日本野鳥の会の長靴はおしゃれで機能的。アウトドアから街までお任せ

『日本野鳥の会』は、野鳥の調査研究や自然保護を目的に設立された公益財団法人。そのオリジナルブーツである「バードウォッチング長靴」が大ヒットアイテムとなっていることはご存じでしょうか？“バードウォッチングの際に履きやすい長靴が欲しい”という会員からの声を受け、誕生したのは2004年春のこと。性能の良さから口コミで徐々に広がり、アウトドアトレンドの追い風もあって今では完売が相次ぐ人気ブーツとなっています。なお、販売収益は野鳥および自然の保護活動に充てられているそう。

『日本野鳥の会』の「バードウォッチング長靴」がどう優れているのかを、具体的に3つのポイントで解説。全方位的に秀でた頼れるブーツであることをよくわかっていただけると思います。多くの人々に愛されているのにも納得間違いなし！

ポイント1

その名の通り、自然の中での野鳥観察を想定シーンとして開発された「バードウォッチング長靴」。しかし、余計な装飾性を省いたシンプル＆スタイリッシュな風貌ゆえに、雨や雪といった悪天候の日の街履きとしても問題なく活用可能です。その完成されたデザイン性は高く評価されていて、2016年には時代を超えたスタンダードアイテムに贈られる “ロングライフデザイン賞”も受賞しています。

ポイント2

ゴム長靴の専門メーカーとともに作り上げたブーツなので、歩きやすさは折り紙付き。素材に使っているのは雨にも風にも強い天然ゴムで、厚みを極力抑えることにより軽やかな着用感と高いフィット感を確保しています。さらに、アウトソールはグリップ力に特化しており、ぬかるんだ地面でもすべり知らず！ さらに、手を使わずともブーツを脱げるよう、ヒール部分に突起が設けられているのも気の利いたポイントです。

ポイント3

薄手のラバーブーツだけあって、クルクルッと丸めてコンパクトに収納できるというメリットも！ 専用の収納袋も付属しているためアウトドアでのレジャーや旅行など、さまざまなオケージョンにおいても役立ってくれそうです。片足460g（Lサイズ）という優秀な軽量性もうれしく、持ち運びはまったく苦になりません。

「バードウォッチング長靴」はぬかるみにも対応できるよう、足首の部分をしっかりとフィットさせた作りとなっています。そのためジャストサイズで着用すると、靴下の厚みによっては脱着時に多少きつさを感じるかもしれません。気軽に普段履きするスタンスであれば、いつも履いている靴よりもワンサイズアップで選ぶのがおすすめです。ちなみに、靴のサイズはcmではなくS/M/L表記となるので下記を参考にしてください。SS（23.0cm）S（24.0cm）M（25.0cm）L（26.0cm）LL（27.0cm）3L（28.0cm）

選ぶ靴下の厚みによってある程度履き心地を調整できますが、より快適なフィット感を求めるなら別売りの「バードウォッチング長靴」専用インソールを投入するのも1つの手。かかとから土踏まずにかけて硬めのパネルが入っており、足裏を効率良くサポートしてくれます。クッション性にも長けているので、疲れの軽減効果も抜群！ 抗菌加工が施されているので、嫌なニオイを防ぐ意味でも有効です。

野外フェスやキャンプといったアウトドアからタウンユースまでフル対応できる「バードウォッチング長靴」は、カラバリ豊富に全5色がスタンバイ。そのすべてをここで一挙にご紹介します。すべて税込みでアンダー6,000円というリーズナブルな価格なので、色違いのセット買いも視野に入れたいところ。

カラバリ1

シックな顔立ちできれいめ派から多くの支持を集めるグレー。マウンテンパーカーやダウンジャケットといったアウトドア系アウターだけでなく、ステンカラーコートなどの品の良いアウターとも好相性を発揮してくれます。ハンドメイドブーツならではの心地良い履き心地も流石の一言。

カラバリ2

“メジロ”カラーというネーミングの由来は、ブーツの色が小鳥のメジロに似ていることから。はっきりとしたツートーンカラーなので、着こなしのアイキャッチとして効果的に作用してくれます。ちなみに、街では上部を折り返してショートブーツっぽく履いている人も多いようです。

カラバリ3

「バードウォッチング長靴」の誕生当初からラインアップされえいるオリジナルカラーであるグリーン。発色が良く、着こなしの挿し色として大活躍してくれます。緑は今季のトレンドカラーでもあるので、押さえておいて損はありません。

カラバリ4

タウンユース向けに展開されている茶色。落ち着いた見栄えなので、大人っぽく履きこなせます。ラフなアウトドアパンツから都会的なリジッドジーンズまで、合わせるボトムスを選ばないのも大きな強み。スタイリングの幅を拡充してくれるアイテムです。

カラバリ5

全6色のバリエーションにおいて、もっともインパクトある風貌となった今作。カモフラージュ柄プリントで全体が彩られており、足元に視線を呼び込みます。さりげなく旬なミリタリーテイストを主張できるのも利点。

ラバーブーツなのでレザーほど神経質になる必要はありませんが、長く愛用していくならメンテナンスはちゃんとしてあげるべき。とは言っても、難しいことはないのでご安心を。表面が軽く汚れた程度なら、基本的には濡れたタオルでさっと拭き取るだけでOKです。ゴムが劣化しないよう、保管の際は中に新聞紙などを詰めて生地が折れない状態にしておきましょう。また、長く使っていると表面が白っぽくなる場合もありますが、そんなときには靴用のシリコンオイルを塗布してあげるとツヤ感が戻ります。