設営しやすくて高コスパ。人数別に選ぶモンベルのおすすめテント8選
日本を代表する総合アウトドアメーカー『モンベル』のテントは、コスパと設営のしやすさ、品質の良さから高い人気を誇る。利用人数別におすすめモデルを見ていこう。アウトドア好き御用達ブランドの『モンベル』
「Light&Fast」、「Function is Beauty」をコンセプトに、アウトドアウェアから登山シューズ、キャンプ用品まで、さまざまな商品を展開している『モンベル』。なかでも、高温多湿という日本の気候に合わせて開発されているのがテントだ。長年の使用に耐えうる高い品質ながらリーズナブルな価格で販売しているため、多くのキャンパーから支持を集めている。使用する人数や目的に合わせて種類も豊富。以下では、おすすめのテントを利用人数別に紹介していこう。
▼1人用で使うならこのテントがおすすめ
昨今、ファミリーキャンプを卒業したお父さん世代の間でも増えてきているソロキャンパー。テントを選ぶ際は登山での活用も視野に入れて、携帯性を重視したい。最初の1張には、3シーズン活用できるダブルウォールテント(インナーテントとフライシートの2重構造)がおすすめ。
アイテム1
『モンベル』ムーンライトテント2型
「ムーンライトテント」は『モンベル』のテントのなかで最も歴史のある定番モデル。その名のとおり薄暗い月明かりの下でも素早く設営できることや、雨の多い日本の気候に適した優れた防水性と通気性が魅力だ。フライシートには難燃加工が施され、焚き火の火の粉でも穴が開く心配がない。2型は2人利用を推奨しているが、荷物の置き場なども考慮すると1人用でも2型を手にしたいところ。
アイテム2
『モンベル』クロノスドーム1型
ポールを直角に交差させる独自の“バーティカル・クロス・システム”の採用で、広い居住空間を実現した3シーズン対応のテント。ポールのなかを走るショックコードによりポールとソケットが一体となっているので、素早い設営・撤収が可能だ。抜群の通気性も備えるので、ツーリングやトレッキング、バックパッキングなどにも幅広く使える。フライシートは難燃加工。
アイテム3
『モンベル』ステラリッジ テント1型
山岳用のテントとして、長年にわたって多くの登山家から愛用されている「ステラリッジ テント」。世界でもトップクラスの軽量性で、雪山など厳しい環境にも耐える強度を兼ね備えている。ポールを簡単かつガッチリと固定できる“オートセットアップ スリーブ”の採用により、悪天候の中でも素早く設営・撤収が可能だ。1型は2人利用も可能だが、前室が狭いため荷物をテント内に入れることを考えると1人での利用がジャストサイズ。
▼2人で快適に使うならこれ!
夫婦やカップルでの利用を想定するのであれば、前室の広さや居住性を意識したテントを選びたい。カタログなどで2人用をうたっているものは、実際に2人で寝ると荷物の置き場所もなくなってしまうため、避けたほうが無難。豊富なラインアップの中から、2人でも快適に使えるモデルをピックアップした。
アイテム4
『モンベル』クロノスキャビン3型
2018年に登場した新シリーズ。人気の「クロノスドーム」をベースに前室を広くし、加えて前室のシートを跳ね上げることでリビングスペースの確保も可能にしたモデル。ひさし用ポールも2本付属し、高さは175cmあるので出入りも楽ちん。ポール構造は「クロノスドーム」同様、あらかじめポールをクロスさせてある独自のシステムを採用。そのため設営・撤収はとても簡単に行える。フライシートには難燃加工が施されている。
アイテム5
『モンベル』ムーンライトテント3型
前述の「ムーンライトテント」の3人用である3型。基本的な機能性は「ムーンライトテント」シリーズ全6モデル共通となるが、2型のフレーム構造がテーパー状(先細り)になるのに対して、3型は長方形状になるので、居住性はより高まっている。
▼家族でも安心。『モンベル』のおすすめテント
ファミリーキャンプにぴったりのテントも『モンベル』には選択肢がいろいろある。設営のしやすさはそのままに、居住性や使い勝手を重視して最適なモデルを選びたい。とくに子供がいずれ大きくなることを考えると、やや大きめを買っておいたほうが無難なので、そこも織り込んでセレクトした。
アイテム6
『モンベル』ムーンライトテント7型
「ムーンライトテント」のなかでも2番目に大きな7型は、4人家族にぴったりのサイズ。室内空間はかなり広いので、雨の日にシェルター的に過ごすことも可能だ。ムーンライト独自のA型フレームの構造は踏襲しているが、このモデルでは同形状のフレームが2本直角に交差するように設営する。フライシートが雨よけのひさしや荷物スペースとして便利な前室と後室を作ってくれるので、ファミリーには重宝するはず。
アイテム7
『モンベル』レラドーム4型
通気性に優れたメッシュ生地をインナーテントの全面に採用したモデル。フライシートの前後にも大型のベンチレーターを備えているため、抜群の涼しさを実現。夏場のキャンプやフェスに最適な1張だ。一方、春先や秋口など、朝晩に冷え込む環境での利用は避けたほうが無難。カタログでは4人用となっているが、子供が小学生以上の場合はやや狭く感じるかもしれないので実物をチェックしておくと良いだろう。
アイテム8
『モンベル』クロノスキャビン4型
「クロノスキャビン」の中で最も大きなサイズの4型は、4人家族にぴったりのサイズ。付属のポールでタープ型フライシートを跳ね上げれば、高さは185cmとなり、背の高い男性でも腰をかがめる必要がないのはうれしい。テント後部にも出入り口が設けられているので、就寝時の出入りや荷物スペースとしても重宝する。
アウトドアのプロが見る『モンベル』のテント
キャンプの限られた時間を有効活用するためには、テントの設営・撤収の楽さはとても重要。『モンベル』は独自構造により、どのテントでも設営のしやすさにこだわっていて、実際に初心者でもとても簡単に立てることができる。それでいて機能性も申し分なく、価格も良心的ときているのだからリピーターが多いのもうなずける。
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