有能です。ギルダンのロンTを大人が買うべき理由
季節の変わり目に便利なロンTですが、なかでも『ギルダン』のそれは利点づくしで、持っておかない理由が見当たりません。その魅力を読み解いていきましょう。圧倒的シェア。ロンTを買うなら『ギルダン』が筆頭候補
誰もが知るカットソーブランド『ギルダン』は、1984年にカナダで創業。もともとは小さなファミリービジネスでしたが、現在のカットソー年間総販売数は何と7億枚を超えており、北米マーケットにおいてシェアNO.1の実績を誇っています。さらに、2004年には製品に人体への有害物質が含まれていないことを保証する「エコテックス スタンダード100」認証を取得。人と地球の未来を考えた、サステナブルなモノ作りを実践しています。
今やカットソーブランドは百花繚乱。しかし、なかでも『ギルダン』は頭1つ抜けた存在といえるでしょう。本記事ではさまざまな角度から、同ブランドのロンTが持つ魅力を掘り下げていきます。なぜここまで多くの人に支持されるのか、その理由がきっとわかるはずです。
コレで納得。『ギルダン』のロンTが欲しくなる理由
『ギルダン』のロンTならではの魅力を、さっそく5つの項目に分けて解説していきましょう。とにかく全方位的に優れたアイテムなので、持っておかないのは損というもの!
理由1
大人好みのシンプル顔
『ギルダン』のロンTはどれもシンプルな無地仕様で大人好み。ベーシックを追求したデザインゆえに、着こなしのジャンルを問わずに取り入れることができます。おまけに、厳選された米綿を素材に使ったり、モデルによって首元のダブルステッチorシングルステッチを使い分けたりと、仕立てへの注力ぶりもさすがの一言。シンプルでありながら十分サマになるので、とっても重宝します。
理由2
メインでもサブでも活躍する肉厚さ
がっしりとした肉厚ボディも『ギルダン』のロンTが持つ大きな美点。それ単体で主役として着られるのはもちろん、耐久性が高いのでインナーとしても使い勝手良好です。しかも、着れば着るほどに味が出ますから、自分だけの1枚に育っていく過程も楽しめます。
理由3
豊富なカラバリ&サイズ展開
多くのモデルがXS-2XLまで幅広くサイズ展開されており、自分好みのシルエットを簡単に見つけることが可能。しかも、カラーバリエーションも定番色から彩色豊かなモノまで実に豊富にスタンバイしています。着る人のスタイルを選ばないラインアップはありがたい限り!
理由4
地球の未来を考えた生産背景
ただ“モノが良い”というだけでなく、“Making Apparel Better”(=アパレルをより良いものに)を合言葉に人や環境にも配慮して生産されている『ギルダン』の製品。前述の「エコテックス スタンダード100」認証に加え、可能な限り再生エネルギーを活用して生産を行うことで、水やガスの消費を最小限に抑えています。つまり、『ギルダン』を選ぶことは地球の未来を守ることにもつながるというわけです。
理由5
極めつけはコレ。とにかく安心する価格帯
高い支持率の理由として最後に挙げられるのが、お財布にうれしいバリュープライス。1,000円を切る価格で販売されているモノも少なくないので、サイズ違いやカラー違いで揃えている人も多いんです。もちろん、どれも価格以上の品質を備えており、“安かろう、悪かろう”とは無縁。生産を極力自社ファクトリーで行うことで、コストダウンを実現しています。
『ギルダン』のロンTにはどんなバリエーションがあるの?
ブランドの魅力を頭に入れたところで、ここからは具体的な製品バリエーションを見ていきましょう。ひとくくりに“無地ロンT”とされがちですが、実はかなり多彩に展開されているので、自分の好みと相談しながら選んでみてください。
アイテム1
大定番の6.0オンスウルトラコットン
ブランドを代表するマスターピースといえばコレ。良質なアメリカンコットンを使った地厚な6オンスボディは、ガシガシ着てもへこたれません。ネック・袖口・裾に丈夫なダブルステッチ仕様を採用するなど、ディテールも抜かりナシ! 脇ハギのない丸胴仕立てのため、着用時の快適性にも長けています。
アイテム2
利便性を高めたポケット付き
前述モデルの胸ポケバージョン。堅牢な作りはそのままに、ポケットが付くことで利便性がより一層向上しています。小物を収納するだけでなく、ポケットからメガネのツルを覗かせるなどの小技も取り入れられるので、いろいろと遊びたい人はこちらを選ぶのがおすすめです。
アイテム3
滑らかさが自慢のプレミアムコットン5.3オンス長袖アダルトTシャツ
リングスパン糸で編み上げたソフトタッチな1枚。非常に滑らかな風合いで、素肌の上にそのまま着てもコンフォートです。ジャパンフィットならではの、すっきりとしたシルエットも見どころに。ネックはすっきりとしたシングルステッチ仕様で、首&肩周りはテープで補強が加えられています。
アイテム4
高級綿糸で編み上げた6.1オンスハンマー長袖Tシャツ
丈夫かつ美しい光沢感のある高級綿糸、コーマ糸を使ったジャパンフィットの定番モデル。地厚な6.1オンスのボディで、肌が透けにくいのも大人にとっては心強いポイントです。なお、首元に付属するタグは簡単に取り外し可能となっています。
アイテム5
それ1枚でメリハリを出せるプレミアムコットン5.3オンス アダルト ラグラン Tシャツ
袖の配色を切り替えたリズミカルなラグランスリーブモデルもラインアップ。ロンTよりも少し袖丈が短い7分袖ゆえ、腕周りの小物使いも自由自在です。柔らかな風合いのリングスパン糸や丸胴仕立てのボディにより、快適さにもしっかりと訴求。裾&袖口は型崩れを抑えるためにダブルステッチ仕様になっています。
『ギルダン』のカットソーはこんな風に着るとおしゃれです
スタンダードな無地のロンTゆえに、着こなしの幅は無限大。ただ、逆に言えば少し迷ってしまうこともあるかもしれません。手っ取り早くおしゃれに見せたいなら、以下のコーデサンプルを参考にするのが良いでしょう。どうやって“キャラ出し”すれば良いか、そのヒントが詰まっています!
着こなし1
シンプルでも旬度満点なワイドシルエットコーデ
『ギルダン』のロンTも、合わせた『ウル』のパンツもオーバーサイズをチョイス。着こなし自体はいたってプレーンですが、くつろぎのシルエットでトレンド感を打ち出しています。 スニーカーを含め、全体をモノトーンでまとめることにより野暮ったさを回避しているのもお見事。
着こなし2
プッシュアップ&タックインでこなれ感をアピール
ラフにロンTの袖をプッシュアップしたり、タックインでシルエットに変化をつけたりと、上級者らしいテクニックが散見! ワントーンのミニマルなスタイリングだからこそ、それらのテクが一段と際立っています。各所に投入した小物も、イイ感じのアクセントです。
着こなし3
“ひと癖”あるボトムスも無地ロンTとなら難なくマッチ
今っぽいワークテイストをアピールできる一方、ちょっとアクの強い一面もあるオーバーオール。しかし、主張度控えめな黒の無地ロンTとなら、ご覧の通り喧嘩することなくすんなりマッチしてくれます。大人っぽさを意識し、ボトムス以外はブラックで統一。
着こなし4
ビビッドカラーを纏った『ギルダン』の挿し色使い
鮮やかなカラバリが数多く揃う『ギルダン』ですから、こんな風に挿し色使いするのもOK。半袖T×ロンT自体は慣れ親しんだレイヤードですが、色味に抑揚をつけることによってグッと新鮮に見せられます。挿し色がうるさく見えないよう、他アイテムは控えめなデザインに徹するのがベター。
着こなし5
春秋はベストをオンしてほんのりとシックに!
オールラウンドに着回せる『ギルダン』のロンTは、ベストとも相性抜群。ちょっと気温が低めなら、このようにベストを重ねてシックめに着こなしても◎です。全体的に淡い色味を意識すれば、クリーンさも演出できて一石二鳥!
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山崎 サトシ
アフロ歴15年のファッションライターで、趣味はヴィンテージモノの収集とソーシャルゲーム。メンズファッション誌を中心として、WEBマガジンやブランドカタログでも執筆する。得意ジャンルはアメカジで、特にデニム・スタジャン・インディアンジュエリーが大好物!