タフで厚手なTシャツ。ヘインズのビーフィーを選びたくなる7つの魅力
肉厚なTシャツが好きなら、アメリカの王道ブランド『ヘインズ』が誇る人気の定番「ビーフィー」を愛用しないと。その魅力やラインアップを見ていきましょう!『ヘインズ』の肉厚担当。ビーフィーってどんなモノ?
アメリカで1901年に誕生した『ヘインズ』は、“コンフォート(快適性)”をキーワードにスタンダードなアイテムを展開。1947年にリリースした「3P-Tシャツ」は着心地の良さやリーズナブルな価格が人気を呼び、メンズアンダーウェアのカテゴリで確固たるポジションを獲得しました。そして1975年に肉厚な「ビーフィー」を発売。ヒッピースタイルのアイコンであるプリントTシャツのボディとして愛用されるなど、若者を中心に人気を集め、今日までロングセラーモデルとして支持されています。
思わず欲しくなる。ビーフィーの7つの魅力
ビーフィーの人気はなぜ衰えないのか、7つの魅力をピックアップして解説。厚手だからこその特徴や買い揃えたくなる理由が見えてくるはずです。
魅力1
そのタフさ、まるで牛のよう
ビーフィーのボディには、6.1オンスというコットン100%の肉厚な天竺生地を採用。耐久性が高く、洗い込んでも首周りなどがヘタれず型崩れしにくくなっています。ビーフィーは英字で“BEEFY”。牛(=BEEF)のようにタフという意味がネーミングに込められているのです。
魅力2
着るほどに馴染む生地
耐久性が高く何度も洗えるからこそ、洗えば洗うほどコットンならではのソフトな風合いが高まり肌に馴染んでいきます。着心地も快適になっていくエイジングが楽しめるのもビーフィーの大きな魅力です。
魅力3
ストレスフリーな着心地
脇などに縫い目のない丸胴ボディを採用しているのも特徴です。また、ブランド名やサイズはプリントで表記したタグレス仕様。縫い目が肌に引っかからず、ストレスフリーな着用感が得られます。
魅力4
豊富なカラーバリエーション
色のバリエーションも多彩。インラインだけで13色をラインアップしています。さらに、タイミングによっては別注アイテムのスペシャルなカラーに出会えることも。好きなカラーが必ず見つかるはずです。
魅力5
リラックスできるボックスシルエット
アメリカ生まれの『ヘインズ』ということで、クラシックなアメカジを象徴するボックスシルエットを採用。リラクシングなフォルムは最近のトレンドとも一致するので、今なら主役として1枚で着こなしてもOKです。
魅力6
細かなサイズラインアップ
サイズはXS~XLまでの5段階設定。S~Lの3サイズ展開が多い中、5サイズがラインアップされています。ボックスシルエットのリラックス感を生かし、少し大きめのサイズを選ぶと今っぽい雰囲気に仕上がります。
魅力7
大人買いしたくなるお手頃プライス
いくらクオリティが高くても高価だと揃えづらいもの。ただし、ビーフィーは良心的な価格をキープ。税込み1,650円というバリューな値段で入手できます。さらに、2枚パックなら税込み3,190円。カラバリやサイズ違いも揃えたくなって当然です。
モデル着用例に見る。サイズの選び方
着用例1
175cmモデルのLサイズ着用感
ジャストのサイズを選ぶとこんなサイズ感。肉厚なので体のラインがわかりづらく、上品で大人なコーディネートに仕上がります。ダークトーンのイージースラックスなどを合わせれば、落ち着きのある大人らしいスタイルが出来上がり!
着用例2
180cmモデルのXLサイズ着用感
トレンドのビッグシルエットを意識するなら、いつもより2サイズくらいアップしたオーバーサイズがおすすめ。シンプルに着こなすだけで、こなれたニュアンスが漂います。サイズの種類が多めなので、体型や好みにあるサイズを吟味してみてください。
ビーフィーの四大定番をご紹介
最後は、ビーフィーの定番アイテムをピックアップ。原則として無地のシンプルなTシャツなので枚数や仕様の違いのみですが、だからこそすべて把握すれば、賢く買い揃えて愛用することが可能です。
アイテム1
ビーフィーTシャツ
30周年を迎えた2015年にリニューアルしたビーフィーですが、厚手の生地感が際立つシンプルなデザインがスタンダード。2枚セットのモノも紹介しますが、カラバリやサイズ違いを揃えたいなら1枚ずつ買い揃えましょう。
アイテム2
ビーフィーTシャツ2P
アイテム自体は上と変わりませんが、こちらは2枚組。セット価格で割り引きとなっているため、気に入ったサイズが決まっている場合は2枚組を購入するのが賢い手段です。ただしカラーはホワイト、グレー、ブラック、ネイビーの定番のみの展開。
アイテム3
ビーフィーポケットTシャツ
ビーフィーはポケット付きもラインアップ。1枚で着用する場合は、ポケット付きのタイプのほうが下着感を軽減できるでしょう。カラーのバリエーションは10色。豊富ですが、ポケットなしのタイプよりは色数が少ないので、アンダーウェアとして着るか、1枚で着るかはもちろん色の好みも含めて優先順を決めてセレクトしましょう。
アイテム4
ビーフィーロングスリーブTシャツ
長袖にアレンジしたビーフィー。夏以外の3シーズンに大活躍してくれるタイプです。厚手なので1枚で着てもサマになりますが、インナーとしても有用。肉厚なのでスウェット感覚で着まわしても便利です。
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60以上のメディアで執筆。「着こなし工学」提唱者
平 格彦
出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。