スポーツサンダル人気ブランド18選。レジャーに街に今夏大人はどれを履く?
レジャーも街履きもOKなスポサンは夏の足元に必須。有力ブランドの人気モデルを一挙に紹介するので、自分好みの1足を見つけましょう。選び方やお手入れも要チェックです!今夏も人気沸騰! スポーツサンダルをゲットせよ
もともとはレジャー用のフットウェアとして誕生したスポーツサンダルですが、実用的な作りと軽快なルックスを併せ持つことから街履きとしても人気を博しています。さらには昨今のアウトドアトレンドも追い風となり、その支持率は高まるばかり。夏になれば活用シーンや頻度が増すだけに、最低でも1足は押さえましょう。
具体的にどんなスポーツサンダルを選ぶのが正解?
実は、スポーツサンダルにこれといった明確な定義はなく、アウトドアやスポーツ用に作られたサンダルは基本的にどれもスポサンにカテゴライズされます。ゆえに、デザインは実に多種多様。その中で推奨したいのはヒールストラップ付きのタイプです。ホールド感が高くて履きやすいうえ、一般的なスライド式サンダルほどラフ過ぎないので街使いにも適しています。スポサンの最有力候補といっても良いでしょう。
まずはここからチェックしたい。スポサンの人気ブランド12選
最初の1足を探すなら、その道の代表格として知られる実力派ブランドから選ぶのが正攻法。アウトドアブランドやスポーツブランドを中心に選定しました。ブランドの背景とともに、持っておいて間違いの無い人気モデルをご紹介していきます。
▼ブランド1:『テバ』
1984年に設立、世界で初めてストラップ付きのスポーツサンダルを発表したブランドとしても有名です。シンプルで機能的、しかも良心価格という三拍子揃ったスポサンは世界中で愛されています。
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ハリケーンXLT 2
3点で足をホールドする独自の“ユニバーサルストラップシステム”でお馴染みの人気型「ハリケーン XLT」のアップデートモデル。従来のミニマルで完成されたルックスはそのままに、履き心地が一段と向上しています。旬なソックスコーデとの相性の良さも利点に。
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オリジナルユニバーサル
「オリジナルユニバーサル」はストラップサンダルのパイオニアとして1984年に生み出された伝説的モデルで、現行品はその復刻版。無駄なディテールをそぎ落としたプレーンなデザインゆえ、合わせるボトムスを選びません。しかも軽量性&耐久性もハイレベルで、普段使いにうってつけ。
▼ブランド2:『チャコ』
カスタムシューズメーカーで働いていたマーク・ペイジェン氏により、1989年にコロラド州で創設された『チャコ』。APMA(全米足病学会)から認証されたフットベッドを用いるなど、快適性の高さがブランドの持ち味です。さらに、2016年からは自社開発の高機能なアウトソールを採用しています。
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Z/1 クラシック
『チャコ』が誇る看板スポーツサンダルといえばコレ。ミッドソールの中を通って足を包み込むポリエステルストラップが、抜群のフィット感を約束します。アウトソールはブランドがオリジナルで開発した「チャコグリップ」で、クッション性とグリップ性に特化。
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Z/2 クラシック
ベースとなるデザインは先程紹介した「Z/1 クラシック」と同様ですが、こちらのモデルは親指部分にループが設けられており、よりホールド力に富んでいます。非常に安定した着用感のため、運動量の多いアクティビティ向き。もちろん街履きとしても秀逸です。
▼ブランド3:『スイコック』
“挑戦的創造開発”をコンセプトとして2006年にスタートした日本生まれのシューズブランド。一流ソールメーカーのビブラム社と共同でオリジナルフッドベッドを開発するなど、斬新な取り組みを行ってきた気鋭の存在です。洗練されたモダンデザインも大人の琴線を刺激!
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デパV2
『スイコック』屈指の売れ筋モデルたる「デパV2」。ストラップ裏には柔らかなネオプレン素材が配されており、肌が擦れてしまう心配はありません。ビブラム社と共同開発したフッドベッドは柔軟な踏み心地と高い反発性を兼備し、さらには劣化に強いという特性も。軽量性に富むビブラム社製のモルフレックスソールもポイントに。
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シャコ
多連ストラップを用いたグラディエータータイプの「シャコ」は、ホールド力に富んだスニーカー感覚のサンダル。走れるほどに機能的ながらも、非常に軽量なので着用ストレスとは無縁です。白ソックスとの組み合わせで足元を大人っぽくまとめるのがおすすめ。
▼ブランド4:『シャカ』
1990年代に人気を博した南アフリカ共和国生まれのサンダルブランド。2000年代前半に一度消滅しますが、2013年にここ日本で復活を遂げました。南アフリカ時代のアーカイブを再現したデザインが特徴で、特に総柄を配した大胆なストラップは『シャカ』の象徴として知られています。
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ハイカー
しっかり足を固定するストラップとスニーカーライクなEVAミッドソールを備える、代表作の「ハイカー」。足首部分がベルクロテープゆえ、脱着は容易に行えます。そして、トライバル柄があしらわれたストラップはインパクト抜群で、着こなしのアクセントに適役!
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ネオバンジー
人気モデル「バンジー」の進化版。ネオプレン素材を使うことにより、フィット感と履き心地を大きく向上させています。そのコンフォートさは『シャカ』のプロダクトの中でも随一。なお、こちらのチェック柄ストラップモデルは限定品となるので気になる場合はお早めに。
▼ブランド5:『キーン』
オレゴン州・ポートランドを拠点とするフットウェアブランドで、創設されたのは2003年のこと。“靴を超えたサンダル”をキーワードとして、これまでの概念を覆すエポックメイキングなサンダルを次々と発表。とりわけ「ユニーク」は大ヒットモデルとなっています。
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ユニーク
『キーン』の顔ともいえるモデルがこの「ユニーク」。2本のコードを使った革新的なアッパーは、比類なき存在感を放ちます。また、このコードは足の動きに合わせて自在に伸縮するため、締め付け感も皆無。アウトソールは防滑性に特化しており、さまざまなコンディションに適応します。
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ニューポート
「ニューポート」はブランドの創業時から続く不動の定番サンダル。トゥを保護するスニーカーライクな構造となっているので、フィット感と歩行サポート性は群を抜いています。アッパーには防水加工を施した上質なヌバックをセレクト。革素材ですが水洗いもできます。
▼ブランド6:『モンベル』
1975年に創設された日本が誇るアウトドアのトータルブランド。“機能美”と“軽量&迅速”が創設以来の揺るぎないコンセプトです。近年はソックスを着用したままでもイージーに脱ぎ履きができる「ソックオンサンダル」がファッションシーンで大ブレイク!
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ロックオンサンダル
大ヒットを記録している「ソックオンサンダル」を基盤としつつ、かかとにバックストラップを設けることで運動性を飛躍的に高めた「ロックオンサンダル」。 デザインもシンプルで履きやすいので、これからサンダルに手を出す入門アイテムとしてもおすすめです。
▼ブランド7:『ザ・ノース・フェイス』
アウトドアウェアの人気をリードしているカリフォルニア生まれの『ザ・ノース・フェイス』。機能的ながら大人向けのルックスで支持される同ブランドは、フットウェアも充実しています。
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ウルトラティダル2 エクストラフォームサンダル
水陸両用で幅広く活用できる高機能サンダル。クッション性に長けた独自のエクストラフォームフットベッドが、快適な履き心地を約束します。さらに、小指からくるぶしまでしっかりホールドするN型ストラップのおかげで、フィット感も良好。フットワーク軽く動き回れる1足です。
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ウルトラストレイタム
こちらのサンダルもエクストラフォームフッドベッドを採用しており、長時間着用し続けても疲れません。また、ブランドオリジナルのMMSウェビングストラップによって素早い脱着とイージーなフィット調整を叶えています。街からレジャーまでフレキシブルに活用可能なベーシックデザインも高評価。
▼ブランド8:『コロンビア』
『コロンビア』は1938年、アウトドアの盛んな地として知られるアメリカはオレゴン州ポートランドで誕生した老舗ブランド。充実したスペックと高いコストパフォーマンスで人気のブランドです。
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クスコピア サンダル
クライミングロープをイメージしたコードをあしらったモデル。かかとをコードでホールドできる構造となっている一方、スライドサンダルとしても履くことができるため、使い勝手は抜群です。アウトソール部分にラバーを貼り付けて、耐久・耐滑性を高めているのもこだわり。
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ロックアウェイビーチクルーザー2
ライトウェイトで衝撃吸収性にも優れるテックライトミッドソールを使用した機能派。かかとベルト部分にクッション素材を配して靴擦れを防止しているのもポイントです。甲には自然をモチーフとしたにぎやかなプリントが入っていて、コーディネートのアイキャッチとしても効果的!
▼ブランド9:『ナイキ』
説明不要のブランドですが、『ナイキ』といえばスニーカーを思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、そのスポーティながら街向きのデザインはスポさんにも踏襲されているんです。
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タンジュン
堂々とブランドロゴがプリントされたスポーティ感満点な逸品。メッシュ・フォーム・テキスタイルの3層構造となったストラップにより、ノンストレスな着用感を実現しているのも『ナイキ』ならでは。なお、フィット感は後部ストラップによって微調整ができます。
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プラクティクス
ドロップイン式ミッドソールと3ストラップデザインを特徴としたモデル。ソールにはフレックスグルーブと呼ばれる大きな溝が刻み込まれており、ハイレベルなトラクションと広い可動域を提供します。スニーカーライクな風貌なので、スポサン初心者でも挑戦しやすいはず。
▼ブランド10:『アディダス』
ローテクスニーカーの代表格として知られる『アディダス』のスポサンも要チェック。機能的かつアーバンなデザインはおしゃれな大人の足元にうってつけですよ。
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テレックス サイプレックス ウルトラII DLX サンダル
夏のアウトドアシーンにぴったりのカジュアルかつスポーティな1足。テキスタイルストラップが足の甲をサポートしつつ、バックル付きなので足にしっかりとフィットします。また、濡れた山道などでも滑りにくいラバーのアウトソールを採用。高いグリップ力で快適な歩行性をキープしてくれるので、山以外にもビーチなどで活躍するはず。
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アディレッタ サンダル
『アディダス』の誇る定番スポーツサンダルといえばコレ。調整可能なストラップやスーパークラウドフォームフッドベッドによるコンフォートな着用感はもちろん、ストリートでも違和感のないクリーン&モダンなデザインも見どころです。控えめなプライスもうれしい限り!
▼ブランド11:『ニューバランス』
はき心地の良さに定評のある『ニューバランス』のシューズ同様に、さんだるにもその特徴は顕著。ギアっぽいデザインも今の気分にハマること間違いありません!
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SDL750
あっさりとしがちな夏のスタイリングに効く、程良いボリューム感が印象的な売れ筋モデル「SDL750」。爪先・甲部・かかと部の3か所に備えた折り返しストラップによる頼もしいホールド感も大きな魅力です。アクティビティでも日常使いでも大活躍してくれること必至!
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SDL900
ワンタッチでクイックに脱着できるBoaフィットシステムを搭載した、ハイパフォーマンスなサンダル。軽量性&クッション性も申し分なく、運動量の多い場面で真価を発揮します。ストラップ部分にオンしたリフレクタープリントがイイ感じのデザインアクセント。
▼ブランド12:『リーボック』
『リーボック』といえばハイテクスニーカーでお馴染み。さまざまなテクノロジーはサンダルにも生かされています。
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インスタポンプフューリー サンダル
1994年登場の言わずと知れた名作スニーカー「インスタポンプフューリー」がスポーツサンダルに。ルックスだけでなく、ポンプテクノロジーやヘキサライトといったお馴染みの機能もそのまま踏襲しており、スペック面は文句なしです。アピール度の高い1足につき、簡潔なコーデにスパイス的に取り入れたいところ。
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ビートニック
1993年にアウトドア用サンダルとして発売され、世界的な人気となった「ビートニック」の復刻版。センターシームのアッパーデザインやシャークソールとなど、当時のディテールを忠実に再現しています。甲をすっぽりと覆う構造のため、サンダルでありながらスニーカー級のフィット感!
こちらも押さえて! スポーツサンダルの注目ブランド6選
1足目は、鉄板ブランドで間違い無し。とはいえ、やはり2足目以降に人と差がつく逸品を狙っている人も多いでしょう。そんな方におすすめしたいのが、ツウな大人に好まれるブランドです。新鋭ブランドも合わせて6ブランドをピックアップしました。
▼ブランド13:『トリオプ』
20年以上にわたって、チェコでクライミングシューズとサンダルを作り続けているブランド。品質管理を徹底するため、自社での生産にこだわっています。オリジナルでソールを開発するなど、機能面への注力も相当なもの。じわじわとシーンでの人気を高めています。
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ヤッティング
ナイロンベルト&バックルのダブルクロージングシステムにより、心地良いフィッティングを実現した「ヤッティング」。ベルトとバックルの配色を変えるなど、デザインも気が利いています。フットベッドはミッドソールと一体化しており、足裏のアーチを効率良くサポート。
▼ブランド14:『ルナサンダル』
ベアフットランニングのパイオニアであるテッド・マクドナルド氏が設立した米国発ブランドで、ランナーに向けたスポーツサンダルを展開。製品はすべてシアトルのファクトリーにて職人がハンドメイドで製作しています。ベアフットを意識した薄手のソールを採用しており、素足感覚の軽やかな履き心地を求める人にはうってつけ。
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ベナード2.0 MGT
硬いアスファルトから過酷な山道まで、幅広く対応してくれるスポーツサンダル。アウトソールはビブラム社製で、ライトウェイトでありながら優れたクッショニングを誇ります。また、フットベッドはグリップ力がきわめて高く、悪天候下でも滑りません。
▼ブランド15:『カンペール』
スペインブランド特有のデザインをはじめ、高い品質の素材使い、伝統的な製法から生まれる機能性と実用性など、一貫した独自の哲学を貫く『カンペール』。いずれのシューズも履き心地の良さには定評があります。
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オルガ
シンプルなデザインでコーディネートの幅が広がる1足。柔軟かつ超軽量なアウトソールは運動性に秀でているため、着用感も◎。リサイクル素材を使うなど、環境に配慮した生産背景にも頭が下がります。
▼ブランド16:『ドクターマーチン』
3ホールや8ホールなど、ブーツでお馴染みの『ドクターマーチン』ですが、男らしくも履き心地に注力したサンダルもリリースされています。
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レッドフィン サンダル
タフなブーツを十八番とするブランドですが、実はサンダルにも定評あり。こちらのモデルはPUコーティング加工したマットな風合いのレザーをアッパーにセレクトし、シックな雰囲気に仕上げています。このレザーは汚れに強いというストロングポイントも。アンクルストラップには擦れ防止用のパッドを施し、かかとにはプルタグをセッティング。
▼ブランド17:『クラークス』
handbag読者にもファンが多い『クラークス』。「ワラビー」をはじめ、コンフォータブルなアイテムが揃っています。その特徴を継承したサンダルも要チェックです。
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サンダーレンジ
アスレジャーからインスピレーションを得て製作されたスポサン。レザーストラップなのでアクティブな中にも高級感が漂います。クッション性に優れたフッドベッドとアウトソールのしなやかさで、履き心地も実にコンフォート!
▼ブランド18:『フラワー マウンテン』
2015年にデビューしたばかりながら、海外のセレクトショップでも取り扱われる注目の日本発シューズブランド。デザイナーは、国内外の有名ファッションブランドやセレクトショップのシューズデザイナーとしてキャリアを積んできた太田圭輔氏が務めています。
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ナスカ
「ナスカ」は2019年春夏の新作サンダルで、蜂の巣や亀の甲羅など自然界が型作る安定した構造「ハニカム形状」からヒントを得たメッシュ素材をアッパーに駆使しています。ハニカムメッシュは伸縮性と通気性に富み、包み込まれるような履き心地を堪能可。
最後に知っておきたいスポーツサンダルのお手入れ
スポーツサンダルはアクティビティでの着用を前提としているだけあって、そのほとんどが自宅で洗えます。やり方は実に簡単で、洗剤を溶かしたぬるま湯にサンダルを浸し、スポンジや柔らかいブラシで軽くこすって汚れを落とせばOK。仕上げに水洗いして、あとは外で自然乾燥させましょう。大半のモデルがこの方法で大丈夫ですが、レザーなど特殊な素材はご注意を。
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handbagでの執筆本数NO.1ライター
山崎 サトシ
アフロ歴15年のファッションライターで、趣味はヴィンテージモノの収集とソーシャルゲーム。メンズファッション誌を中心として、WEBマガジンやブランドカタログでも執筆する。得意ジャンルはアメカジで、特にデニム・スタジャン・インディアンジュエリーが大好物!