どうせ持つならおしゃれな活動量計を。初めての人におすすめしたい10アイテム
健康管理やトレーニングの効果測定をするのに便利な活動量計。ウェアラブルでおしゃれなものが増えていて、常に身につけておくことも。正しい選び方とおすすめ品をご紹介!身に着けることで体の活動データを計測。活動量計で健康管理をしよう
活動量計とは、身に着けることで体に関するさまざまなデータを計測できる端末です。ここ最近は計測できる項目が増えているだけでなく、バッテリーの持ち時間や防水性などのスペックも進化しています。しかも今は、スマートフォンと連携して簡単かつ便利に使えるタイプが主流。スタイリッシュなデザインのものも増えているので、どうせ使うならおしゃれなタイプを選んで気分良く活用しましょう!
いったい何ができるの? 活動量計で計測できる項目の種類
活動量計で計測できるデータはいろいろあります。機種によって計れる項目が変わりますので、主な項目を4つに大別して解説します。必要なデータがチェックできるかどうかを確認してから購入するようにしましょう!
項目1
バイタル(心拍数、血圧、体温)
活動量計が計測できる項目として最初に挙げられるのは、生命活動の基本的情報であるバイタルサイン。省略してバイタルと呼ばれることが多く、心拍数、呼吸数、血圧、体温を指します。特に心拍数は大半の活動量計で計測可能です。
項目2
歩数、移動距離、消費カロリー
心拍数とともに活動量計のスタンダードとなっているのが、歩数。GPS機能が内蔵されていて、移動距離を測れるタイプもあります。また、そうした移動やトレーニングに加え、基礎代謝を含む全体的な消費カロリーが計測できる活動量計もあるので、ダイエットが目的なら必須です。
項目3
睡眠時間、睡眠の質
眠っている時間の合計、眠りが浅かった時間や深かった時間などが計測できる活動量計も多数。自分では確認することができない睡眠の質を把握することができます。睡眠を改善できれば、健康増進などにつながるはずです。
項目4
長座時間、スケジュール管理
最近は移動する機会の減っている人が多く、座りっ放しでパソコン作業を続けている人も増えています。オフィスや家で長時間ずっと座って続けていると健康リスクにつながるという研究結果もありますので、長座時間を警告してくれる活動量計を活用しましょう。さらにスケジュールを通知してくれる機能がある活動量計なら、時間を気にせず作業に集中することができます。
シーンに合った着け方が選べる。活動量計、4つのタイプ
活動量計は主に、着け方が異なる4つのタイプから選ぶことができます。ちなみに、定番的なリストバンドタイプの中には、足首に巻いてアンクルバンドとして使用することができる機種もあるので、その点も確認しつつ自分が使いやすい装着方式を選んで活用しましょう!
タイプ1
手首に巻く「リストバンド」タイプ
手首に巻きつけてリストバンドのように装着できるタイプ。活動量計としての機能や使い勝手を優先するなら、もっとも手軽に使えるリストバンドタイプから使ってみましょう。アンクルバンドとしても使えるタイプや、足首装着用の別売りケースが使えるタイプなどもあります。
タイプ2
腕時計型の「スマートウォッチ」タイプ
こちらも手首部分に着けることができるタイプ。腕時計としても活用できるスマートウォッチタイプなら、トレーニング中だけでなく、日常的に使いやすいのが大きな利点です。データが確認しやすいうえ、機能性に優れ、計測できる項目が多いのもポイント。
タイプ3
指輪型の「スマートリング」タイプ
まだまだ少数派ですが、指輪のように装着できるタイプもあります。小ぶりで目立たず、寝るときでさえ気にならない着用感がポイント。指の根元にしっかりフィットするため、正解なデータが計測しやすいのも長所です。
タイプ4
気軽に携帯できる「ポケットイン」タイプ
ポケットに入れて持ち歩くことで活動量が計れるタイプ。ジャケットやスラックスなどのポケットに入れて携帯でき、ビジネスシーンでも使いやすいのが最大のメリットです。肌に密着していないため、計測できる項目は歩数などに限られますが、シーンを問わず気軽に使いたい人に最適です。
おしゃれで便利。タイプ別のおすすめ活動量計はこの10アイテム
最後は、おすすめの活動量計をタイプ別にご紹介します。ファッションアイテムやアクセサリーの感覚でつけられるスタイリッシュなタイプばかりをセレクトしたので、コーディネートの一部として使ってみてください!
▼リストバンドタイプのおすすめ活動量計
もっとも一般的でバランスが取れているのがリストバンド型。お気に入りの腕時計があり、時計と活動量計を別々に使いたい人におすすめです。液晶画面があるかないかで使い勝手やサイズ感が異なりますが、つけやすさやデザイン性にこだわるなら画面のないシンプルなタイプから試してみましょう。
アイテム1
『ソニー』スマートバンド
アンドロイドOSのスマートフォンに加え、専用アプリケーション「ライフログ」と連携して使用する「スマートバンド」です。歩数、消費カロリー、睡眠時間といったフィジカルアクティビティだけでなく、聞いた音楽、見た映画、話した時間といったエンターテインメントアクティビティを記録することも可能。アニメーションで振り返ることができます。センサーを搭載したコア部分は取り外し可能で、別のバンドに付け替え可能です。
アイテム2
『ミスフィット』フィットネストラッカー レイ
シンプルなデザインで、グッドデザインアワードも受賞している逸品。時計と重ね着けしても違和感のない仕上がりです。充電が不要で、6か月ほど着けっ放しで使用することが可能。歩数、移動距離、消費カロリー、睡眠モニターなどの項目が計測でき、機能面も充実しています。
アイテム3
『フィットビット 』インスパイア2
バンドと一体化したような画面付きのデザインがスタイリッシュ。1日24時間ずっと心拍数を測定し、それに基づいた睡眠スコアを確認することができます。また、シャワーやプールにも対応。栄養・運動・睡眠の改善に役立つプログラムやワークアウトプランも活用できます。
▼スマートウォッチタイプのおすすめ活動量計
時計としても使えるスマートウォッチタイプの活動量計は、デザインや機能のバリエーションが豊富。これから腕時計を買うなら、スマートウォッチ型の活動量計を選べばできることが増えて便利です。おしゃれなタイプをピックアップしてご紹介します!
アイテム4
『アップル』アップルウォッチ
世界的に人気を集めているスタイリッシュなスマートウォッチの代表格が「アップルウォッチ」。デザインが豊富で、本体のサイズやカラー、バンドのタイプや素材などを選んで組み合わせることが可能です。活動量計としても優秀で、「シリーズ6」では体に取り込まれた酸素のレベルまでチェックできます。
アイテム5
『ガーミン』ヴィヴォアクティブ
GPS機器ブランドの『ガーミン』ということで、このスマートウォッチもGPSを搭載。20種類を超える「GPSスポーツアプリ」と、ヨガや水泳などを含む「室内スポーツアプリ」により、あらゆる動作が記録できます。呼吸追跡、水分補給追跡、ストレス追跡などにも対応。
アイテム6
『ソニー』ウェナ3
スリムなデザインが特徴的。『ソニー』独自のアルゴリズムを搭載し、トレーニング時だけでなく日常のさまざまな要素を計測し、健康管理に活用することができます。さらに「ウェナ」シリーズはスリムなデザインがおしゃれ。バンドの素材はメタル・ラバー・レザーからセレクトできます。さらに、本体がラウンド型になっているダイバーズウォッチ風のコラボ品なども展開。
アイテム7
『ファーウェイ』ウォッチフィット
スタイリッシュかつ軽量で薄くてロングバッテリーな優れモノ。11種類のプロスポーツモード、85種類のカスタムワークアウトモードがあり、専門的な活動記録がチェックできます。また、12種類のクイックワークアウトがアニメーション化されているので、手元のプライベートトレーナーとして活用可能。カラーやバンドの種類が豊富なのも魅力です。
▼スマートリング&ポケットインタイプのおすすめ活動量計
少数派ではありますが、ライフスタイルや好みにマッチするなら気軽に使えるスマートリングタイプやポケットインタイプを選ぶのもおすすめ。ブレスレットやリストウォッチの着用感が苦手な人は、この2タイプから選んでみてください!
アイテム8
『オーラリング』
指輪型の体調管理ガジェットが『オーラリング』。結婚指輪などを常に着けている人なら、違和感なく追加できるはずです。高度なセンサーを搭載しているため、さまざまな面からモニタリングが可能。例えば寝つきが悪い場合に、お風呂に入るタイミングや心拍数といった原因を推定することもできます。
アイテム9
『タニタ』カロリズム スリム
ポケットインタイプの活動量計です。厚さ9.4mmのスリムなフォルムなので、アウター類やバッグ類のポケットなどに収納することが可能。クリップ付きのケースが付属しているので、ジャケットの胸ポケットに入れて固定することもできます。ダイエットサポート機能も搭載しているので、効率的なボディメイクに活用しましょう!
アイテム10
『オムロン』カロリスキャン
ネーミングの通り、消費カロリーの計測に強い活動量計です。無理のないダイエットを推奨していて、現在の体重の4%以内で減らしたい体重が設定でき、その目標のために必要な1日の総消費カロリーを自動で計算。達成度が「バンザイマーク」や「ごほうびプリンマーク」で表示され、やる気アップやモチベーションキープを促してくれます。
腕時計・ウォッチ
スマートウォッチおすすめ一覧。用途やOSで選ぶ推奨モデルはコレだ!
日々存在感を強めるスマートウォッチ。しかし「興味はあるけど、いったい何ができるの?」という人もまだ多いのでは。そうした基礎からおすすめ品までみっちりご紹介!
夏目 文寛
2020.05.01
腕時計・ウォッチ
大人が持つべきデジタルウォッチとは。今おすすめしたい16のブランド
心も装いもアクティブに、軽快に。そんな季節に重宝するのが、腕元を機能的&フレッシュにアップデートするデジタルウォッチです。要注目の16ブランドをピックアップ!
増山 直樹
2021.02.15
腕時計・ウォッチ
こだわりあるランナーへ。ランニングウォッチの人気モデルと選び方
食に環境に働き方にとあらゆる場面で健康を気遣うのが現代のあり方。ですが基本は運動、ランニングです。ウェアを調達した後は、ギアとしての腕時計にもこだわりましょう。
handbag編集部
2020.02.07
60以上のメディアで執筆。「着こなし工学」提唱者
平 格彦
出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。