シンプルコーデに程良いアクセント。ひもネックレスがちょうどいい
メタリック素材よりもコーディネートにすんなりハマるひもネックレス。お手頃価格も相まって人気急上昇中です。今回は人気のひもネックレスのバリエや付け方をレクチャー!ひもネックレスとは?
今人気を集めているひもネックレスとは、その名のとおり、ひもを用いたネックレスを指します。最近では、バンダナ生地リメイクしたモノや、ビーズを用いて作られたモノなど、さまざまなデザインのモノが多く展開されていますよね。1点取り入れるだけで、着こなしのアクセントになってくれるため、シンプルになりがちな夏コーデにおすすめなんです。
コーデに馴染み、悪目立ちしない。それがひもネックレスの魅力
メタリック系のアクセサリーは下手をすると華美になりすぎて、やんちゃに見えてしまうことも……。一方、ひもネックレスはナチュラルな風合いのモノが多く、コーデに馴染みやすいというメリットがあるんです。色や柄を選べば悪目立ちしないので、さりげなく挑戦しやすい点も魅力です。
大人はどう取り入れる? ひもネックレスの活用術を見てみましょう
手軽に取り入れられ、今季らしさを演出してくれるひもネックレス。シンプルになりがちな夏の着こなしのアクセントに取り入れて、コーデをブラッシュアップしてみませんか? さっそくおしゃれな着こなし例をご紹介します。
Tシャツにショーツというシンプルコーデに、赤いバンダナ生地で作られた『フリークスストア』のひもネックレスが好アクセント。白Tシャツの下にレイヤードした赤のTシャツと色みをリンクしている点もポイントです。このようにコーデの差し色にひもネックレスを効果的に取り入れるとよりお洒落感が高まります。
白シャツにショーツというプレーンの着こなしにもひもネックレスが大活躍。よりアクセントを加えたいなら、2連にしてボリュームアップを図るのも策です。『ポーター クラシック』のバンダナネックレスは太めのタッセル付きで目を引くデザイン。さりげなくを意識するなら細いデザインを選んだほうがベターですが、インパクトを与えたいなら、太めもおすすめです。
グレー×白という夏のモノトーンコーデに、アクセントとして投入したのが、『フリークスストア』が別注をかけた『ワカミ』のひもネックレス。鮮やかな赤色が差し色となり、またハンドメイドの風合いがコーデにこなれ感を出しています。赤なら表情も明るくなるため、ポジティブな雰囲気を漂わせたいときにも有効。
モノトーンの落ち着いた雰囲気をキープしつつも、さりげないひもネックレス使いでコーデにニュアンスをつけた好例。こちらは『ネクサスセブン』のバンダナネックレスを着用。モノトーンコーデに合わせて、ネックレスも落ち着いた色みを選ぶことで、悪目立ちすることなくシックにまとめています。
華奢なネックレスながら、数種類の素材を組み込んだデザインで存在感ある1本を主役にコーディネート。白Tシャツを合わせることで、よりひもネックレスの存在感を引き立てています。長短で差をつけたネックレスのレイヤードもおしゃれ。
カジュアルな印象が強いバンダナネックレスもブラックカラーなら、抵抗なく挑戦できますよ。Tシャツのみマスタードカラーをチョイスして、ほかのアイテムをモノトーンにすることで落ち着いた印象に仕上げています。
最後に番外編。ネックレスがない? と思いきや、こちらはネックレスを手首に巻いてブレスレットにアレンジ。ソックスのライン、靴ひも、腕につけたひもネックレスと、色を揃えることでコーデに統一感を出しています。着こなしによって、ネックレスにしたり、ブレスレットにしたりとアレンジできるのはいいですね。
ひもネックレスのおすすめ15選
最後に今おすすめしたいひもネックレスをご紹介。3つのテーマ別にぴったりなアイテムをピックアップしました。この夏は、デイリーからビジネスまでひもネックレスに頼って周囲を出し抜きましょう!
▼いつものTシャツをセンスアップ。カジュアルに取り入れたいひもネックレス
Tシャツは着回しやすくて非常に便利ですが、着こなし次第ではマンネリになることも。まずはいつものTシャツ姿をよりおしゃれに見せてくれるひもネックレスをピックアップしました。着目したポイントは”ちょっと遊び”のあるデザイン。1点投入するだけでおしゃれにキマるモノばかりです。
『ブリングオンザノイズ』
今季おすすめしたいのが、バンダナ生地を編み込んだひもネックレス。定番の着こなしに1点投入するだけで、コーデのアクセントになり、今っぽさも生まれ、それだけでこなれて見えますから。しかも本作はシンプルデザインなのでプリントTでもポケット付きTでもどんなTシャツとも好相性。
『リユース』
同じくバンダナ生地を使用したひもネックレスですが、太めに編まれたブラックカラーなら武骨なイメージ。Tシャツ姿を男らしくワイルドに見せたい方におすすめです。タッセル風のポイント付きで存在感もたっぷり。
『デラックス』
生地はバンダナ生地でも、レオパード柄という変わり種。とはいえ、小ぶりの柄なので派手になりすぎず合わせられますよ。ヴィンテージ調の生地感、ハンドメイドの雰囲気がたまらない1点です。
『レボ』
夏を意識した爽やかでクリーンな印象のグリーンはいかが? 淡い色みなので、白、黒、ベージュ、ネイビーなど定番カラーのTシャツとも相性良く馴染みます。ポイントで赤いビーズを1粒だけ挟んだディテールが軽妙洒脱!
『ミキア』
バンダナとゴールドビーズをドッキングさせたひもネックレス。すべてバンダナ生地を使用しているモノと比べ、首回りはビーズなのできれいめな印象。また主張も控えめなデザインなので、さりげなく取り入れたい人におすすめです。
▼きれいめコーデにさりげなく。上品顔のひもネックレス
ひもネックレスというとカジュアルな印象ですが、きれいめコーデに取り入れられるモノもあるんです。さりげなく取り入れられ、上品さとお洒落感を演出できるアイテムをピックアップしました。
『ワカミ』
中央アメリカの文化や織物技術にインスパイアを受けた『ワカミ』のアイテムは独特な風合いが魅力で人気を集めています。きれいめコーデのハズしとしてこのひもネックレスをレコメンド。ジャケット×Tシャツスタイルというきれいめコーデに取り入れて、ジャケットの中からちらりとのぞかせるのがすてきです。
『ミキア』
ファブリック×ビーズのドッキングタイプのひもネックレスも、オールブラックなら上品でぐっと大人な表情です。細く編まれているため、スタイリングの邪魔をすることなく、さりげなく取り入れられる1本です。
『ナノ・ユニバース』
シンプルながらもワックスコードのやさしい光沢感が品の良さをアピールしてくれるデザインはきれいめコーデに好適です。ところどころにメタルビーズを挟み込んであるので、エスニックテイストの“ハズし”を投入できます。
『GGD』
一見シンプルなひもネックレスですが、これまたよーく見るとヴィンテージ感のあるチェーンに糸をぐるぐると巻きつけた珍しいデザインです。少し長めの全長69cmなので、ブレスレットとして使ってもOK!
『ラパヌイ』
ワックスコードでシルバーパーツを編み込んだひもネックレスは、控えめなデザインなので、落ち着きがあり、上品な雰囲気が大人向け。シルバーが前部分だけなので華美すぎない点もいいですね。長さを40~70㎝まで調整できるので着こなしに合わせてアレンジ可能。
▼人と差をつけたいあなたにおすすめのひもネックレス
人と差をつけたいなら、視線を集める色鮮やかなタイプがおすすめです。さらに素材をミックスしたモノやレイヤード風のデザインなど、個性をアピールできる1点を選びましょう。
『デラックス』
今季大人気のバンダナ地を使用したひもネックレスですが、差をつけるならカラーで勝負。こちらは色鮮やかなエメラルドグリーンはレア度高め。全長60cmあるので、ブレスレットやアンクレットにするのはもちろん、ハットに巻いたり、バッグに付けたりアレンジ自由自在です!
『ウィゴー』
赤のバンダナ地とコードをつなげたひもネックレスは、これひとつで主役になる存在感。プレーンなTシャツに合わせてもおしゃれなイメージをアピール可能です。着こなしのアクセント役に1本持っておくと重宝するはず。
『ウィゴー』
デニム地やビーズ、メタルパーツなど、さまざまな素材をミックスしたデザインはインパクト大。これだけで人と差がつきますよ。せっかくですからシンプルなコーデに合わせて、ひもネックレスを目立たせないですね。
『チャイハネ』
デニム生地とフェイクレザーを組み合わせたレイヤード風のフリンジネックレスは、存在感抜群! これ1つで華があるので、ほかのアクセはシンプルにまとめるのがポイントです。
『GDC』
ネックレスやブレスレットとしてだけでなく、グラスホルダーとしても使える3WAYインディアンジュエリー。淡い色味のオンブレチェックの生地を使用した珍しいデザインで個性をアピールできますよ。
大学時代より女性ファッション誌にてキャリアをスタートし、ライター歴はや18年。現在は、女性誌・男性誌のエディター/ライターと並行し、育児に奮闘中。