挑戦し続ける腕時計。ディーゼルウォッチのデザインに酔う
イタリアのプレミアムカジュアルブランド『ディーゼル』。その魅力を余すことなく投入した時計ラインに『ディーゼル ウォッチ』があります。大人に似合う一品を、厳選!革新的なデザインで驚きを与え続ける『ディーゼル ウォッチ』
『ディーゼル ウォッチ』が評価される主な理由として、『ディーゼル』らしいエッジィなデザインをそのまま腕時計でも楽しめること、そして製品としての完成度がプライス以上であることが挙げられます。左右非対称の文字盤や50mmに迫るようなビッグフェイスなど個性豊かなルックスを持ちながらも、ケーシングやディテールの仕上げにも手を抜いていません。しかも、1万円台から買えるモデルもラインアップするなどコストパフォーマンスも上々。最先端のスマートウォッチをスタイリッシュに楽しめることでも話題です。『ディーゼル』というブランドバッジだけではない、真摯なモノ作りこそ、『ディーゼル ウォッチ』の魅力といえます。
まずは『ディーゼル』というブランドを知っておく
『ディーゼル』は、イタリア人のレンツォ・ロッソ氏によって1978年に創設されたプレミアムカジュアルブランド。『ディーゼル』を一躍有名にしたのが、今なおブランドの軸として人気の高いジーンズをはじめとするデニムアイテムです。それまで、単なるアメカジアイテムの1つだったジーンズに独自のヴィンテージ加工を施すことで高級ウェアとして昇華。セレブを中心に人気を集め、プレミアムジーンズブームの礎を作り上げたのです。現在においてもその人気は衰え知らずで、カジュアルでありながらセクシーでラグジュアリーなテイストは多くのファッショニスタを惹きつけています。
心躍る8本。『ディーゼル ウォッチ』の人気作をピックアップ
百聞は一見にしかず。ここからは、ブランドを代表する8モデルをご紹介します。『ディーゼル ウォッチ』らしい、高いデザイン性を堪能してください。
1本目
メガチーフ
ブランドの看板モデルともいえるのが「メガチーフ」です。特徴的な3時位置のレイヤーデザインは、航空機のコックピットにある計器をモチーフにしたものです。インデックスや針は直線を基調としたデザインで男らしさを強調しながら、立体的でメリハリが効いているので視認性も抜群。そしてストラップは『ディーゼル』らしくデニムを採用。レザーのように経年変化も楽しめます。
2本目
アームバー
「メガチーフ」と並び、長くブランドの象徴となっているのが、こちらの「アームバー」です。一見普通のラウンドケースに見えますが、えぐられたような立体的なベゼルデザインや、工作機械のようなリューズの形状など、『ディーゼル』らしさが散りばめられていることがわかります。3時位置に配されたモデルのアイコンであるバーデザイン、レトロな配色などは、手元にアクセントを加えるのに最適です。
3本目
MS9
「MS9」は、アメリカ軍将校が愛用していたサングラス「GIグラス」にインスパイアされたデザインが特徴です。9時位置のデイト表示部の風防をわざわざカットするなど、細部にまで至る作り込みも魅力です。デザイン性の高い1本ながら、こちらのガンメタリックモデルはマットな質感と全体のカラーを統一したおかげで、大人でも程良いハズしとして使える汎用性の高いモデルになっています。
4本目
ラスプ
光によって表情を変えるサンレイ加工文字盤をベースに、9時位置には繊細なギョーシェを施すという、エッジィなデザインが特徴の「ラスプ」。ケースサイドに目を向けると、文字盤と同じスタッズ型のギョーシェが1周ぐるりと施されており、手の込んだ加工に圧倒されます。こちらは落ち着きのあるブルーIP加工のモデルで、クールかつ上品さが際立ちます。
5本目
タンブラー
流線型をかたどったレトロな2カウンターが映える人気モデル「タンブラー」。このモデルは、ベゼルをくすんだグリーンアルミ、ケースをマットブラックのステンレススチールで作り上げたスタイリッシュなミリタリーテイストがポイントです。サイドはインダストリアルな薫りが漂うナーリング加工が施され、『ディーゼル』らしいインパクトのある仕上がりになっています。
6本目
ミスターダディ2.0
55mmの超特大ケースが圧巻の「ミスターダディ」。機能も半端なく、なんと4つの時間帯を同時に表示可能で、そのうち1つはクロノグラフも備えます。さらに、それぞれの時間帯表示を、通常の針方式とディスク式で分けるという手の込んだ仕様になっているんです。デザインイメージは自動車や航空機の計器からとっており、メカニカルで男らしいテイストはまさに唯一無二の出来映えです。
7本目
スティッグ
2019年春夏シーズンの新作が「スティッグ」です。アンティーク時計に多く見られるクッションケースとレトロなアラビアインデックスがクラシカルな印象ですが、マット×ブルーの配色は極めて現代的。新旧の空気が入り交じる、絶妙なバランス感が光ります。スチールと樹脂のマテリアルを組み合わせた『ディーゼル』ならではのユニークなケースもポイントです。
8本目
クラッシャー
トレンドのスポーツスタイルを90年代テイストでメイクしたデジタルウォッチ「クラッシャー」。ケースは軽量でアクティブなナイロン素材で、クリアなベゼルがレトロな魅力たっぷり。風防には偏光クリスタルを採用しており、光の当たる角度によって表情を変えるのが魅力です。
ガジェットだってスタイリッシュ。進化し続けるスマートウォッチ『ディーゼル オン』
スマートウォッチと聞いて、新しいガジェット好きのナード向けアイテムという印象が強かったのはもう過去の話。その印象を覆したのは、『ディーゼル ウォッチ』とは別軸でスマートウォッチを展開するブランド『ディーゼル オン』の力が大きいといえます。
『ディーゼル』の高感度なデザインに最新OSを積んだ、ファッショナブルなスマートウォッチはファッション好きからも支持されています。スマホのアプリから各種設定をしたり、逆に腕時計でとったアクティビティログデータをスマホに保存できたりと、『ディーゼル オン』は腕時計の可能性をグッと広げた新世代ブランドなのです。そして、2019年時点での最新作が「フルガード2.5」。ケースとストラップは『ディーゼル ウォッチ』のテイストはそのままで中身は最新デバイスと、まさに才色兼備のスマートウォッチといえるでしょう。
電子的なスクリーン文字盤のメリットの1つに、ウォッチフェイスが自由に選べることがあります。個性を求める人にとっては、他人と被らないことが何よりも大切。『ディーゼル オン』はなんと数百万通りにもおよぶウォッチフェイスをカスタムできるのです。また、時間とともにカラーが変化するダイヤルや、心拍モニタリングと連動し、水の波紋のようなエフェクトが楽しめるダイヤルなど、スクリーン表示ならではの多彩な文字盤がプリセットされています。
最新世代のモデルは、泳げるまでに防水機能がアップしたのもトピックです。実際に水泳はしなくても、雨や手洗いなど時計が水に触れるシーンは思った以上に多く、防水機能の強化は『ディーゼル オン』の大きなストロングポイントとなっています。また、GPS、心拍センサーを内蔵しているため、ランニング時にスマホなしで位置情報を得たり、活動量を記録したりできます。最新のWearOSを採用し、手元で電話の着信、メールやSNSのチェック、Googleの音声アシスタントやサードパーティアプリを活用できるのもうれしいポイントです。
アナログ派にも。ハイブリッドウォッチも高感度
アナログ派の人には「ハイブリッド」がおすすめです。見た目は従来どおり、針を使ったオーセンティックな時計ですが、スマホと連動することで、着信を知らせたり、カメラのリモートシャッターになったりと、単なる時計を超えた機能性を持っています。また、活動量計や睡眠トラッカーも備え、日常の健康管理もサポートしてくれます。以下でそのアイテムラインアップをご紹介しましょう。
1本目
アームバー ハイブリッド
シリコンケースにシリコンストラップを配した、クリーンでアクティブなハイブリッドウォッチ。これからの季節にぴったりな「アームバー」のスマートウォッチバージョンです。スマホとリンクすることで着信の通知を腕時計で受け取れたり、音楽の再生や一時停止、スキップといったスマホの音楽アプリのリモコンとしても使えます。
2本目
メガチーフ ハイブリッド
ルックスはアナログの「メガチーフ」のスタイリッシュさそのままですが、スマホとリンクさせることで機能が飛躍的に向上しています。歩数や睡眠時間を記録してくれるトラッキング機能は、時計に健康器具としての新しい価値観を付与してくれる便利機能です。
ウェア・コーデ
ディーゼルのジーンズ傑作選。定番のジョグジーンズから新作ジョグツイルまで
『ディーゼル』のジーンズはアメリカに心酔してきた大人たちの信頼を勝ち取ってきた。目利きである彼らの心をつかんで離さない魅力と、ブランドが誇る名作を掘り下げる。
菊地 亮
2021.01.25
腕時計・ウォッチ
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夏目 文寛
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山崎 サトシ
2020.02.04
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平 格彦
2021.03.11
海外での取材経験も多数。時計専門ライター
夏目 文寛
出版社勤務時にはファッション誌、モノ情報誌の編集を15年にわたって従事。各雑誌で編集長を歴任し、2017年よりフリーのleather bagに。男の嗜好品に詳しく、特に腕時計は機械式の本場スイスをはじめとするヨーロッパに何度も取材に行くほど情熱を傾けている。興味のない人にもわかりやすく!がモットー。