ビジネスに合わせたいスニーカー10選。スーツに似合うブランドを厳選
スーツやジャケパンにスニーカーを合わせるのもアリな時代。まだ実践できていない人のために、参考になるコーデサンプルとおすすめアイテムをまとめて紹介していきます。ビジネスシーンでもスニーカースタイルが浸透中
ここ数年、どんどん自由度が増しているビジネススタイル。それに拍車をかけるべく、なんとスポーツ庁が2018年よりスニーカー通勤を推奨。さすがにスニーカーは抵抗があるだろうと思いきや、ビジネススタイルが都会的で洗練された印象に仕上がると意外と支持されているんです。ただ、選び方を間違えるとマイナス方向に機能することも。さらにNGな職種や会社もあるので、スニーカーがOKか否かを確認することも忘れずに。
スーツ&ジャケパン、ビジネススタイルにも合うスニーカー選びのポイントは?
スニーカーといってもデザインや素材はさまざま。ここではビジネススタイルにふさわしいスニーカー選びのポイントをご紹介。購入時の参考にしてみてください。
ポイント1
シンプルなローテクがベスト
ダッドスニーカーなどのボリュームあるハイテク系は、たとえトレンドでもビジネスシーンにはふさわしくありません。着こなしの自由度が高まったとはいえ、あくまでも仕事なので選ぶべきはシンプルなローテクスニーカーです。そうすれば上品さを崩すことなくコーデに馴染み、それでいて洗練された雰囲気をプラスできますよ。
ポイント2
エレガントな足元を演出するレザー製
キャンバスやナイロンなど、スニーカーの素材もいろいろありますが、ビジネスシーンにはレザー製であることが鉄則。それならレザーシューズ感覚で取り入れることができ、着こなしの上品さを損なうこともありません。レザーなら表革でもスエードでも構いませんが、より汎用性の高い表革がおすすめです。
ポイント3
ビジネススタイルにはベーシックカラーが好マッチ
ビジネススタイルに合わせるスニーカーにインパクトは一切不要。なので、ブラックやホワイト、ネイビーといったレザーシューズ同様のベーシックカラーがベストな選択といえます。また、多色使いも好ましくないので、ソールを含めて2色に抑えるのが正解。そうすればより取り入れやすくなりますよ。
こんなスタイルが◎。スーツ&ジャケパンとスニーカーの合わせ方
ビジネススタイルにスニーカーを合わせるのが浸透しているとはいえ、いまいちピンとこないという人も多いのでは? ここではスニーカーの取り入れ方を着こなしとともにご紹介します。
着こなし1
コットンスーツ×スニーカーは初心者にも挑戦しやすい
コットン製のセットアップに、ローテクスニーカーをスタイリング。トレンドのアンクル丈とも相性が良く、軽快かつスタイリッシュな雰囲気を演出しています。スニーカーと色リンクさせたビジネスリュックという選択も◎。
着こなし2
スニーカーでジャケパンスタイルの鮮度をアップ
ロングノーズの上品顔スニーカーが映える、ベーシックなジャケパンコーデ。シューレースやソールもブラックで統一しているため、スニーカーが浮くことなく着こなしにも馴染んでいます。Vゾーンはシンプルに仕上げているのも成功の秘訣。
着こなし3
シンプルさが決め手の洗練されたビジネススタイル
グレーやブラックなどの無彩色でまとめたクリーンなビジネススタイルを、『アディダス』のスニーカーで絶妙にドレスダウン。あえてタックアウトしたバンドカラーシャツも、洒脱な雰囲気を高めるのに一役買っています。
選びたいのはこんな1足。おすすめブランドをピックアップ
膨大なラインアップの中から、ビジネススタイルにふさわしいスニーカーを厳選。どれも取り入れやすく、かつ洗練された足元を演出できるのでおすすめですよ!
ブランド1
『アディダス』
『アディダス』の名作スニーカー「スタンスミス」は、ビジネススニーカーの代表格といっても過言ではありません。その理由は、スニーカーらしからぬシンプルで上品な外観。無駄をそぎ落としたミニマムなレザー製アッパーは、あらゆるビジネススタイルにマッチします。
ブランド2
『オニツカタイガー』
こちらは1973年発売されたテニスシューズのアップデートモデル「ローンシップ」のアップデート版。シンプルなアッパーとクリーンなソールの組み合わせにより、スポーティなスニーカーとは一線を画す洗練された足元を構築します。ゴールドのブランドロゴがリッチなアクセントに。
ブランド3
『スラックフットウェア』
東京発の『スラックフットウェア』は「革靴の見た目とスニーカーの履き心地」を求める大人にうってつけのブランド。紹介する「ローディー」は、かかとを踏んでも履けるハイブリットローファースニーカーとして人気のモデルです。スムースレザーによる革の存在感や品格と、履き心地へのこだわりによる足通しの良さゆえ、ヘビロテ必至の1足となるでしょう。
ブランド4
『エディフィス』
スニーカーに使われているアッパーはPVCと革を張り合わせたエコレザー。撥水加工も施してあるので、急な天候変化にも対応しています。プレーントゥをベースにしたシンプルなデザインながら上品な印象を醸し出している1足。
ブランド5
『ニューバランス』
人気モデル「990」の最新版としてすでに人気を博しているこちらも、ジャケパンやスーツとの相性は抜群です。同ブランドらしい落ち着いたデザインと格別の履き心地の良さは、カジュアルなファッションだけに合わせるのは損ですよ。ぜひビズコーデでも積極的に活用しましょう。
ブランド6
『コンバース』
ブランドの代名詞である「オールスター」も、レザー製ならビジネススタイルに好マッチ。しかもこちらは今まで以上にソフトなレザーにアップデートされているため、履きはじめから快適。アッパーからソールまでオールブラックで統一しているのもクールです。
ブランド7
『ジャーマントレーナー』
ドイツ軍で正式に採用されていたトレーニングシューズの復刻版である「1183」。ミリタリースニーカーとは思えないシンプルさなので、ビジネスシーンにも難なく対応します。また、目利きにも愛されているモデルなので、周りと差をつけたいという人にもおすすめ。
ブランド8
『エーエムビー』
ミニマムなデザインを得意とする『エーエムビー』からは、「9838」をピックアップ。”ARCHY”と呼ばれる上品で光沢控えめのレザーは、悪目立ちすることなくビジネススタイルにもすんなり馴染みます。かかとに施されたレザーループが、さりげないデザインポイントに。
ブランド9
『カンペール』
高級感溢れる牛革100%のアッパーにパンチングロゴをあしらったミニマルな1足。ソールには軽量かつ柔軟性に優れたEVA素材を採用しているため、履き心地も申し分ありません。厚みのあるカップソールが足元に程良いボリューム感をもたらしてくれる点もポイントです。
ブランド10
『コモンプロジェクト』
世界中のファッショニスタを虜にしている『コモンプロジェクト』。最大の魅力は、この上なくシンプルなデザインをラグジュアリーな素材に落とし込んでいるところ。生産はイタリアのファクトリーにて、職人のハンドメイドで手がけられているのもポイントです。
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バッグ・革小物をメインに執筆記事は200本以上
近間 恭子
ライターのアシスタントを経て、2003年に独立。「MEN’S CLUB」や「Mono Master」などの男性誌をはじめ、女性誌やWEB、カタログで活動している。ビジネスからカジュアルまでのメンズファッション全般を得意としているが、最近は趣味がこうじて旅企画も担当。
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