面持ちですが、レトロでカラフルな総柄やマルチなカラーパレットを採用したバリエーションもリリースされています。このアイテムにはベスト型もあって、同じく「インターチェンジシステム」に対応。
アイテム3
バックボールフルジップフリース
見るからにレトロなテイストの1着。90年代のアイテムから着想を得たデザインがコーディネートに懐かしさと新鮮さを加味してくれます。生地はやや厚手のフリースを採用。アウターとインナーのどちらとしても活用しやすい作りです。レッド基調のほか、グリーン系、ブルー系、マスタード系のカラバリも展開。
▼PART2:モコモコ感が今っぽい。ボアフリースを使ったジャケット&ベスト
毛足の長いフリースが独特のボリューム感を生み出すボアフリースタイプのアイテムは、トレンド性抜群。どこか懐かしい温かみのあるルックスが今の気分にマッチします。旬度を重視するならこちらがおすすめです。
アイテム4
アーチャーリッジジャケット
フリースアイテムの人気をけん引している定番のボアジャケットです。機能性も優れていて、『コロンビア』が独自に開発した「オムニウインドブロック」テクノロジーを起用。防風膜をボアフリースに挟み込んでいるため、冷たい風をシャットアウトしてくれます。その一方、内部の蒸れは放出してくれるので、温かくて快適な着心地が持続。カラバリはべージュ系のタンカラーに加え、ブラックとネイビーも選べます。
アイテム5
アーチャーリッジベスト
定番アイテムの「アーチャーリッジ」はベストタイプもラインアップ。ポケット、襟の背面側、脇部分を切り替えたデザインがレトロなアウトドア感を醸します。実は化繊素材の中綿も封入されているので、見た目以上の保温性。十分な温かさで、インナーとしても活躍してくれます。カラー展開はジャケットタイプと同様。
アイテム6
クラークドームジャケット
ボアフリースを用いたベーシックなジップアップブルゾン。内側にナイロン製の裏地を採用し、着脱のしやすさと防風性を確保しています。ワイドなシルエットがリラックスできる着心地をもたらしてくれますが、裾と袖口がリブ仕様でスッキリした印象にまとまっています。カラーは2色展開。ブラックは細部までワントーンですが、ネイビーはジッパーや裏地に採用した赤がさりげないアクセントに。
アイテム7
ウインターパスプリントフリースフルジップ
適度なボリューム感のボアフリースが見るからに温かそうな1着です。ベースはスタンダードなフルジップのフリースジャケットですが、さりげなく柄がプリントされているのがポイント。ヴィンテージ感の漂うブランケット柄が3種類、さらにブラウン基調のカモフラージュ柄を加えた計4色のラインアップです。
アイテム8
スロータースロープジャケット
シンプルなボアジャケットに見えますが、実はリバーシブル仕様。毛足の長いボアフリースの面だけでなく、ストレッチナイロンの面でも着ることが可能です。意外な色使いが魅力で、ベージュ系のボアの反対側は明るいブルー、ネイビーの裏面はマスタードとなっています。また、落ち着いたカラーを選びたい場合はブラック×ブラックがおすすめ。さらに、ナイロン面にデニム調のカモフラージュ柄を採用したブラックとネイビーも「パターンドジャケット」として展開されています。
アイテム9
フロイドロックIIジャケット
アウトドアブランドとしての機能性やディテールをベースにしつつ、アーバンテイストにアレンジしたデイリーウェアを提案している『コロンビア ブラックレーベル』のジャケット。リバーシブル仕様で、見るからに暖かそうなボアフリースの面と、撥水性・防風性・伸縮性を兼備するソフトシェルの面、どちらを表にしても着用できます。オフホワイトとネイビーはシンプルなデザインですが、ブラウンはソフトシェルの面がリーフ柄です。
▼PART3:スポーティな味付けが◎。パーカータイプのフリースアイテム
フードの付いたフリースはアクティブな印象。『コロンビア』らしいどこか懐かしいデザインと相まって、それ1着でレトロなスポーツテイストの漂うコーディネートが手に入ります。首周りに立体感が創出できるうえに、レイヤードの幅が広がるという利点も。
アイテム10
コロンビアロッジMフリースフーディ
カラーブロックが特徴的なプルオーバーパーカーは、90年代にリリースされたアイテムの配色を参考にしています。使用したマイクロフリースはふっくらとした触感で、暖かい着心地。高めのネックで首周りの防風性も優れています。落ち着きがあるのはブラック×ホワイトですが、ポップなブルー系やアクセントになるレッド系もおすすめです。
アイテム11
マックストレイルミッドレイヤートップ
控えめな配色で大きくロゴが入ったプルオーバーパーカーです。薄手のフリースを使用していますが、『コロンビア』独自の撥水テクノロジー「オムニシールド」を採用し、雨や汚れを弾いてくれ優れモノ。秋はアウター、冬は中間着として着回すことができます。カラーはオリーブグリーンとブラックの2色展開。
アイテム12
カットバンクストレイトジャケット
リバーシブルで使えるフリース製のアノラック風パーカーです。両面ともに大きなポケットがフロントの中央にレイアウトされ、アウトドアなムードを強調しています。実はこのポケットは内側でつながっているため、中身を移さずに表裏をスイッチすること可能です。カラバリは全3色。ベージュのボアは裏面がブルー基調のデニム調カモフラ柄、黒いボアとマルチカラーのボアは裏側がブラック基調のデニム調カモフラ柄になっています。
▼PART4:インナーとしても活躍。プルオーバータイプのフリーストップス
ニットやスウェットのような感覚で着られるプルオーバー式のフリースも今、着実に人気を高めています。インナーからチラリと覗かせるだけでもトレンド感が色濃く表現可能。冬トップスの選択肢にぜひとも加えたいアイテムです。
アイテム13
ワピトーフリースプルオーバー
クルーネック型のフリース製トップスも保温性を補完するのに便利なのでおすすめです。この定番品は、90年代初期のデザインを継承しつつ素材をアップデート。やや起毛感のあるフリースが暖かくて快適な触感をもたらしてくれます。ネックのリブに入った柄がアクセントになっていて、ポケット・袖口・裾のパイピングも効いています。カラバリが充実していて全5色がラインアップ。ベージュ系のほか、ブラック、グレー、ブルー、レッドがあり、リブやパイピングのカラーはそれぞれ異なっています。
アイテム14
ラヴェルリッジクルー
フェアアイル柄のクルーネックニットに見えますが、実はフリース素材。ニットのチクチクした感触が苦手な人やケアが面倒な人には最適です。異素材で切り替えた胸ポケットや肩当てがクラシックなアウトドアテイストを放ち、コーディネートのさりげないスパイスとして重宝。色味を抑えたネイビー基調のほか、ブラックをベースにボルドーやグリーンを取り入れたバリエーションも選べます。
アイテム15
フロイドロックIIプルオーバー
ボアフリースのモコモコした表情が見た目も着心地も暖かい『コロンビア ブラックレーベル』のプルオーバートップス。シンプルで都会的なデザインですが、胸の切り替えや首元のコンシールジッパーなどのディテールがアウトドア調をさりげなく醸しています。カラーはオフホワイト、ダークカーキ、ネイビーの3色をラインアップ。
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60以上のメディアで執筆。「着こなし工学」提唱者
平 格彦
出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。