人気モデルをセレクト。ケルティのおすすめリュック10選
リュックを代表するブランドのひとつである『ケルティ』。カラバリの多さや別注品などで支持を得ている同ブランドのリュックの魅力や、人気モデルを紹介します。誰もが愛用するバックパック。そのすべては『ケルティ』からはじまった
『ケルティ』は1952年に創業したアメリカのブランド。建築家であり、アウトドアマンでもあったディック・ケルティ氏によって設立されました。今では知名度が高い『ケルティ』ですが、同ブランドが人気である理由は、その歴史に深い関わりがあります。というのも、ショルダーストラップ+ウエストベルトという今では基本の組み合わせを考案し、バックパックの原型を作ったのは、ほかでもないこちらの『ケルティ』なのです。ちなみに、バックパックはリュックとも呼ばれています。こちらの方が我々にとっては馴染みがあると思うので、以降その呼び名で統一していきます。
『ケルティ』のリュックならではの魅力とは?
『ケルティ』の魅力は歴史だけではありません。今『ケルティ』が選ばれている魅力をいくつか紹介しています。
魅力1
レトロなデザインが落ち着きを感じさせ、大人な着こなしにハマる
『ケルティ』のモデルは、レトロなムードのデザインばかり。落ち着きを感じさせる面持ちで、大人なコーディネートにも難なく馴染みます。アウトドア調のスポーツMIXもさり気なくできるので、トレンドも押さえられます。
魅力2
内側のポケットが充実しているので、デイリーユースに最適
レトロな面持ちのリュックは内装がシンプルだったりするのですが、『ケルティ』はオーガナイザーポケットを備えているので荷物の小分けが容易です。モデルによってはほかのポケットも充実。外観の印象よりも容量が感じられ、デイリーユースや街用として重宝します。
魅力3
カラーバリエーションが多彩で、好きなカラーで個性が演出できる
『ケルティ』はバリエーションも豊富。人気モデルがいくつもあるのにくわえ、それぞれのカラバリなども多彩です。基本的にデザインはシンプルなので、多少は個性のある色を選んでも、カジュアルに見え過ぎることもなさそうです。好みのカラーを見つけましょう!
大人が欲しくなる『ケルティ』の人気リュックを厳選
タウンユースにもデイリーユースにも使いやすい『ケルティ』のラインアップから、大人が今季セレクトすべきモデルを厳選。どれを選んでも、ヘビーローテーション可能です!
アイテム1
ナイロンリュック/デイパック
1970年代のモデルを完全復刻したモデル。レトロ感のあるニュアンスが大人からも支持を集めています。サブ収納として使用できるファスナー式の仕切りが特徴的で、バック&底のピッケルホルダー (ブタ鼻) とともにデザイン上のアクセントにもなっています。
アイテム2
ミニ モッキングバード
大きなトップポケットが機能的で使いやすいモデル、モッキングバードのミニバージョン。デイリーユースで使用するのに手頃な23Lサイズです。多数のピッケルホルダーがアウトドアテイストを演出。内ポケットも豊富で収納力にたけています。
アイテム3
ナイロンリュック/デイパックHD
定番中の定番といえるモデルがこの、デイパック。ベースボールグローブレザー製のピッケルホルダー (ブタ鼻) を背部と底部に配置しつつ、当時のロゴを採用して1970年代のモデルを再現しています。底部分をスエードで補強した切り替えデザインが最大の特徴。
アイテム4
ナイロンリュック/ボルダーデイパック
ヴィンテージ調の外観が特徴。その名のとおり、アウトドア文化の根付く街・ボルダーをイメージして生まれたモデルで、サイドには独自のワッペンも付属しています。18Lという小ぶりなサイズがデイリーユースにぴったり。内装に多機能なポケットを備え、小物の整理も簡単です。
アイテム5
プレミアム キャプテン
ヴィンテージラインで人気を集めたモデル、キャプテンがプレミアムラインで登場。ワッペンも落ち着き払っています。比較的コンパクトな19L型ですが、タウンユースには最適。外側も内側もポケットが充実し、大きく開く開口部も実用的です。
アイテム6
ナイロンリュック/ヘリテイジデイパック
『ケルティ』の原点であるフレームパックがデザインモチーフ。特徴的な大きなフラップはそれ自体にもポケットを備え、デザインとしても収納としても優秀です。整理整頓に便利な長方形のシルエットで、ラップトップなどの角ばった荷物にも対応可能。
アイテム7
アーバン スクエア デイパック
『ケルティ』の中でもとくにタウンユースに特化しているのがこちらのアーバンライン。アウトドア感を抑えたオールブラックのデザインが特徴で、タグや細かなパーツに至るまですべて黒で仕上げられています。シックな長方形のデイパックは、ビジネスシーンにもおすすめ。
アイテム8
ナイロンリュック/ロックサイクルハイカー
「岩」をモチーフにした新シリーズ、ロックラインが登場。テクニカルかつ上質なイメージで作られており、旧ロゴとシックな色使いが特徴です。サイクルハイカーはメインファスナーが正面に付いたユニークなルックス。ころんとした愛らしいフォルムも魅力です。
アイテム9
ナイロンリュック/ロックピークパック
山をイメージしたというシルエットが印象的なリュック。どこか近未来を感じさせる立体的なボディはなんと30Lの大容量。タウンユース以外にもアウトドアや小旅行など、幅広いシーンで活躍してくれるでしょう。表に付けられた大きな3つのスリーブポケットが収納をサポート。
アイテム10
ナイロンリュック/ロックラウンドヘッドパック
『ケルティ』では珍しい、丸いフォルムに大きな開口部を備えたモデル。収納に便利な3室の外部ポケットを1本のファスナーでまとめるなど、ロックラインらしいテクニカルな工夫が光ります。大きすぎず小さすぎない21Lのサイズ感もGOOD。
60以上のメディアで執筆。「着こなし工学」提唱者
平 格彦
出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。