マキタのアウトドアギアって? キャンプの達人が愛用するおすすめ10選
キャンプ用品の人気ブランドといえば『コールマン』や『スノーピーク』が有名ですが、『マキタ』をご存じですか? 今、アウトドア界で『マキタ』がアツいんです!キャンプで使えると大人気。電動工具メーカー『マキタ』とは
今、キャンパーの間で『マキタ』のギアが人気なのをご存じでしょうか。『コールマン』や『スノーピーク』は知っていても、『マキタ』をご存じない方は、ぜひチェックを!
『マキタ』はプロユースの電動工具・園芸用機器メーカー。愛知県に本拠を構え、創業は1915年という長い歴史を持ち、国内の電動工具市場では約60%以上、世界でも約20%のシェアを誇るといわれる大企業です。インパクトドライバーやドリル、チェーンソー、エアコンプレッサといった建築現場や工場で使用するものから、掃除機やテレビといった家電まで、1,000種類を超える幅広い商品をラインアップしています。特徴的なのはそのカラーリングで、緑がかった青色は「マキタブルー」といわれるアイコンカラー。マキタブルーと黒を基調にしたプロユースの電動工具類は、建築業界ではステイタスとなっていて、工具ファンから高く支持されています。
ちなみにホームセンターなどでも『マキタ』の電動工具は取り扱われていますが、家庭用のDIYに使うラインアップは、プロユースギアとは別に「マキタグリーン」を採用しています。一際目を引く存在で、遠目にも『マキタ』と認識できるでしょう。
アウトドアシーンでも頼れる『マキタ』のギア。 キャンプ愛好家が惚れ込む理由とは
そんな電動工具メーカーの『マキタ』ですが、最近ではそのアイテムがキャンプシーンでも取り入れられています。キャンパーたちの間で高い人気を誇る理由をご紹介しましょう。
理由1
ハイパワーで高品質。信頼性の高いプロのギア
『マキタ』の工具は、なんといってもハイパワーで高品質。最新の技術を要する建設現場などでプロが認めた工具だけに抜群の信頼性を誇ります。しかも屋外の現場で使用されることが多いため、耐久性にも優れています。キャンプというアウトドアのフィールドでも、パワー・品質・耐久性の高いアイテムは頼りになりますよね。
理由2
使いやすさとタフさが際立つ無骨なデザイン
『マキタ』の工具は現場職人が使用するものだけに、無駄を省いたデザインで、安全かつ確実に使いやすく設計されています。それは内部の構造だけでなく、手に持ったときのホールドのしやすさやスイッチの位置、メーターの視認性まで考慮されています。しかも遠目にもわかる特徴的なカラーリングと武骨なデザインは、男心をくすぐりまくり!
理由3
バッテリーが共用できる工具が多数
『マキタ』の工具は、充電バッテリーを共用できるものが多いのも特徴です。そのため本体価格が抑えられていて、充電バッテリーを使い回していくつもの工具を使うことができます。キャンプギアに使えるアイテムも、充電バッテリーが共用できるものを選べば、荷物も軽くなりますし、フィールドでも使い勝手が良いはずです。
理由4
アフターケアもばっちりだから壊れても安心
『マキタ』は購入した製品のアフターサービスを受け付ける営業所を、全国すべての都道府県に117か所も展開しています。そのため、初期不良対応はもちろん、修理などにも即対応。製造終了しても5年間は修理の対応を受け付けてくれるため、お気に入りのギアを安心して長く使うことができるのです。
キャンプに重宝する『マキタ』のおすすめアウトドアギア10選
ここまで『マキタ』の素晴らしさを伝えてきましたが、「インパクトドライバーやチェーンソーなんて、キャンプで使うことなんてないし……」と思われる方もいらっしゃるかと。実は『マキタ』には建設現場で使うことを前提に作られていながらも、キャンプフィールドに持ち出しても使えるギアがいくつもリリースされています。そんな優れモノをご紹介!
アイテム1
充電式ファン
夏場のキャンプとなると高地でも昼間の暑さは応えますが、タープを張って自然の風が吹けば涼しく過ごせることはキャンパーなら常識。しかし無風のときはどうにも蒸し暑くてかないませんよね。そんなときに活躍してくれるのが送風機「充電式ファン」です。コンパクトな軽量ボディでも大風量。夏場のキャンプでも快適です。ちなみに先ごろ、『スノーピーク』から『マキタ』の充電式ファンが登場して話題になりました。
アイテム2
マックパック クーラーボックス
『マキタ』のマックパックシリーズは、同寸でスタッキングができる工具ケースのシリーズなのですが、そのラインアップにクーラーボックスがあることを知っているのは現場の職人さんたちだけかもしれません。18リットルと大容量で保冷性も高く、エッジが直線的でシャープなデザインが魅力です。工具ケースをキャンプ用具の持ち運びとして一緒に使用するのも手です。
アイテム3
ツールバッグ
細々したものをまとめて収納して持ち歩けるトートバッグは、キャンプの必需品。特に家から仕込んできた鍋や食材は、ビニール袋に入れてトランクに積み込んでも倒れたりこぼれたりしないか心配ですが、そんなときにも大容量のトートバッグが役立ちます。『マキタ』のツールバッグは、電動工具とバッテリーを持ち運ぶためのものであるため、底幅が広くて大容量なうえに耐久性も抜群。さらに大型のツールケースもありますので、アウトドア用のバッグを『マキタ』で揃えてみてはいかがでしょう。
アイテム4
充電式空気入れ
インフレータブルマットやエアベッド、某社のエアポールテントなど、キャンプ場であったら便利なのが空気入れ。ポンプ式で入れるのはけっこう大変ですし、電気ポンプは電源が要るのでフィールドでは車がないと使えませんでしたが、こちらは充電式の空気入れなので使う場所を選びません。浜辺や湖畔で浮き輪を膨らませたり、強力なので自転車のタイヤだって膨らませたりできます。テント内が暑いときの空気循環にも使えそうなので、この値段なら一家に1台用意しておくとなにかと便利そうです。
アイテム5
充電式クリーナ
『マキタ』の充電式クリーナにはハンディタイプの有名なモデルがありますが、今回はこちらのバッテリー共用モデルをご紹介。撤収時のテント内の清掃や、車内の清掃におすすめです。標準で約25分連続使用可能。ノズルの種類が多彩なので、ご自宅のフローリングのリビングでも畳の和室でも使用できて万能です。
アイテム6
充電式ラジオ
武骨でギアっぽいデザインと手の平サイズが人気の充電式ラジオ。液晶画面はバックライト付きですので、夜間でも視認性抜群。AM放送をFMで聞けるワイドFM対応も高ポイントです。これはキャンパーでなくても、1台欲しい!
アイテム7
充電式ライト付きラジオ
ラジオにLEDライトが付いたハンディラジオ&ライト。夜間の工事に使う充電式のLEDライトは『マキタ』の定番人気商品なので、性能の高さはお墨付き。キャンプシーンでは、夜道を歩くときはもちろん、ラジオを聞きながら寝袋で過ごすなんてことも可能です。AMもFMも聞けて、ラジオだけなら約25時間連続使用可能。災害時用に用意しておくのもおすすめです。
アイテム8
Bluetooth搭載充電式ラジオ
こちらもラジオですが、Bluetooth接続できる大型ステレオスピーカーを搭載しているので、スマホと連結してクリアな音楽が聞けるモデルです。充電式バッテリーはもちろん他のギアと共用でき、しかもこのアナログ感満載なタフネスギアの表情がかっこいい! 防塵・防水性にも優れているので多少の土埃や雨にも負けず、まさにアウトドアのお供にぴったり。
アイテム9
充電式ラジオ付きテレビ
キャンプ場でラジオ、音楽、テレビまで楽しめるスペシャルなアウトドアギア。40代オーバーの方ならご存じ、あの「ラテカセ」を彷彿とさせる三位一体モデルです。A4のノートPC程度の10V型大画面で左右80度の広範囲視聴可能な液晶画面ですから、キャンプ場でみんなで楽しむことができます。
アイテム10
充電式コーヒーメーカー
キャンプの朝、焚き火で沸かしたお湯でインスタントコーヒーを飲むのもおいしいですが、『マキタ』の充電式コーヒーメーカーなら、ドリップ式の本格コーヒーが手軽に楽しめます。専用のカフェポッド(コーヒー豆のパック)もありますが、レギュラーコーヒーもOKで、しかもペーパーフィルターは不要。キャンプ場でいつでも淹れたてのコーヒーが味わえます。
ビジネススタイルからアウトドアまで幅広く執筆
池田 やすゆき
「FINEBOYS」編集部を30歳で独立。以後フリーのファッションエディター&ライターとして「MEN’S EX」「LEON」「GQ」「AERA STYLE MAGAZINE」など各メンズ誌・WEB版のほか、企業広告、オウンドメディアにて執筆。BBQインストラクター、第二種電気工事士など資格多数。目下の目標は危険物取扱者乙種4級取得。
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