フェローズのバンカーズボックスで、収納問題を一挙解決!
モノが多くて収納に困っている。かといってただの段ボールに詰め込んで置いておくのは見栄えが悪い。そんな悩みは『フェローズ』のバンカーズボックスで解決を。ただの段ボールにあらず。『フェローズ』の「バンカーズボックス」って?
箱の中に荷物を入れて置いておくだけで、インテリアがおしゃれに見えてしまう魔法のような収納アイテム「バンカーズボックス」。一体どんな代物なのか、まずはしっかり把握しておきましょう。「バンカーズボックス」はその名の通り、アメリカの銀行で書類などの保管箱として使われていたボックスのこと。1917年にシカゴで創業した『フェローズ』というオフィス用品メーカーが手掛ける製品で、100年以上の長い歴史を持っています。従来はブリキ製の箱が使われていましたが、丈夫な段ボールを使って扱いやすくしたことで人気を博し、銀行のみならず多くの企業や家庭で広く用いられるようになりました。日本でも感度の高い人が多く愛用しており、デザイナーの佐藤可士和氏もその1人として知られています。
置くだけで“良い雰囲気”。定番「703」で確認するその魅力とは
「バンカーズボックス」を象徴するベストセラーアイテムが、「703」と名付けられたモデル。W34.5×H26.5×D41cmという程良いサイズで、A4の書類がちょうど収まる汎用性の高さが魅力です。軽量な段ボールでありながら、30kgまでの重さに耐え、5段まで積み重ねられるという頑丈さも長所。他のモデルもそうですが、ハサミやテープなどの道具を使うことなく、段ボールを折り込んでいくだけでしっかりしたボックスが完成します。また、持ち運びに便利なハンドルや蓋が付いていますが、丁寧に裁断されているため、持ったときに手にやさしく馴染むところもこだわりを感じさせます。
収納力や耐久性の高さといった実用性も魅力ですが、「バンカーズボックス」の最大の特徴といえば、やはりデザイン性の高さです。オフィス用品らしく、表面にはナンバリングをしたり、中身を記載するための欄やマス目がプリントされていたりしますが、その合理的で無機質なデザインがどんなインテリアにも馴染んでくれるのです。
「バンカーズボックス」は世界各地それぞれの規格や使用方法に合わせて微妙にディテールを変えて展開している点も特徴です。実は日本でも「703」を大きくリニューアルした「703S」というモデルが2017年に登場。マス目を目盛りに変更するなどデザインをよりシンプルにするとともに、わずか3工程で組み立てられたり、ハンドルや蓋の形状を工夫して使いやすくしたりするなど利便性も向上させています。しかし、従来品をすべて置き換えるわけではなく、新旧モデル両方を販売し続けることで既存のユーザーにも対応するなど、消費者目線に立ったモノ作りにも好感が持てます。
「バンカーズボックス」を、「ファイルキューブ」でもっと便利に
「バンカーズボックス」は積み重ねて使えると前述しましたが、実際に重ねてしまうと下の方の収納物を取り出すのにひと苦労することになるのも事実です。しかし、そうした問題を解決するアイテムもしっかり用意されています。それが別売りの外箱「ファイルキューブ」です。これと「バンカーズボックス」を組み合わせれば、積み重ねていても引き出しのように中身を自在に出し入れできるわけです。付属のプラスチック製のツメを使えば、「ファイルキューブ」同士をしっかりかみあわせることができ、まるで棚のように使うことができるのも魅力です。
いくら棚のように使えるといっても、段ボール製だと心もとないという人もいるでしょう。しかし、実は、「ファイルキューブ」は両端にスチール製の枠を入れて補強する構造になっており、とても頑丈なのです。それでいて組み立て方法も簡単そのもの。そのため、安心して長く愛用することができます。
かゆいところに手が届く。「バンカーズボックス」のバリエーション
「バンカーズボックス」は用途に応じて、サイズや色柄の異なるモデルが幅広くラインアップされています。空いたスペースを有効活用できるアイテムやインテリアをよりスタイリッシュに演出してくれるアイテムなど、かゆいところに手が届く逸品がきっと見つかるはずです。
アイテム1
701
「703」と同じサイズながら対荷重性能を2倍以上にアップさせたモデルです。特徴的なのは斜めにカットされた持ち手部分。“エルゴハンドル”と呼ばれ、持ち運ぶときに手首の負担を減らし、圧倒的な持ちやすさを実現します。また、持ち手の横には結束バンドを通せる小さな穴が開いており、蓋の落下を防ぐほかセキュリティを高めることが可能です。
アイテム2
743s
「703s」と同じ幅と奥行きで高さを半分に設定したのがこちらの「743s」。文庫本やマグカップなどあまり高さのないモノをちょうど良く収納するのに適しています。2段重ねれば「703s」と同じ高さになるため、組み合わせることで使い道が大きく広がります。同一モデルの積み重ねは6段まで可能。側面と底面は二重構造になっており、十分な対荷重性能を発揮します。
アイテム3
705
「バンカーズボックス」の中で最も大きいサイズのモデルがこちら。デザインやディテールはそのままに、B4サイズの書類がちょうど良く収まる大きさになっています。十分な大きさがあるため、書類だけでなく洋服などのかさばるモノを収納するのにも適しています。独自の組み立て方法であるファストホールドを採用しており、わずか3秒で組み立てられるのも魅力。
アイテム4
4311
「4311」は、「バンカーズボックス」よりもさらに細かく書類を分類して収納できるファイルフォルダ。シリーズで初めて採用された樹脂製の留め具が蓋をしっかり固定してくれるので、収納時も持ち運び時も安心です。また、「703s」や「743s」の中に3つ並べてちょうど収まるので、中身を小分けして整理するのにも活用可能。サイズ的にシューズボックスとして使うのもアリです。
アイテム5
208s
雑誌や書類をすっきりと収納できるファイルボックス。オープンタイプなので中身が見やすく出し入れも容易です。また、こちらは木目調のテクスチャーをあしらったバージョンで、シックなインテリアにもマッチするデザインとなっています。その他にも、前面を3層構造にして耐久性を高めつつ、「703s」などのモデルにちょうど3つ収まるようにサイズを設定するなど、『フェローズ』らしい工夫が盛り込まれています。
アイテム6
101
「バンカーズボックス」をW10.5×D17×H7.5cmの小さな手のひらサイズに落とし込んだ「101」。名刺やポストカードなどの小さな書類をすっきりと収納できるほか、筆記具やマスキングテープ、充電ケーブルなど、さまざまなモノの収納に使えます。色柄のバリエーションが豊富で、デスクに置いておくだけでも楽しい気分になれること間違いありません。
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モノの背景を伝える記事執筆が得意
髙須賀 哲
男性ライフスタイル誌「Free&Easy」の編集に8年間携わり、2013年にフリーランスの編集・ライターとして独立。紙媒体・WEB媒体を問わず、メンズファッション、ライフスタイルに関する記事を執筆しているほか、アパレルブランドのカタログやWEBビジュアルのディレクションも手がける。