ポップアップテント&ワンタッチテント20選。購入する前に知りたい選び方
アウトドアレジャーで手軽に設営できるポップアップテントやワンタッチテントが人気急上昇。これから購入するなら知っておきたい選び方やおすすめモデルをご紹介します!ポップアップテントやワンタッチテントはレジャーシーンで大活躍!
通常のテントに比べ、設営の手軽さや持ち運びやすさで人気を集めているポップアップテントやワンタッチテント。ここ数年でキャンプ以外にも、例えばビーチやプールでの日よけとして、またBBQやピクニックの休憩場所や荷物置きとして……、とあらゆるレジャーシーンで使われるようになってきました。現代においてはまさに、一家に1つ備えておきたいアウトドアアイテムというわけ!
ポップアップテントとワンタッチテントの違いを確認
設営が手軽で携帯しやすいという共通点はありながら、ポップアップテントとワンタッチテントは実は別物。どちらか気にせず使っている人も多いかと思いますが、2つの違いを知っておくことで、より自分のスタイルに合ったテントを選ぶことができますよ。
▼簡単&軽量なポップアップテント
収納袋から出してたたんだ状態から広げるだけですぐ立ち上がり、テントとして使えるポップアップテント。最大の魅力はコンパクト&軽量なことです。少し大きめのバッグくらいのサイズで片手でも持ち運べる軽さ、さらに立ち上げも簡単とあって、女性にも人気が高いんです。たたむ際も、コツさえ覚えれば撤収は簡単。組み立てに必要なパーツもペグぐらいなので、思わぬ忘れ物に頭を悩ます心配もありません。
▼強度と居住性が高いワンタッチテント
ワンタッチテントは、収納袋から出し、傘を開くように骨組みを持ち上げて設営します。骨組みがしっかりしている分、ポップアップテントに比べると持ち運び時のサイズが大きく、少々重さもあります。しかしその分、強度も居住性も高いので海やBBQにはもちろん、サイズや種類によっては泊まりでのキャンプ用のテントとして使えるものもあります。
ポップアップテント・ワンタッチテントを選ぶポイントはこの3つ
人気上昇中のアイテムだけにさまざまなメーカーから登場していて、選ぶのに迷うほど。その中から自分にぴったりなものを選ぶためのポイントをチェックしていきましょう。
ポイント1
使用する人数に合わせてサイズを選ぶ
テントを選ぶときの1番大事なポイントは、使用する人数に合わせて選ぶこと。1~2人で使うのに大きなサイズは必要ないし、大人数ならそれなりに大きいサイズが必要になります。1人用から5~6人用の大型のものまであるので、使用人数に合わせてサイズを決めましょう。しかし、もちろん大きくした分は持ち運びも面倒になるもの。ほどほどが肝要です。
ポイント2
用途に合わせてタイプを選ぶ
ポップアップ&ワンタッチテントには、開口部がオープンなタイプとフルクローズになるタイプがあります。使うシーンや用途によってベストなほうを選ぶのがおすすめ。
こちらはテントの前面が大きく開いているのがオープンタイプ。風通しが良く通気性が良いのでサンシェードとして使ったり、アウトドアレジャーでの休憩スペースとして使ったりするのがおすすめです。採光窓としても機能してくれるので、中で本を読んだり、お子さんとランチ……、なんてときにも役立ちそうですね。
全体がきちんと閉まるフルクローズタイプは、プライベートな空間が確保できるので、海など着替えが必要なシーンでも大活躍。ある程度丈夫なものであれば雨風もきちんと防げます。そのまま1泊……、なんて楽しみ方も、フルクローズタイプならばっちりです。
ポイント3
UVカットや耐水性もチェック
手軽さが魅力な半面、一般的なテントと比べるとどうしても耐久性などはやや劣るポップアップテントやワンタッチテント。とはいえビーチで使うならUVカット、簡単なキャンプなどに使うのであれば、突然の悪天候にも対応できる耐水性のあるものなど、できるかぎり機能性もチェックしておきたいところです。
手に入れるなら今! ポップアップテント&ワンタッチテントのおすすめ20選
レジャーに必須のポップアップテントとワンタッチテント。1人もしくはカップル向きのコンパクトタイプと、家族や仲間とゆったり過ごせる広めのタイプとそれぞれピックアップしました。また手軽なレジャー向きから本格キャンプに対応するものまで揃うので、自身のレジャースタイルに合うものをチョイスしてください。
▼1~2人用のコンパクトタイプを探しているなら
アイテム1
『コールマン』ポップアップテント クイックアップIGシェード
用途に合わせ、フルオープンにもフルクローズにもなる2~3人用ポップアップテント。窓部分には虫よけ効果のあるオリジナルメッシュ素材を使っているので、風通しも良く虫の多いアウトドアシーンでも安心して過ごせます。また、床からの水の染み込みを抑えるPEフロアを採用しており、レジャー中の雨対応もバッチリ。
アイテム2
『ロゴス』Q-TOP フルシェード 200
ブランド独自のQ-TOPシステムで、設営も撤収もそれぞれ30秒程でできてしまう超簡単なワンタッチタイプ。風飛び防止の砂袋付きなので、ビーチや山の上など風の強いところでも使いやすいのが魅力。大人2人が楽に横になれるサイズで、入り口部分もフルクローズになるのでアウトドアシーンでのリラックスタイムや着替えなどにも便利です。
アイテム3
『アルパインデザイン』ワイドフルクローズ ポップアップサンシェード
簡単に開くうえに、フルクローズ仕様なので着替えなどプライバシーを守りたいシーンでも活躍のポップアップテントです。コンパクトに見えて実は奥行きがワイドなのも魅力! 紫外線遮へい率も90%以上なので、日差しの強い日に子供と遊びに……、なんてときも安心ですね。
アイテム4
『キャプテンスタッグ』シャイニーリゾートポップアップ テントデュオUV
カップルや1人での使用にちょうど良い約1.4畳の広さと、ポップアップならではの設営の手軽さで人気のモデル。テントの裏地にはシルバーコーティングが施され、95%UVカット。日差しが強いビーチでの日よけにも最適です。フロントがフルオープンで、空気がこもらないのもうれしいポイント。
アイテム5
『ケシュア』ポップアップテント 2人用
フランスのメーカーらしいシックなデザインが光る、2人用ポップアップテント。バックルを外して整えれば2秒で組み立てられるという簡単な設営方法が最大の魅力です。通気性に優れ、遮熱性の高い素材を使用しているので、野外でも快適に過ごせます。
アイテム6
『チャムス』ポップアップサンシェード2
色鮮やかな赤にブランドロゴがワンポイントであしらわれたポップアップテントは、コンパクトながら存在感大! 背面には風を通すメッシュドア付きなので、暑さが気になるビーチやフェスでのサンシェードとしてもぴったりです。スタッフサックは砂を入れればおもりとしても使えます。
アイテム7
『DOD』ワンタッチテント T2-629-BK
袋からテントを取り出し、脚を伸ばしてロープを引くだけで完成するという設営の時短も見込めるワンタッチテント。シングルウォールを採用することで軽量性を高めつつ、2人ぐらいならゆったりと過ごせる空間も確保しているのが優秀! 内側から換気調節しやすい大型の窓付きで、風通しも抜群です。
アイテム8
『フィールドア』フルクローズ サンシェードテント
UVカット機能付きで、すべてのスクリーンを閉じれば透け感もなし。赤ちゃん連れやビーチでの着替えなどにも役立つ、フルクローズワンタッチテントがこちらです。テントの前後の面にはメッシュスクリーンも付いているので、風通しも良く虫除け対策も万全! 気軽なキャンプから、レジャーシーンでの日よけまで活躍する、使い勝手の良いワンタッチテントです。
アイテム9
『キャンパーズコレクション』クールトップワンタッチテント
こちらのワンタッチテントは遮熱性の高いシルバーコート生地を採用しており、強い日差しをしっかりブロック! フロントには砂の侵入を防ぐエッジがあるため、ビーチでの使用時にも快適です。フルクローズにもなるので、荷物の保管や着替えのためのスペースとして備えておくのもあり!
▼家族や仲間とゆったり過ごせるタイプを探しているなら
アイテム10
『キャプテンスタッグ』クイックドーム250UV M-3135
設営が簡単なワンタッチフレームがうれしいドーム型のテント。4人用の居住スペースに前室(靴やザックなどの荷物を置けるスペース)も備えているため、ゆとりのある空間が魅力です。インナーテントの天井には通気性を高めるメッシュを備え、紫外線をカットするUVプロテクションコーティング生地を使用しています。
アイテム11
『フィールドア』ワンタッチテント 4人用
4人用のこちらは、約15秒で設営が完成するワンタッチ仕様。グラスファイバー製の軽いポールやUVカットコーティングなど女性にもうれしい作りで、ファミリーやカップルでのアウトドアレジャーにぴったりです。豊富なカラーバリエーションにも注目を。別売りオプションで自分好みのスタイルにアレンジすることも可能です。
アイテム12
『コールマン』4人用 ポップアップテント
約10秒でセットアップできるという手軽さがうれしい4人用のポップアップテント。付属のレインカバーを外した内側はメッシュ素材になっており、上部には天窓付きで通気性も十分。夏のキャンプやビーチでのサンシェードとして、実力を発揮してくれます。
アイテム13
『ベアーズロック』ワンタッチテント 6人用
収容可能人数6人のこちらのテントは、天井も高く前後室もあるため、圧迫感を感じさせない広々としたスペースで寛げるのがうれしいですね。もちろんワンタッチで組み立てられるのでアウトドア上級者から初心者まで、安心して使えます。標準装備されているフライシートや4か所の開口部により、雨風に強い作りとなっているのも魅力です。
アイテム14
『WAKU FIMAC』ワンタッチテント 4~5人用
組み立てれば250×210cmもの広さになる、大ぶりなワンタッチテント。中を広く使えるドーム型なので、家族でちょっと1泊、というときにも頼もしい存在です。横4面にメッシュスクリーンを配しているので風通しも抜群なうえに、出入り口は3重構造になっているので害虫はしっかりブロック! 夏場のバーベキューにだって、もってこいです。
アイテム15
『イーストヒルズ』ワンタッチ ビーチテント 4人用
アウトドア感を主張しすぎないナチュラルなベージュとスタイリッシュなフォルムがおしゃれなワンタッチテント。高さがあるので大人4人がテント内で椅子に座っても余裕のある空間がキープできます。四隅をサンドポケットとペグで固定できるので、ビーチでの設営もスムーズ。
アイテム16
『キィード』クイックヴィラ5
ドイツの本格派アウトドアブランド『キィード』の人気モデルは、シックなカラーとスクエアフォルムのデザインが特徴。インナーテントとアウターが一体型の5人用ワンタッチテントで、室内の広さは320cm×320cm、高さは215cmの大型サイズです。防水性と耐久性にも優れ、泊まりでのファミリーキャンプに最適。
アイテム17
『ロゴス』スペースベース・デカゴン-BJ
オリジナルのパネルシステムで、強度と収容力を上げた超大型スペースベースです。幅約6mのビッグサイズにもかかわらず、フレームを伸ばしてロックするだけと設営も撤収もあっという間! 大人数のキャンプでみんなが集う宴会スペースにしたり、イベント会場で使ったりと幅広く活躍してくれます。
アイテム18
『DOD』ザ・ワンタッチテント
テント本体は、組み立て簡単なワンタッチテント。加えて、テントのフロントポールにタープのフックを引っかけるだけで、簡単に前室を作ることが出来ます(キャノピーポールは別売り)。寝る際には前室部に荷物を置き、広々としたテント内で家族で雑魚寝……、というのも優雅ですね。高い耐水圧も備えているので、少々の雨はモノともしません。
アイテム19
『YACONE』3~4人用ワンタッチテント
ワンタッチテントとしてはもちろん、アタッチメントを外せばタープとしても使える2WAYタイプなので、天候やシーンに合わせてアレンジ可能です。UVカットや防水加工を施した丈夫な素材を採用しており、テント内にはランタンフックや収納ポケットも内蔵されているなど、細部にまでこだわりも多数。それでいてお手頃価格というコスパの良さも魅力です。
アイテム20
『アウトリッチ』ワンタッチドームテント
フルクローズの4人用ワンタッチテントの中でも、ビギナーからキャンプの達人まで、比較的幅広く愛用されているモデルです。シンプルなデザインに加え、広げてロックするだけという設営の手軽さも人気の要因。さらにグラスウール製の軽くてしなやかなフレームにも注目を。この優れた弾力性で折れに強い作りになっているのも高ポイントです。
アウトドア・キャンプグッズ
おしゃれなアウトドアチェア15選。外でも部屋でも使いたいおすすめをピックアップ!
屋外向けに作られた丈夫かつ軽量なアウトドアチェアですが、最近ではインテリアとして使う人が増加中。外でも家でも活躍必至のアイテムをピックアップしました。
handbag編集部
2020.11.25
アウトドア・キャンプグッズ
アウトドアテーブルは外でも中でも出番アリ! おしゃれで機能的なアイテム10選
これからの時期、キャンプやBBQを楽しみたいと考えている人は多いはず。そこで活躍するのがアウトドアテーブル。最近は屋外だけでなく室内でも使えるタイプが人気です!
那珂川廣太
2021.02.26
アウトドア・キャンプグッズ
今キャンプで主流のカマボコ型テントって? 選び方とおすすめ11選
最近キャンプ場ではカマボコ型のテントが主流です。その理由はデザイン、居住性の良さもありますが、何よりも設営が簡単! 今人気のカマボコ型テントをご紹介しましょう。
池田 やすゆき
2020.06.06
アウトドア・キャンプグッズ
キャンプで睡眠の質を上げる、コットの正しい選び方と使い方
キャンプをするなら寝袋を買い揃えようと思うのが普通だと思いますが、私ならコットをおすすめします。より快適に寝られるのはもちろん、何かと使い勝手が良く重宝します。
池田 やすゆき
2020.07.31
アウトドア・キャンプグッズ
おしゃれキャンパーが愛用するティピーテントとは? 魅力や使い方を徹底解説
雑誌などにも登場するおしゃれキャンパー御用達のティピーテント。ドーム型テントと双璧を成す、この三角屋根のテントについて、人気の理由や魅力を探ってみましょう。
池田 やすゆき
2020.09.08
インテリアやアウトドア記事をメインに担当
ai sato
サーフカルチャー誌、ライフスタイル誌、アウトドアムック本などの編集を経て、2003年に独立。主にファッション誌やライフスタイル誌にて、ファッションページからインタビューまで幅広く携わっており、最近ではオンラインでの記事編集も手がける。得意分野はサーフ系ファッションやライフスタイル、アウトドアなど。
KEYWORD関連キーワード
テント・タープ