これぞ男メシ! 料理好きファッション業界人が推す旨い、早い、簡単なおすすめレシピ11
家で過ごす日が増えた昨今。外食がはばかられるなら、男メシでも始めてみてはいかがだろう? 手始めにファッション業界内の料理好きたち推薦のレシピでぜひとも腕試しを!“男メシ”は、男が作る単なる手抜き料理にあらず!
ここのところ以前とライフスタイルが変わった、なんて人は少なくない。パートナー任せや外食漬けだった食生活とおさらばし、料理を始めた人もよく耳にする。とはいえ、最初からハードルを上げては挫折するのがオチ。そこで、ファッション業界の料理好きたちに、ビギナー向けの“男メシ”レシピをヒアリング。ポイントは、「大胆さ」「手間暇をかけない」「掛け算」という。その心は、これから紹介するレシピを見れば大いに納得してもらえるはずだ。
ファッション業界の料理好き三賢人が教える“男メシ”
ファッション業界では料理好きが少なくない。今回ご登場いただいた方々も、普段は各セレクトショップにてプレスやメディアのディレクション、またはマーケターとして腕を振るいつつ、帰宅すれば常日頃からキッチンに立つ腕に覚えのある方々。偶然にも、若かりし頃は飲食店の厨房に立ち、あらゆる料理を作っていたという。彼らのマイレシピの中から“男メシ”にふさわしい一品を作ってもらい、作り方のコツまで教えてもらった。
マグロよりも合う!? 『ガッツリ漬けサーモン丼』
和食店の厨房では、大きく分けて焼き場、揚げ場、煽り場、刺場に分かれており、この順番によって経験の長い者、腕の立つ者が担当するのだとか。学生時代、バイトながら異例の早さで刺場までたどり着いたのが、『ビームス』オウンドメディアのディレクターを務める前田太志さん(@maechanshokudo)。今回は、「肌触りが良くネックがゆったりめなのでリラックスできる」という自身の料理用ユニフォームに身を包み登場。紹介してくれたのは、サーモンを大胆にカットした漬け丼だ。漬け丼といえばマグロの赤身が一般的だが、果たしてそのお味とは?
<材料>
■用意するもの・ご飯 半合・卵 1個 ※卵黄のみ使用・サーモン 200g ※サクが理想・長ネギ 1/4本・塩昆布 適宜■調味料・めんつゆ 大さじ2・ごま油 小さじ2
<作り方>
1.サーモンを2cm角程のぶつ切りにする。2.ネギは根元のほうを使用。繊維にそってタテに包丁を入れ、90度転がし再度タテに入れたのち、繊維に垂直になるように包丁を入れ細かく刻んでいく。3.ジップロックに各々入れ、塩昆布をお好みに合わせて投入。4.その後、調味料を加える。5.軽くもみこんだ後、5分程寝かせる。6.ご飯の上に盛り付ける。7.中央へ卵黄を落とし、最後にごま油を適量加えて完成。
火も使わない簡単レシピも“映え”確定! な異色漬け丼
「ただ切って入れるだけですがどこか豪華に見える(笑)。しかも火も使わないので誰でも作れます」。さすが、あらゆる媒体で腕前を披露している前田さん。「ネギの辛みが気になるなら5、6分漬け込むかしょうがを代わりに使っても良いです」とのこと。そのお味は、しょうゆベースのあっさり味だが脂の乗ったサーモンが食欲を掻き立てる。さらに、卵黄とごま油がコクを生み、塩昆布の塩っ気が程良く引き締めているのだ。これは試す価値アリ!
玉子焼きと麻婆豆腐が奇跡の出会い!『玉子麻婆』
奥さんが出産準備で里帰りしたのは3年程前。ぽっかり空いた自宅での1人時間の穴埋めにと始めた料理も今や日課になりつつあるのが『ナノ・ユニバース』のプレス、和田 隼さん(@hayatobaggio_nanouniverse)だ。「昔から総菜屋や飲食店でバイトしていましたから大概のものは作れます」とインスタにアップしているレシピは数知れず。最近では、オリジナルレシピも考案しているという。「動きやすいし汚れが目立たない」と、馴染みのある黒スウェットに着替え、今回作ってくれたのは偶然から生まれたというこちらの一品。
<材料>(2人前)
■用意するもの・卵 2個・挽き肉 75g ※豚、牛、合い挽きなんでもOK・おろししょうが 小さじ1/2 ※市販のチューブのものでOK・おろしにんにく 小さじ1/2 ※市販のチューブのものでOK・豆板醤 小さじ1/2・甜麺醤 小さじ1/2・刻みネギ 適宜・サラダ油 適宜・ごま油 適宜■調味料・酒 大さじ1/2・砂糖 小さじ1・しょう油 大さじ3/4・鶏ガラスープの素 小さじ1・片栗粉 1/2・水 100cc
<作り方>
1.卵焼きを作る。後にタレと絡ませるためあえて味付けはしない。2.フライパンにサラダ油を引き、挽き肉を入れて炒める。3.ほんのり焼き色がつきだしたら豆板醤、甜麺醤、しょうが、にんにくを入れさらに炒める。4.100ccの水を入れ1分程煮る。5.そこへ調味料を入れひと煮立ち。さらに水溶き片栗粉を加える。6.とろみが出てきたら最初に作っておいた卵焼きを投入。食べやすい大きさに崩していく。7.最後に香りづけとしてごま油をたらし、お好みでネギを振って完成。
辛さ控えめながら満足度120%。麻婆豆腐ならぬ麻婆玉子
「麻婆豆腐を作ろうとしたのですが、豆腐がないことに気づき…。卵はたくさんあったので試しに加えてみたところおいしかったんですよね」。まさにケガの功名から生まれた名レシピ。ポイントを聞くと、「ズバリ、挽き肉を炒めた後に入れる出汁」とか。「メインの味付けになるので、配分に気をつければいつでもおいしく食べられます」。そのお味は程良い辛味の中に、ふわふわ玉子焼きのほんのりとした甘みがまた絶妙。こいつはますますご飯が進みそうだ(写真は2人前)。
お酒がグイグイ進む!? 『ささみのマヨネーズ焼き』
「大人としての威厳は保ちたいけど気は抜きたい」。そんな大人の休日着に最適と身頃たっぷりのシャツに袖を通したのは、『アーバンリサーチ』(@urban_research)でマーケティングを担当する三浦良介さん。彼もまた学生時代のバイト経験を生かし「これ! とは決めず、冷蔵庫にあるものでパパッと作っちゃいます」と若かりし頃から料理に没頭。なかでも、10年以上も作り続けているのが今回作る創作メニューだ。「鶏肉以外は冷蔵庫にありそうですよね。これは夕飯にもお酒のアテにもなる万能派。おすすめです」。
<材料>
■用意するもの・鶏のささみ 2本・マヨネーズ 適宜・一味 適宜■調味料・しょう油 小さじ1・おろししょうが 小さじ1 ※市販のチューブのものでOK・おろしにんにく 小さじ1 ※市販のチューブのものでOK・料理酒 小さじ1
<作り方>
1.鶏のささみを一口大に切り分ける。その際、筋は取り除いておく。2.カットしたささみにしょう油を馴染ませるように加える。3.さらにしょうが、にんにく、料理酒をささみに絡ませ冷蔵庫で10~20分程寝かせる。4.冷蔵庫から取り出し、お好みに合わせてマヨネーズをかける。5.オーブンに入れ、600ワットで約15分焼き、最後に好みに合わせて一味をかければ完成。
お手軽に見えない濃厚な味付けと食欲をそそるルックス
「個人経営の創作和食屋でよく作っていたメニュー。お店でも人気で、ジャンクに見えて意外とヘルシーなんです」。確かに冷蔵庫で燻りがちな材料でパパッとできてしまう手軽さは我々の大きな味方になってくれそう。「鶏肉の筋を取り、味が濃くなってしまうので染み込ませる時間は30分以内、がポイント」とか。確かに淡白な鶏のささみにしょう油とマヨネーズの酸味が相まって絶妙な味わい。一味のピリッとした小気味良いアクセントがクセになるひと皿だ。
まだまだある! 業界人が薦める“男メシ”厳選8レシピ
巣ごもり消費のみならず健康志向の高まりもあって、大人たちの“食”への意識は大きく変化してきている。それが、自ら台所に立つ呼び水となっていることは想像に難くない。業界内でもそんな大人たちが多数。彼らにも独自の“男メシ”レシピを、おすすめのウェアとともに教えてもらった。
レシピ1
『ジャガイモのガレット』
『エストネーション』で商品部のMDを務める高島大輔さん(@anthemdsk)は、休みの日ともなると友人たちを招いて料理を振る舞う生粋の料理好き。そのバリエーションは実に多彩で、カレーのようなスパイス系からワインに合うオードブルまでなんでもござれ。そんなレパートリーの中からおすすめしてくれたのが、「テクニックがなくてもおいしくできる」というジャガイモのガレット。フランスの伝統的な料理で、通常であればそば粉や小麦粉を使うが、高島さんはジャガイモを使用。ワインに合う野菜料理として振る舞うことが多いのだとか。
<材料>■用意するもの・ジャガイモ 3個・サワークリーム 大さじ3・ハーブ 適宜 ※ハーブ系ならなんでもOK■調味料・ホールクミン 10g・塩 適宜・コショウ 適宜・レモン 1/4
<作り方>1.ジャガイモをスライサーで千切りにし、ホールクミンと塩、コショウを入れてかき混ぜる。2.ハーブ(ディルやミントがおすすめ)を刻んで絞ったレモンとサワークリームを混ぜる。※固さが気になる場合は牛乳で伸ばす。3.フライパンにオリーブオイルを引き、お好み焼きの感覚で15分程弱火でじっくり焼く。4.焼きあがったら2を乗せて完成。
レシピ2
『回鍋肉』
店長として『ロンハーマン』辻堂店の運営を担う傍ら、今季より新たに『サザビーリーグ』が展開する『チャービーボーンブロス』(@charbybonebroth)のディレクターとしても活躍するプロサーファーの吉田 泰さん(@chabo.yy)。ビタミンやコラーゲンを豊富に含むボーンブロス(骨出しスープ)を扱うだけに、食に対するこだわりもひとしお。そんな彼が日頃からよく食しているのがご飯の最高の相棒、回鍋肉だ。「豚バラとよく絡む米粉を使う」のが吉田さんなりのテクニック。程良い辛味と甘味の加減が絶妙で、これぞまさしく男の料理といった佇まいだ。
<材料>■用意するもの・キャベツ 180g・にんじん 1/2本・長ネギ 1本・豚バラ肉 120g・豆板醤 大さじ1・米粉(小麦粉) 適量・にんにく 1片・しょうが 1片・塩コショウ 少々・サラダ油 適宜■合わせ調味料・甜麺醤 大さじ1・しょう油 大さじ1・料理酒 大さじ1・砂糖 小さじ1
<作り方>1.野菜、豚バラ肉ともに食べやすい大きさに切る。2.豚バラ肉に塩コショウを振り、米粉(小麦粉でも可)をまぶし馴染ませる。3.フライパンに油を引き、にんじんを炒め、しんなりしてきたらキャベツなどの野菜を投入。4.炒めた野菜を一度皿に移し、豆板醤、にんにく、しょうがを炒め、豚バラ肉を加える。5.さらに合わせ調味料を入れて馴染ませ、炒めておいた野菜を加えてさらに炒める。6.最後にごま油を少量加え風味をつけて完成。
レシピ3
『サラダボウル』
セレクトショップ『1LDK』内に併設された、ツウ御用達カフェこそ『テイストアンドセンス』(@taste_and_sense)。そこで店長を務める宮崎達也さんは、なんともおしゃれでヘルシーなひと皿を紹介してくれた。「作り方はいたってイージーですが、そう見えないところがキモ(笑)」とか。しかも、好きなものはなんでも入れてOKで、オンザライスすればボリュームアップ。「昔から作っている賄い飯で、当時は唐揚げなども入れたりしてみんなに喜ばれましたね」。こんなひと皿を大切な人の前でサラッと作れたら…うん、アリだね。
<材料>■用意するもの・サニーレタス 6枚・グリーンカール 4枚・トレビス 4枚・アーリーレッド 1/2個・ヤングコーン 3本・ブロッコリー 3個・ミニトマト 2個・ズッキーニ 1/3本・ナス 1/2本・きのこ 3個 ※なんでもOK・豆腐 1/4丁・ベーコン 2枚・卵 1個・オリーブオイル 適宜・にんにく 適宜・バター 10g※お好みで十穀米などもおすすめ。■調味料【洋風パターン】・塩 少々・コショウ 少々・ホワイトビネガー 大さじ1・粉チーズ 少々●調味料【和風パターン】・塩 少々・コショウ 少々・めんつゆ 大さじ1 ※昆布茶やほんだしでもOK・オイスターソース 小さじ1
<作り方>1.各種野菜を食べやすい大きさにカットする。 ※他の野菜を使う際に必要な、茹でる、焼くなどの工程もこのタイミングで。2.オリーブオイルをフライパンに引き、にんにく、ベーコンを炒める。3.ズッキーニ、ナス、きのこを加え、さらに炒める。4.調味料を入れ、全体に火が通ったら皿に盛り付けた葉野菜の上に乗せる。5.最後にバターで目玉焼きを作り、炒めた野菜の上に乗せて完成。 ※スクランブルエッグにしても良い。
レシピ4
『あごだし牛丼』
日本で培われてきた伝統的技術を駆使し、高品質なアイテムを世界へと発信する『ユナイテッドトウキョウ』(@united_tokyo)。そのデザイナーを務める松井勇気さんが推すのは、明治時代から庶民の味方だった牛丼。しかも、ベースはトビウオから出汁をとったあご出汁である。「あご出汁を使うことで日本男子のソウルフードがおしゃれになります(笑)」。しかも、松井さんの場合「お米をおいしく食べたい」と土鍋で炊くというこだわりよう。調味料に加える砂糖は、黒砂糖のほうがあご出汁と相性が良く、より味の深みが増すとのこと。
<材料>■用意するもの・白米 半合・牛肉 200g・舞茸 1パック・ブロッコリースプラウト 適宜■調味料・しょう油 大さじ4・砂糖 大さじ3 ※黒砂糖が理想・料理酒 1/4カップ・みりん 1/4カップ・おろししょうが 小さじ2 ※市販のチューブのものでOK・おろしにんにく 小さじ1 ※市販のチューブのものでOK・あご出汁粉末 小さじ1・卵 1個 ※半熟卵に調理・紅生姜 適宜
<作り方>1.フライパンに適量の油をしき中火で牛肉を炒め、しょうが、にんにく、料理酒、みりん、しょう油を加える。2.肉の半量に焼き色がつき始めたら舞茸を入れて炒める。3.弱火にして水を少量とあご出汁粉末を入れ、蓋をして全体的に火を通す。4.20分程じっくり火を通したらご飯をよそった丼に盛り付ける。5.半熟卵とブロッコリースプラウトを落とし、最後にお好みで紅生姜をかけて完成。
レシピ5
『“OCTD”炒飯』
“炒飯王子”こと、『ジャーナル スタンダード』プレスの玉木悠斗さん(@yuto_tamaki)も、「男メシなら炒飯は欠かせません」と満を持して参戦。提案してくれたのは“OCTD”炒飯である。“OCTD”といえば、インスタのハッシュタグでも頻繁に用いられる“Outfit Of The Day(今日の服装)”の略称。ただ今回の場合は「#俺炒飯作れるで」の意だとか(笑)。具材は豚肉と卵のみのなんとも潔いシンプル飯だがハマる人続出。決め手は「男メシの最強の味方、ウェイパー(笑)。マヨネーズでご飯をコーティングするのもポイントです」とか。
<材料>■用意するもの・白米 半合・焼き豚 50g・卵 1個・マヨネーズ 大さじ2・サラダ油 適宜・塩コショウ 少々■調味料・ウェイパー 小さじ1・料理酒 小さじ2・中濃ソース 小さじ2・ごま油 適宜
<作り方>1.調味料をレンジで10秒程温めておく。2.ご飯にマヨネーズを混ぜ表面をコーティングする。3.フライパンにサラダ油をしき、溶いておいた卵を入れる。4.卵が固まらないうちにご飯を入れる。5.焼き豚を加え、さらに温めておいた調味料を入れる。6.塩コショウをお好みで振り、サッと炒めれば完成。
レシピ6
『鶏の照り焼きのり弁』
休日はよく家族で公園へ出かけ、愛娘の相手をするのが日課という『チャオパニック』のプレス、吉住洋斗さん(@zumimaro_)。その際に持って行く弁当作りも彼の担当である。そこで、我が子にも評判なのがこちら。「育ち盛りだけにご飯は大盛り(笑)」が基本。その上に鶏肉と野菜を大胆に盛り付けた、まさに男らしさ満点のパパ弁当だ。「鶏もも肉を片栗粉でコーティングすると、肉汁を逃がさずパリッと焼けます」とこだわりも披露。最後に山椒をお好みで振りかければさらに、スパイシーさが増してご飯がどんどん進むとか。
<材料>(2人前)■用意するもの・白米 1.5合・鶏もも肉 1枚・ピーマン 2個・椎茸 60g・卵 1個・焼き海苔 2枚・山椒 適宜・サラダ油 適宜・片栗粉 適宜・塩コショウ 少々■調味料・しょう油 大さじ2・料理酒 大さじ2・みりん 大さじ2・砂糖 大さじ1
<作り方>1.片栗粉をまぶした鶏もも肉を皮面から焼く。2.肉汁が出だしたら切っておいたピーマンと椎茸を入れて炒める。3.3~4分炒めたら調味料を入れ絡めていく。4.盛り付けたご飯の上に海苔を敷き、その上に炒めた具材をのせる。5.最後に山椒を適宜振りかけて完成。
レシピ7
『キノコとゲソのポン酢バターホイル焼き』
「蒸し料理は手間取ると思いがちじゃないですか。でも、これを覚えたらハードルはグッと下がりますよ」とは、『ルイス』(@luis_official___)のプレスを務める井原 績さん。なにせ切る、アルミホイルの簡易器にぶちこむ、蒸すの3ステップのみ。イカゲソとキノコからほんのり染み出す出汁も、風味豊かな隠し味として機能する。「ものぐさな僕でもできますからね(笑)。出来上がり前に弱火で2分程蒸らすとふっくらおいしく仕上がりますよ」。冷蔵庫の余った材料で作っても良いというこちらは、きっと大人に大助かりな一手となる。
<材料>(1人前)■用意するもの・イカ 1杯・椎茸 30g・舞茸 30g・えのき茸 100g・にんじん 1/2本・白菜 1/4株・長ネギ 1/3本■調味料・ポン酢 大さじ2・バター 10g・料理酒 小さじ1・昆布 少々
<作り方>1.各種野菜を食べやすい大きさに切り分ける。2.切り分けた具材をアルミホイル製の簡易器に入れる。ここで調味料を全て入れる。3.具材の入った器を、少量の水をひいたフライパンの中へ入れる。4.水を沸騰させてフタをし、弱火で7~8分程蒸し焼きにする。5.火を止め、2分程蒸らして完成。
レシピ8
『柚子胡椒香る“俺の”鯖味噌パスタ』
『フリークス ストア』ららぽーと愛知東郷町店きってのファッショニスタにしてクッキングマスターでもある村岡賢哉さんが薦めるのは、鯖の味噌煮とパスタのマリアージュ。「夕食のメインにも、ビールのお供にも最適」と語るひと皿は、「パスタを加える前に乳化させ、記載のあるパスタの湯で時間の1分前に取り出しフライパンで炒める」のがコツなのだとか。食欲をそそるにんにくのパンチ力、柚子胡椒と七味のスパイシーな香りがたまらないメニュー。作ってみれば、彼の言っていることも大いに納得してもらえるはず。
<材料>■用意するもの・パスタ 100g・にんにく 一片・鯖味噌缶 1缶・長ネギ 適宜・柚子胡椒 小さじ1・オリーブオイル 大さじ1・卵 1個 ※卵黄のみ使用・塩 適宜・七味唐辛子 適宜・ゴマ 適宜
<作り方>1.鍋にお湯と塩を入れパスタを茹でる。2.フライパンにオリーブオイルをしき、にんにくを入れて炒める。3.にんにくに焦げ目がつく前に鯖味噌を入れ、身をほぐしながら炒める。4.お玉半分程の茹で汁を加え乳化させる。5.柚子胡椒を加え、さらに茹で上がったパスタも加える。6.ソースとパスタを絡めたら器に移し、ネギ、卵黄、七味、ゴマを加えて完成。
Photo_Katsunori Suzuki(interview)
無類のスポーツ好き。得意ジャンルは革靴
菊地 亮
地方の出版社にて編集を経験した後、独立。フリーのエディター・ライターとしてメンズファッションを中心に、スポーツ、グルメ、音楽など幅広い分野で活動。現在は、生まれ故郷である岩手県、そして東北の魅力を発信すべく東奔西走中。