メンズパーマ14選。失敗しないパーマのオーダー方法とヘアカタログ
大人におすすめのパーマ14スタイルを一挙紹介。パーマをオーダーするうえで注意したいことや、パーマスタイルにマッチするヘアスタイリング剤も合わせて解説します。これが知りたかった。パーマで失敗しないための3つのステップ
初めてパーマをかける人はもちろん、パーマ経験者であっても「思い通りのパーマスタイルになるかどうか」は気になるところ。「プロに任せれば安心」と何もせず、準備不足でパーマをかけようとすると失敗する確率は高まってしまいます。まずは、簡単なことながらも意外と意識していない“パーマを成功に導くステップ”をチェックしましょう。
ステップ1
自分に合ったサロン探し
美容室は、今やコンビニ以上に店舗数が多く、コンセプトや店内の雰囲気なども十人十色。そのため、いかに自分に合ったお店を見つけ出せるかどうかがファーストステップであり、もっとも難しいステップです。ヘアカタログ本で提案するヘアスタイルをチェックするだけではなく、美容室のホームページや美容師個人が発信しているSNSなどをチェックすることはマストなのです。また、内装の雰囲気に抵抗がないかどうかも確認すべきポイント。“おしゃれ”とはいっても好みには個人差がありますよね。カットだけでも1時間近く滞在することになるので、内装は可能な限り事前にチェックしておきましょう。
ステップ2
事前に理想とするパーマスタイルを準備しておく
ヘアカタログや公式ホームページ、SNSで理想的なパーマスタイルを見つけておくのがステップ2。その部分をスマホなどで撮影して残しておくとベターです。
ステップ3
予約時のメニューでしっかりパーマを伝える(選ぶ)
行きたいお店が決まったら、さっそく電話またはインターネットから予約しましょう。ここで注意したいのが、事前にパーマをかけたいと伝えること。メニューについてはお店側から案内されるのがセオリーですが、自分でも意識しておくと良いでしょう。
パーマを成功させるためのコミュニケーションの心得
パーマで失敗しないための3ステップが完了したら、あとは当日まで待つのみ。しかし、ただ待っているだけでは、理想とするパーマスタイルを実現するには不十分です。事前に、美容師さんに何をどう伝えるのか整理しておきましょう。
心得1
カウンセリング時に理想のパーマスタイルを見せる
担当する美容師さんと対面するときに必ず行うカウンセリング。このときにしっかり理想のパーマスタイルを伝えること。事前に用意していた写真や画像データを見せて、なりたいパーマを理解してもらいましょう。
心得2
髪質の悩みやライフスタイルをガンガン相談
髪の毛の太さや細さ、クセ毛や生え際のクセなど、普段悩んでいる髪質のことを伝えておくのも忘れずに。合わせて、仕事のことや趣味などのライフスタイルも伝え、自身の好みも把握してもらいましょう。
心得3
タイミングがあれば自分の好きなファッションスタイルを伝える
また、反対に“好ましくない”ことも伝えるとベターです。どんな長さは避けたいのか、どんなパーマスタイルは好ましくないのかなど、「これはイヤだ」と伝えることも美容師との会話では必要なのです。
パーマヘアスタイル14選。大人のパーマカタログ
大人の男性にぴったりの、上品なパーマヘアスタイルをご紹介。ビズシーンでも印象を損なわないパーマスタイルを厳選しました。
スタイル1
パーマ初心者の方におすすめしたいのが、毛流れをつけたり、ボリュームアップをしたりと、小さな変化を与えるパーマです。髪質によりますが、写真のスタイルはトップやバングをゆるく巻き、毛流れをつけたもの。やわらかな印象を与えるだけではなく、スタイリングが行いやすくなるのもメリットです。
スタイル2
根元からのハーフカールパーマに躍動感のあるパーマスタイルに。毛先など、パーマであえて巻かないところを作ることでクセ毛感を強めているのもポイントです。セットはタオルドライの時点でグリースを揉み込み、ルーズに仕上げましょう。
スタイル3
襟足は短くカットしつつ、トップからフロント、そしてサイドは長めに残したショートをベースに、根元からロッドを巻き込んでカール感のあるスタイルに。ランダムな毛流れがおしゃれです。
スタイル4
短くカットしたサイドやバックと、長さを残したトップからフロントとのメリハリがおしゃれなツーブロックヘア。クセが強い方は、パーマをかけてゆるいカールがつくよう毛流れを補整してもらいましょう。
スタイル5
髪のクセだけでは難しいかもしれませんが、ハードなカール感が楽しめるパーマスタイルもおすすめの髪型の1つです。スタイリングはワックスやムースなど全体に馴染ませて、シルエットを整えるだけなので簡単に仕上げられますよ。
スタイル6
クセ毛のあなたにチャレンジしていただきたいルーズなアップバングスタイルです。テーラードジャケットやステンカラーコートなどの上品なトップスはもちろん、デニムジャケットなどのカジュアルな装いにもぴったりのショートヘアは男女ともに好印象間違いなし。
スタイル7
こちらもルーズな動きが魅力のアップバングスタイルですが、根元から毛先までの大きめのカールがポイント。フロントからトップまでボリュームアップさせることで、よりラフでナチュラルな印象に。
スタイル8
ベースはトップに長さを残したツーブロック。トップにパーマを施術し、ボリューム感を出しています。カールがかった毛束の動きは、パーマスタイルならでは。
スタイル9
男らしく見せるなら、前髪をしっかり上げたこちらのヘアがおすすめ。クセ毛でもリバース方向にピンパーマをかけることで、このようなスタイルが可能になります。
スタイル10
バングやトップは長さと重さを残しつつ、サイドをすっきりとカットしたショートスタイルです。落ち着いた印象が強いセンターパートのスタイリングでも、動きをつけることでアクティブな要素を加えることができます。
スタイル11
ベースはサイドを刈り上げたツーブロック。長さを残したトップは束感が出るようにカットし、ザクザクとした質感に。ラフな印象とすっきりとした印象が程良くMIXされたショートは大人の男性にも似合います。
スタイル12
「クセ毛だけど、あまり短くしたくない」という方は、額が出るようパーマで毛流れを補整してもらいましょう。サイドからバックに毛流れを方向づけつつ、髪の中間から毛先にカールが出るようパーマをかけることで外国人風なヘアスタイルに。
スタイル13
クセ毛にくわえてボリュームにも不安がある人は、パーマ強めがGOOD。やや短めのトップにランダムな動きをプラスすることでボリュームアップして見えます。
スタイル14
重くなりがちなマッシュベースでも、パーマをかけることで軽やかなヘアスタイルに。サイドやネープは短くカットしてあるため、爽やかさも損なわれません。
パーマスタイルはスタイリングが不可欠
サロンでパーマをかけたとしても、カラーリングと同じように日に日にカールが落ち着いてしまいます。そんなときには、スタイリング剤が必須。パーマによる動きを強調する役割のものがベターです。では、どんなスタイリング剤を選ぶべきか。その一例をご紹介。
スタイリング剤1
『マンダム』ムービングラバー ルーズシャッフル
ムービングラバー配合で弾力のある仕上がりを実現させ、パーマ感を持続&変化づけを可能に。ベタつきを抑え軽い雰囲気を作ることができます。伸び、馴染みが良く幅広い髪質に対応してくれるのも心強いポイントです。
スタイリング剤2
『アリミノ』ピース フリーズキープワックス
美容師さんも納得のディテールを表現でき、力を十分に発揮するクリームタイプのワックス。個性的かつ自在にデザインできるこのクリーム質は、高い持続効果と操作性を可能に。強力なセット力と立体的な束感作りに適しているので、パーマスタイルにぴったりです。
スタイリング剤3
『ホーユー』ミニーレ ウイウイ デザインクリーム9
しっかりとしたクセづけを実現させるメガハードタイプのスタイリング剤。パーマなどの大胆なボリューム感と立ち上がり、そしてワイルドな束感を表現します。ハードフィルムによる硬化感と長時間の持続性も魅力的。
スタイリング剤4
『阪本高生堂』クールグリース G
ハードなセット力を実現させた人気のスタイリング剤。ウェット感、ツヤ感、セット力のバランスがよく、大人パーマスタイルの持続と再現性は抜群です。さまざまなワックスとのMIX使いに適した万能品としてもおすすめ。
スタイリング剤5
『中野製薬』スタイリングタントNワックス7 スーパータフ
抜群の伸びを誇り、パーマとの相性抜群のファイバータイプワックス。バラ科植物ワレモコウエキス成分で髪のダメージやヘアカラーの退色防止力を高めています。マスカットをベースにキウイとオレンジをMIXした、甘すぎない香りもGOOD。
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